生理学・医学賞は、受賞すべき人が受賞したという感じ。元々は別目的(確かガン治療)で研究していたと、何かの記事で読んだ記憶があるが、凄いものだ。何か関係する本を読んでみたいと思ったが、以前CRISPR-Cas9について知りたいと思い本を買ったものの、今でも積読状態であることを思い出して、それは取りやめることにした。
物理学賞は、学生の頃に同じ学科内でフェムト秒レーザをやっている研究室があったし、仕事関係でもその話は聞いたことがあるので、漠然と「その上か」という感じ。X(旧Twitter)で「電子の超高速運動を観測する・操作する」(日本物理学会誌 Vol. 71, No. 12, 2016)という記事が紹介されていたので読んでみたが、分からないことだらけである(苦笑)
化学賞は、量子ドットと言われると、自分が知っている物性物理の方(単電子トランジスタなど)に引っ張られてしまう。波長の変換に用いるという原理的なところも物理学っぽいけれど、がん細胞の可視化という当初の目的や、その構造が化学だったのだろうか。