月: 2025年6月

  • ルノワール×セザンヌ

    今年も半分を過ぎようとしているのに、2部購入した東京駅周辺美術館の共通券を一度も使っていない。この状況はいかがなものかと思い、心惹かれる展覧会があればと思い調べた中で、真っ先に気になったのがこれである。

    三菱一号館美術館に入るのは、メンテナンス工事が終わってから初めてである。印象派の展覧会は人気だとは思っていたが、ちょっと油断していたというか、軽いノリで足を運んだら、10時台で「待ち時間40分」という表示に驚いた。もっとも、実際にはそこまで待たなかったけど。

    個人的にはルノワールの筆のタッチが好みである。ルノワールといえば「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」なのかは知らないけど、モネもそうだが柔らかいタッチが良いな、と。

    大半の作品が撮影可能だったが、写真を撮ろうという気にはならなかった。結構混んでいたことも大きいし、全般的に良かったけど、「これだ!」という特定の作品がなかったからかもしれない。

    帰り際に入場待ち状況を確認したら、行列はできていなかった。まぁ、そんなものかもしれないなぁ。

  • 舟を編む(2)

    第2話である。今回も、過去の自分の経験を思い出したりしつつ楽しめた。どういう経験かは書かないけど。

    ドラマ版は、映画版から10数年後の話だそうだが、国語学者が「松本朋佑」ということは、部分的には映画版と同じ設定で、松本先生は辞書の完成前に・・・という流れなのだろうか。調べればBS版のストーリーは分かるけど、それは野暮な気がするので止めておく。

    ふと、小学生の頃、辞書で下品な言葉を探して赤ペンでマーキングしていたことを懐かしく思い出した。当時は「あるある」だったような気がするが、今の小学生はどうなんだろう。紙の辞書は使わないのかな。

    自分自身、今は意味の分からない言葉があったときはウェブ検索で済んでしまうので、たまにスマホの大辞林を使う程度である。ただ、これだと適当にページをめくって面白そうな言葉を探すような使い方はできないからなぁ・・・その一方で、しっかりした辞書を買っても置き場に困る状態なので、当分は現状のままにするつもりである。

  • GQuuuuuuX最終回

    初代ガンダムのオマージュを中心に色々と楽しめた。古谷徹、池田秀一、潘恵子が出演したし、シャアとララァがハッピーエンドだし、シャリア・ブルも生き残ったし、いいんじゃない?という感じ。

    色々と違和感を感じる設定もあるけれど、向こう側から来たRX-78-2ガンダムの巨大化とジークアクスのエヴァ化は「まぁ仕方ないか」レベルで、他は余裕で許容範囲である。⁠ただ、見返したら違和感が増幅される傾向なので、繰り返しては見ないことにした。

  • アオアシ

    何かのニュース記事で、もうすぐ連載が終わること、サッカー漫画の金字塔であることが書かれていたので、刊行済みの39巻までをKindleで購入して読んだ後、最終話の一話前までを漫画アプリの無料キャンペーンで読んで、最終話が掲載されているビッグコミックスピリッツを買って完読した。

    自分はサッカー経験者ではあるけれど、サッカー漫画はあまり読んだことがない。「キャプテン翼」も全部は読んでおらず、「シュート!」はごく一部だし、完読したサッカー漫画はこれが初めてということになる。単にプレーをする/観るのが好きなのと、今回のように、読みたいと思うタイミングで一気読みできるかどうかの問題のように思う。あと、必殺技が出てくるスポーツ漫画はちょっと苦手である。

    終わるタイミングとしては、これくらいで良いと思う。所謂「強さのインフレーション」とか、ユースとプロのプレーの速さや強さの違いをどう表現するか、登場人物の書き分けといった問題が出てきそうに思えるのである。「○年後、プロになった主人公たち」みたいな形で終わるのもありだとは思うけど、この後どうなるかは、(この作品に関しては)読者が自由に想像できる方が好みである。

    40巻もKindleでも読みたいので、発売日(8/29頃らしい)を待とう。

  • 舟を編む

    NHKドラマ10版の第1話を見た。NHK BSで放送された際には時間に余裕がなかったのと、松田龍平と宮﨑あおいが出演した映画は見たからいいかと思って見なかったのだが、映画とは設定が違っているようだし時間に余裕ができたので、見ることにした。BS版を再編集して時間短縮しているそうなので、BS版を見ておけば良かったという気持ちもあるが、致し方あるまい。

    映画版だと「右」の定義は「北を向いた時の東の方向」だったが、そこは似たような表現だけど更なるアレンジが加わっていて、これはこれで良いと思った。⁠あと、最初は「なんて」という言葉が多く出てくることに心がザラっとしてのだが、それは伏線であって後でキッチリ回収されたので、最終的にはスッキリできた…というか、それが製作者側の狙いなのだろう。

    最近、自分の日本語が気になることが増えたので、そういう意味でも丁度良い機会かもしれない。次回も見よう。

  • ラムセス大王展

    前々から気になっていたので、平日に休暇を取って行ってきた。3800円は高いような気がするけど、混んでおらず、じっくり観ることができて満足である。上野の国立博物館辺りで開催したらチケットは安くなるかもしれないけど、平日でも混雑してそうな気がする。

    勝手な思い込みかもしれないが、エジプト展的なイベントはレプリカや映像展示が多い印象がある一方、今回は実物が多かったことが満足度が高い理由の一つである。あと、写真や動画の撮影に制限がなかったことも好印象である(動画は撮らなかったけど)。

    行きは初めてBRTに乗ったのだが、ゆりかもめよりも圧倒的に早い。帰りは目の前に駅があったしバス停探しで迷うのを避けたいのでゆりかもめにしたが、その選択を後悔するくらいに時間の差があった。ウェブで調べたら、BRTは9分、ゆりかもめだと27分、3倍である。

  • 繋がらない

    CATV経由のインターネット接続にトラブルが発生した。最初の数日は体感できる程度の速度低下だったが、その後は不定期かつごく短時間しか接続できなくなり、最終的には(少なくとも自分の在宅中には)全く接続できない状態になった。ニュース動画を見ることができなかったりと、色々と不自由であった。

    CATV業者に訪問検査をしてもらい、モデムを交換して貰ったらすぐに復旧した。自分の見立てとは異なり(外部の問題だと思っていた)、随分と古い機器なので寿命が来たようだ。

    復旧までの間はiPhoneのテザリングで対応していたが、auの接続速度が非常に遅い。時間帯によって差があるが、酷い時にはアンテナは4本立っているのに通話にしか使えないような状態である。帰宅後即Wi-Fi接続だったので、こういう事態になるまで気づかなかった。職場近くでは何の不具合もないので、自宅周辺の問題だろう。

    随分とネットに依存した生活を送っていたことも実感した。もっとも、ニュース動画やGhatGPTのようにネットに繋がっていないとダメなものが沢山あるので、致し方ない部分もあるけれど。

  • 世にも奇妙な物語 35周年SP

    気になって録画しておいたものを観た。傑作選だけあってどれも良かったけど、斉藤由貴が主演の作品のインパクトが強かった。実際にそんなことあるわけないと思いつつ、正直怖かった。ビビリなので。

  • 使い初め

    夏に向けて5月下旬にエアコンを買い替えたのに、初めて使うのが暖房なのだから、ビックリである。

    エアコン自体の評価については、それまで使っていた機種は、風切り音が結構うるさく、温度も1℃刻みでしか設定できないのが不満だったのだが、それが解決して満足である。もっとも、その前に使っていたエアコンが故障したのが真夏で、その機種しか在庫がなかったので致し方ないんだけど。