今年も半分を過ぎようとしているのに、2部購入した東京駅周辺美術館の共通券を一度も使っていない。この状況はいかがなものかと思い、心惹かれる展覧会があればと思い調べた中で、真っ先に気になったのがこれである。
三菱一号館美術館に入るのは、メンテナンス工事が終わってから初めてである。印象派の展覧会は人気だとは思っていたが、ちょっと油断していたというか、軽いノリで足を運んだら、10時台で「待ち時間40分」という表示に驚いた。もっとも、実際にはそこまで待たなかったけど。
個人的にはルノワールの筆のタッチが好みである。ルノワールといえば「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」なのかは知らないけど、モネもそうだが柔らかいタッチが良いな、と。
大半の作品が撮影可能だったが、写真を撮ろうという気にはならなかった。結構混んでいたことも大きいし、全般的に良かったけど、「これだ!」という特定の作品がなかったからかもしれない。
帰り際に入場待ち状況を確認したら、行列はできていなかった。まぁ、そんなものかもしれないなぁ。