週記以上日記未満

勉強の記録、愚痴の書きなぐり

「本を読んだものの練習問題ができないという読者は何も学んでいないのだ」(J.J.Sakurai)
「数式を追う気力がなくなったら退役しろ」(鶴田匡夫)
「卑怯もへったくれもない、やられるお前が悪いのだ」(小学生の頃に読んだ漫画の敵役)


  • 王子〜上野

    以前から、東京十社の全てに行ってみたいと思っているのだが、記憶に残っている限り、神田神社、日枝神社と白山神社にしか行ったことがない。そこで、今日は王子神社と根津神社に行こうと思い、出かけることにした。

    まずはJRで王子駅まで行って、そこから徒歩数分の王子神社である。七五三で結構な人出だったので、サラッと眺める程度に。銀杏の見頃はまだ先で、今月中旬か下旬のようだ。

    王子神社を後にして根津神社に向かって歩いていたら、途中に旧古河庭園があって、以前見た「新・美の巨人たち」を思い出したのと、入り口の秋のバラフェスティバルが開催中である旨の立て札が気になったので、中に入ってみた。旧古河邸は外壁の修理工事中なのが残念だったが、それは致し方ない。

    もっとビッシリと薔薇が咲いているのかと勝手に思っていたが、それは「新・美の巨人たち」を見たイメージで先入観を持ちすぎたのかも知れない。印象に残った赤い薔薇の画像を一つ。

    ここで妙に疲れてきたので、根津神社は別の機会にしようと思いつつも、もうちょっと歩きたいとは思うので、西日暮里駅を目指して歩く。しかしながら、西日暮里駅に着いたらもう少し歩きたくなって上野まで歩くことにした。諏訪台通りという道を歩いたのだが、商店街というほどではないけどそれなりにお店があって、道幅の割には人が多く歩いていて、面白い眺めだった。

    結局、根津神社に行くのと変わらないくらい歩いたように思うのだが、まぁ、これはこれで。最後はJR上野駅構内の「そば処 蕎香」でお腹を満たしてから帰ってきた。

    近いうちに、できれば年内に根津神社も行ってみたい。駒込駅→六義園→根津神社、というコースを思いついたのだが、根津神社近くの弥生美術館が妙に気になった。しかも、隣は竹久夢二美術館で、同じ建物内だそうだ。どちらも行ったことはないので、心惹かれている。

  • 物欲の秋

    Realforce RC1を買った。MX miniに慣れたせいかキーストロークが深すぎるように感じたので、スペーサーも買って挿入したら丁度良くなったが、一部のキーで押下に対する反応が鈍くなった。スペーサーの浮きか変形かも知れないと思ったら、ソフトウェアでスペーサーの設定をする必要があったのね…荷重はTKL for Macと同じ30gのモデルを選んだので、心地良くタイピングができている。

    キータッチの感触はTKL for Macの方が好みだが、机上のスペースを考えて、当分はRC1を使い続けるつもりである。受験勉強をしなくなって、机上のスペースにこだわらなくなったらTKL for Macに戻すことを考えている。以前と違ってトラックボールであれば、Enterキーとの間に多少の距離があっても許容できそうだし、些細なことなんだけど、Bluetoothのタイムラグが気になる瞬間があるのと、変換/無変換キーがもう少し大きい方が楽ということもある。RC1やMX miniをどうするかは、その時の状況次第だろう。

    M4搭載のMac miniが発表されて買う気満々なんだけど、ESETのSequoia対応を待っている間に、詳しいレビュー記事が出ると嬉しいのだが。

    それ以外に、ちょっと関西方面に旅行したい気持ちもあるけれど、先日も教材に結構な出費をしたし、迷うところである。

  • もうすぐ冬

    ここ数日、朝起きて顔を洗う時の水が冷たく感じるようになった。しかし、残暑がきつかったせいか、例年このタイミングでそうなっていたのかよく分からない。

    秋なんてあっという間に過ぎ去って、冬が来るんだろうなぁ。また、指先のひび割れと肌の痒みが漏れなく付いてくるのか…

  • 再びモネ

    先日書いたように、モネ展に行ってきた。あまり寒くならないうちに行った方がいいかなと思い、このタイミングにした。じっくり観ることができて満足である。

  • お金を掛ける/賭ける

    来年の一次試験向けの過去問集が届いたので、少し緊張感が出てきた。その一方で、手元にある一次試験向けのテキストは10年近く前に受講した受験機関の講座に付いてきたもので、最近の法改正には対応しておらず、不便に感じることが増えた。

    テキストのみの販売はしていないのだが、新たに講座を申し込むとエライ金額になるので、流石にそれはあり得ない。そこで、フリマアプリで数年前のテキスト(未使用品)を購入することにした。

    決して安くはない値段だったので迷ったが、新たに講座を申し込む金額に比べれば一桁安いし、大きな法改正が終わった後の物なので、今でも十分役に立つ。来年何としても合格したいので、清水の舞台から飛び降りるつもりで決断したというと大袈裟かな。

