月: 2024年6月

  • 飲んだ翌日

    昨晩は、いつもの酒と魚が美味しいお店で飲み会だった。自分以外の面子は、ずっと同じ会社にいるので、会社の話になるとよく分からない話題が多いが、そこは致し方ないだろう。美味しい酒と料理を堪能できて満足である。

    飲み会の翌日は、軽い倦怠感があることが多いのだが、そういったものは一切なかった。それでもグータラと過ごしたのは反省している。

    今年も半分終わったが、やろうと思っていたけどできていないことが色々ある。たまにこのような飲み会があるのは構わないんだけど、もっと時間の使い方を考えねばなるまい。

  • 「数学者の思案」(河東泰之、岩波書店)

    X(旧Twitter)でこの本の存在を知り読んでみたが、面白くて短時間で読み終えた。数学者の生態や、数学と物理学の関わりに関するところが興味深かったが、一番印象に残ったのは、研究者の任期制や、数学研究への公的支援についての考え方だろうか。

    企業の管理部門で仕事をしていると、価値判断の基準が「儲かる/儲からない」にならざるを得ず、それも短期間での判断が多い。体力的に余裕があるわけではない中小・中堅企業としては、儲からないと先がないので致し方ないのだけれど、この本で書かれているような、長期的な考えができる世界が存在し続けて欲しいものだと思った次第である。

    誰だったか忘れたけど、大学等の研究者を任期制にするのであれば、それを決定する役人も任期制にしろよ、ということを言っていた人がいたと思う(追記:この本で書かれていた…)。まぁ、そうも言いたくなるよなぁ。

  • トポロジカル縮退

    複写依頼していた論文は届いたのだが、予想通り、すぐに読み進めるには難しい。その一方で、あれこれ調べていたら、これが本質なんだろうなと思えることがあった。

    トーラス(ドーナツ)の表面上の一点から、同一経線上を一周して元の位置に戻ってくるのと、同一緯線上を一周して戻ってくる経路は、一方から他方への連続的な変形できないけど、球面上の一点についてはそれができる、ということが本質なのだと思っている。その理解が正しいかどうかは、数学と物理、両方の準備を済ませてからの話だけれど。

    調べている途中で見つけた、Wikipediaの「種数」に書いてある「位相幾何学者とはドーナッツとマグカップを区別できない者である」というジョークが面白かった。

  • そうだ、京都行こう

    試験が終わった頃に思い立ち、ホテルと新幹線を予約して、一泊で京都に行ってきた。京都と宇治、洛中と洛外、色々とあるようだが、部外者の自分にはよく分からないということで。

    狙ったわけではないのだが、新横浜駅で購入した静岡茶をちびちび飲んでいたら、宇治川を眺めながら飲み切ることに。まぁ、一人でクスッとしているだけである。

    それ以降の流れは、源氏物語ミュージアム→平等院→伏見稲荷大社→ホテル(御宿 野乃 京都七条)。

    料金に反映されているんだろうけど、ホテルの朝食はなかなか豪華なビュッフェ形式で大満足。それゆえ、晴明神社に行った後の、11時頃に行った西陣ゑびやのそば定食をちょっと微妙に感じてしまった。どんなに美味しいお店でも、それなりにお腹を空かせて行かなければ、という当たり前の話で、混まないタイミングに拘ったのが仇となった。

    その後は南禅寺→祇園(巽橋付近だけ)。

    できればあちこち歩きたいけど、体力的に結構きつかったので、次は涼しいor寒い時期に来たい。梅の時期に、遅めの昼食になるよう西陣ゑびやに寄って、北野天満宮に歩いて行く、あるいはその逆が良いかな。

  • どうでも良い確認

    月曜日が正式な一次試験の合格発表だったことを忘れていた。自己採点で見るまでもないことは分かっているのだが、この時の人はどうだったか、確かめたかったのである。

    そしてそれは、衝撃的な結果だった。蛍光ペンでマーキングすることに一生懸命になって、それで満足してしまうタイプの人だったのかも知れない。自分よりも良い点数だった可能性もあるし、断言はできないけど。

  • まだ何もしていないけど

    ある学術論文に倣って数値計算をやってみたいと思っている。最も重要な論文は、学生の頃にコピーしたり国会図書館で複写依頼して手元にあるのだが、そこから派生して読んでみたいと思った論文が出てきたので、その入手を試みている。Open AccessになっていてPDFを入手できる論文もあるのだが、そうでないものもあり、国会図書館に複写依頼を出した。

    しかし、学会でPDFを購入しようとすると、5000円以上するのには驚いた。永久保存したいわけではないので、これなら国会図書館で複写依頼した方がはるかに安上がりである。

    依頼した文献が送られてくるのを待つだけなんだけど、なかなかのワクワク感である。届いてからも楽しみたいけど、そこは自分の努力次第である。

  • 詳細に見直す

    受験機関から解説が出た。公式な解答は五者択一の正解枝の発表だけなので、それだけ見ても自分がどんな間違いをしたのか詳細が分からないのだが、受験機関の解説を読めば、それが分かる。

    主要科目だけ確認してみたが、落ち着いて考えればもう少し点が取れたと思う反面、本番で発揮できたものが実力なのだから、それを受け入れるべきであるとも思う。まぁ、条文の読み込みがしっかりすれば改善するだろう。

    足切りラインを下回ってしまったマイナー科目については、直前の詰め込みではなくコツコツやるしかあるまい。

  • ゆっくりと再スタート

    (来年の)2次試験の勉強に着手した。1次試験を終えたばかりということもあり、問題文を読めば何が論点かはピンと来るが、合格点に達するためにはそれなりに厚みのある答案にする必要がある。そこは1次試験対策しかしていなかった人間の限界なので、地道に力をつけていくしかない。

    ダッシュするとアキレス腱が切れそうなので、じんわり緩やかに。

  • 日暮里〜白山

    東京十社を含んでいて、適度に歩けそうだと思ったのがこのルート。白山神社の紫陽花が綺麗だった。長谷寺や明月院とは敷地の面積が違うけれど、都会の中で紫陽花を愛でる場所として素敵なのではないだろうか。