最近話題になっていた、常温超伝導体LK-99について、メリーランド大学が超伝導性を否定する実験結果を発表したようだ。とは言え、常温超伝導体が実在しないことが示された訳ではないので、いずれ見つかって欲しいものだ。
世の中色々と便利になりそうだというのもあるけれど、発現機構はBCS理論の範疇を超えているのかとか、単純に面白そうだ。もっとも、BCS理論は講義で習っただけで深い造詣はないし、1986年の高温超伝導の発現機構はBCS理論とは違うという議論があったが、結局どうなったのか分かっていないんだけど。