  • 埴輪とモネ

    今週は、平日に休暇を取って上野に行ってきた。

    まずはトーハクで特別展「はにわ」を観た。思ったよりは人出が多く、特にグッズ販売のところは行列ができていた。とはいえ、個々の展示品をじっくりと眺めるくらいの余裕はあった。

    内容の方は、貧弱な語彙で恥ずかしいのだが、「面白かった」に尽きる。埴輪にどんな意味があるとかいうことは置いといて、ゆるキャラを見るような目線で楽しんだ。もう一回っても楽しめそうな気がするが、休日だとどれだけの人出なんだろう。

    モネ展は平日なのに結構な混雑で、作品前に貼り付いて観る人の外側から作品を観る感じ。途中から人に酔い始めたので、あっさり目に終了。平日でこれだと休日はどんなことになるんだろうと、恐怖を覚えた。金曜や土曜の夜は21時まで開館しているので、そこが狙い目かも知れない。年内にもう一度行ってみようかと思っている。

    内容自体は、過去に見たことがある作品も結構あったし、「安心/安定のモネ」といったところか。

  • 大人の事情

    久しぶりに伊東乾氏が書いたJBpressの記事を読んだ。今年のノーベル物理学賞は日本の甘利俊一・福島邦彦両氏が受賞者に入るべきで、これは歴史的な汚点だということと、これについて日本のメディアから異議も出なかったことも残念だとの指摘であった。日経の10月13日の記事にはお二人の貢献についての記事があったけど、そのような記事は少数派ということなのだろうか。

    この手の賞には政治的な要素が不可避なんだろうけど、正直なところ、この分野の事情は詳しくないので、何とも言いようがない。

    甘利氏の著書を読んでみたいと思ったが、「めくるめく数理の世界―情報幾何学・人工知能・神経回路網理論」は売れてるみたいだけどハードルが高そう。「情報理論」(ちくま学芸文庫)か「脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす」(講談社ブルーバックス)だろうか。

    もっとも、その前に、読みかけの「大規模言語モデルは新たな知能か」を読み終えるべきだけど。

  • 油断大敵

    自分が関係している案件で、当初想定していた懸念点があったのだが、時間の経過とともに違う論点に意識が行って失念していた。その結果、他部署の人が上記の懸念点を話題に出したときに、落ち着いて返せば良いのに慌ててしまい、何も考えていなかったと思われてしまった。今の勤め先は「責任は押しつけたもの勝ち」な社風なので、こういうところは気をつける必要があったのだが。

    前上司がいた時は、前上司が慌てるのを眺めることで冷静になれたのだが、今度は自分が慌ててしまっている。一呼吸置くことを意識せねば。

    恥ずかしくも悔しくもあるが、尾を引かないように週末を過ごしたいものである。

  • 三の丸〜日本橋

    三の丸尚蔵館で「花鳥風月―水の情景・月の風景」を観た。三の丸尚蔵館を誰でも入れる皇居内の施設だと勘違いして、入場券を持たずに当然のように入ろうとして係員に止められている人がいるがちらほらと。そうとは知らずに入ってみようかなと思う気持ちは何となく分かる。

    一番のお目当ては伊藤若冲の「動植綵絵 梅花皓月図」で、これはこれで素晴らしかったんだけど、一番印象に残ったのは、濤川惣助の「七宝墨画月夜深林図額」。「これ、本当に七宝なの?」という感じがして凄かった。

    恥ずかしながら、並河靖之の名前にはピンとくるのだが、濤川惣助は帰宅後にググってみて、赤坂迎賓館の七宝の人だと知った。「美の巨人たち」で下絵が渡辺省亭であることを含めて見た覚えはあるが…「東京の濤川、京都の並河」か。まだまだ知らないことだらけである。

    三の丸尚蔵館を出た後は、目の前にある売店で菊華饅頭を買った。普通に美味しい饅頭だったというと、偉そうな物言いだろうか…?

    その後、皇居内を少々散策してから、三井記念美術館まで歩く。

    「バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰」は予習不足であった。ミスラと弥勒の関係だとか、事前に美術館のプレスリリースなどを読んでおけば良かったと後悔しているが、開催期間中にもう一回行くかは微妙なところ。他の展覧会次第だろうか。

    色々な半跏像が面白い(失礼?)と思ったのだが、以前トーハクで見た仏像で、調布・立川・国立・国分寺辺りのお寺の半跏像があった気がして、どうにも気になったので調べてみた。調布の深大寺にある釈迦如来倚像で、2021年の「最澄と天台宗のすべて」で観たのだと思う。半跏像ではなかったが、微妙な「緩さ」が感じられてもう一回観たいかも思ったので、ここで書いておけば後から拾い出せるだろう。

  • 原宿

    太田記念美術館で「広重ブルー」を観てきた。

    10:00開館だと勘違いして、それに合わせるつもりで行ったら10:30開館だったので、少し待ったのだけど、前が詰まることがなくじっくり観ることができたので、結果オーライである。いい感じに作品を観ることができて満足だった。

    太田記念美術館に来るのは初めてだったが、立地面で色々と制約があるのかなと思った反面、また来たいと思った。

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