SOMPO美術館で「カナレットとヴェネツィアの輝き」を観た。この手の作品(ヴェドゥータ)はどこかで見たことがあると思うが、意識して観るのは初めてのような気がする。見慣れたものとは異なる作風に感じられて新鮮だった。自分の頭の中で国や時代による作風の違いが整理できると、もっと楽しめるのだろうと思うが、そこはまだまだである。
新宿駅地下で食事をしてから、丸の内線で銀座まで移動して、そこから出光美術館へ。
「トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵 名宝の競演」を観た。やはり黄金や宝石で彩られた宝物に目を奪われたが、七宝製のカップが一番印象的だった。ピンクが鮮やかというか、なんというか。
帝劇ビルの建て替えがどうなるのか分からないけど、もうこれと同じ風景は見ることができないのだろう。
時間的余裕もなくなって来るし、観たいものは全て観たような気がするし、年内に美術館に行くのはこれが最後になるかも知れない。