久方ぶりの恵比寿

山種美術館で「江戸の人気絵師 夢の共演」を観てきた。2月に「HAPPYな日本美術」を観て以来だが、今年も一次試験で落ちるんだったら「桜 さくら SAKURA 2025」を観ておけば良かったと思っても、後の祭りである。また、今回の展覧会は大河ドラマの影響もあるようである。

自分は風景画が好きなので、東海道五拾三次などは喜んで観るが、美人画や役者絵はそこまでではない。とはいえ、髪の生え際とか、そこで使われている手法は興味深く観てきた。

鈴木其一の四季花鳥図が唯一撮影可能だったので、折角なので撮ってきた。琳派って、時間や場所が離れた人々が私淑で受け継いできたというのが、ベタな表現だけど、格好良いと思う。

太田記念美術館とのコラボ企画も素敵だった。狭い展示室で数は限られていたけど、初見で印象深い作品が2点あって、一つは小林清親「両国花火之図」、もう一つは歌川国芳「ほふづきづくし 八そふとび」である。

まだまだ知らない作者・作品があるなと思ったし、また太田記念美術館に行ってみたいと思った。今は富嶽三十六景の展覧会をやっているようだが、開催期間中には時間が取れるかちょっと微妙。30日に行けるかもしれないが、最終日前日なので混んでそうだな・・・