「他部門からの依頼が五月蝿いので、方便を使って放置していました」という部下。他部門が勝手な行動を取っていなかったから良かったものの、そうでなかったらどうするつもりだったのだろうか。
やっても自分の得にならないことを避けたいから、この部署でやるべきではないという現上司と、自分が結果に責任を問われないことを前提に、現実無視の理想論で、この部署の守備範囲を広げるべきだという前上司。前提が違うのだから、二人の議論が噛み合う訳がない。
どんな規定があるのか知りもせずに、他部署の人に規定とは真逆のことを話す部下。その場で正すと感情だけで反発する可能性大なので、他部署の人には私から正しい説明をしておく。
そんな状況でバランスを取るのが私の業務の一つだが、なかなかのものだ。