六本木のちRRR

新国立美術館に「テート美術館展」を観に行った。光をテーマにしている作品を集めた展覧会である。

一番印象に残った作品は、ジョセフ・ライトの「トスカーナの海岸の灯台と月光」である。初めて観たし、作者も知らないけれど(Wikipedia日本語版には載っているので、自分が浅学なのだろう)、とても良い感じで、もっとじっくり観てくれば良かったと少し後悔している。

ターナーの「湖に沈む夕日」は、「新美の巨人たち」などで予習して、実物を直近で見れば自ずとそう見えるのかなと考えていたが、実物でもそう思って観ないと分からなかった(苦笑)

明日が最終日だけど平日なので、実質的には今日が最も混むのかもしれない。開館直前に会場に着いたので、さほど並ばなかったけど、自分が帰る頃には結構な行列ができていた。

途中でマクドナルドで月見バーガーセットを購入して帰宅して、それを食べながら、録画してあったインド映画「RRR」の鑑賞を開始した。月見シェイクはシャインマスカットのシャーベットっぽいものを期待していたのだが、マクドナルドの商品紹介にも「長野県産シャインマスカットの果汁を使用した」としか書かれていないし、過度な期待だったようだ。

さて、「RRR」であるが、イギリスの植民地時代のインドを舞台にした、荒唐無稽な勧善懲悪モノ、と言えば良いだろうか。凄惨なシーンや面白おかしいシーンを交えつつ、ハラハラドキドキの展開だけど、水戸黄門や暴れん坊将軍のような「そんな都合良くコトが進む?」と突っ込たくなる展開だった。それでも観終えた後は満足感があったので、それで良いのだけれど。

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