昨日の不快な出来事について、今後のこともあるので記憶を掘り起こしていたら、原因は100%相手方内部での意思の疎通の問題であることに気がついた。誰の責任だという話にはならなかったけど、最初は私の責任であるかのように言われて少し感情的になってしまった。
過去な経緯をちゃんと復習してから打ち合わせに臨んでいれば、その場で反論できたわけで、ある意味自分の落ち度でもある。「獅子搏兎」を忘れてはいかんねぇ。

勉強の記録、愚痴の書きなぐり
「本を読んだものの練習問題ができないという読者は何も学んでいないのだ」(J.J.Sakurai)
「数式を追う気力がなくなったら退役しろ」(鶴田匡夫)
「卑怯もへったくれもない、やられるお前が悪いのだ」(小学生の頃に読んだ漫画の敵役)
結果に責任を負う気ゼロのくせに物言いだけは高飛車な専門家や、何も分かっていないのに「自分が仕切ってる」感だけを出そうとする我利我利亡者にうんざりして帰宅したが、いい感じにテンションを上げてくれるものがあった。
録画しておいた「3か月でマスターするアインシュタイン」を観たのだが、内容は勿論、福田麻貴のまとめの言葉にインパクトがあって良かった。もはや理論はおろか技術的な仕事でもないんだけど、涙が出ちゃいそう(笑)
「わくわく」の語釈のところで不吉なナレーションが。やはり松本先生は・・・
後半の展開は、単なるご都合主義のようにも思える展開だったが、面白かったので結果オーライ。次回も楽しみである。
最初は測長用のヘテロダイン干渉計に興味を持ったのがきっかけだった。考えてみたら、光学部品の形状測定のようなホモダイン干渉計しか使ったことがなくて、ヘテロダイン干渉計の原理を真面目に考えたことがなかったな、と。
そうしたら、2波長レーザの実現手段に興味が湧いて、特に音響光学変調器(AOM)の原理を知りたくなった。密度波が回折格子として機能すること、密度分布が正弦波に近くなるので特定の回折次数の光だけを取り出しやすいこと、この性質が偏向素子に適していることは知っているけど、周波数(波長)シフトを与えるメカニズムは知らなかったので。
まずは日本光学会と電子情報通信学会の資料を見つけて、いずれの資料にもエネルギー保存則とドップラー効果の両方が書かれていたが、一番腹落ちできたのは、「熱中物理」という元予備校講師のサイトに書かれている説明だった。静的な位相型回折格子(定在波)への光の垂直入射から出発して、その後は段階的に話を進めて行き、最後はフォトンとフォノンのエネルギーと運動量の保存則からドップラー効果の式に辿り着けることを示して、同じものを違う観点から見たと言えることの説明になっていた。教育関係者や大学受験生の役に立てば嬉しいと書かれているが、元物理系で技術的な仕事から離れたオジサンの勉強にも役に立っている。
若干引っ掛かっている箇所があって、完全な腹落ちには更に勉強する必要があると思うが、この部分を深掘りしたいわけではないので、一旦置いておいて次に行こうと思う。
2波長レーザの実現手段としては、他にもゼーマン効果の利用があり、それがどんなものかは想像はできるのだが、詳細なところまでを分かっているわけではないので、また別の機会に考えてみたい。
その前に、ヘテロダイン干渉計である。ビート(うなり)の検出なんだろうなとは思うけど、ちゃんと自分の頭で考えて理解したい。
辞書に限らず、紙媒体の存在意義について考えさせられる回だった。キーワード検索ができる点で電子書籍に利点があり、紙媒体は持ち運びに不便なのは事実だけど、個人的には紙で読んだ方が頭に入ってくる。
なーんて思っていたら結構な積読状態になっていて、物の置き場に困っている。
「新・美の巨人たち」で鈴木英人を取り上げていた。
中学生の頃、「FM STATION」を買う理由の半分以上が表紙とカセットレーベル目当てだったし、英語の教科書「NEW HORIZON」の表紙も鈴木英人のイラストだった。彼の作品には基本的に人がいないという話だったが、当時は意識していなかったけど、それが自分の好みと合ったのかも知れない。
勢いで「鈴木英人 ALL TIMES作品集」のKindle版を買ってしまった。FM STATIONの頃の作品もあるけれど、活動時期毎に割り振っているので、それほど多くの作品が出ているわけではない。ちょっと残念ではあるけれど、見覚えのある作品があって嬉しかった。
第4話を観た後で感想を書くのを忘れていた。ぼんやりとは覚えているけど、(4)は欠番。
第5話。初めて「からかう」という言葉でうるっときた。原作なのかドラマオリジナルなのか知らないけど、これを使うために母親が山梨の人であるという設定にしたのだろうか。
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個別記事を開こうとするとエラーが出たので調べてみたら、PHPのバージョンを変えたことと関係していそうである。テーマに拘りはないので、Simplicity2からTwenty Twenty-Fiveに切り替えたら、エラーが出なくなった。
以前のようにロゴとかを表示するところまではできたが、もう少し変えたいような気もするので、追々考える予定。
今回は、東京駅周辺美術館共通券の消化という目的があったのだが、それゆえ過度な期待をせず、結果として楽しめた感じである。
アーティゾン美術館で「彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術」と「石橋財団コレクション選 コレクション・ハイライト」を観た。どちらかといえば後者を目当てに行ったのだが、前者も十分楽しめた。作品の説明を一切読まずに、観て感じたことをそのまま受け入れれば良いくらいに思って観たのが良かったのだと思う。今までは、何を描いたのかを知った上で観ていたのだが、それが現代美術をイマイチ好きになれない理由かも知れないと思っていたので、こんな考え方もアリだと思う。燃え上がる炎のようだと思えた絵が赤潮だと知ったときは、ちょっと肩透かしを喰らった気分になったけど。
その後は、日本橋のルノアールで一息ついて、丸善日本橋店で本を眺めて、八重洲地下街を歩いて東京ステーションギャラリーへ。
藤田嗣治は名前を知っている程度でしかなく、一度しっかり観ておこうと思っていたので良い機会だったし、見応えもあった。絵だけでなく写真も素敵だけど、人物画が多い画家なのかな。Wikipediaでも猫と女性が得意な画題と書いてあったし。
ここ数日、音のドップラー効果を勉強していた。物理現象のイメージ自体は持っているが、式の導出をすっかり忘れてしまったので、勉強し直しである。
ヨビノリの動画を見たり、ウェブでこの現象を説明している記事を読んだりして、絵を描いて考えれば自力で公式を導けるようにはなった。ただ、どこか「これでいいんだっけ…?」迷いながら考えているようなところがあり、完全な腹落ちにはもう一息という気がしている。
元々は光のドップラー効果の理解が目的なんだけど、それにはもう少し時間が掛かりそうだ。
作業慣れしている人にはどうってことのない作業であっても、自分のように初めて行う人間には、緊張し、悩み、悶絶する数日間だった。
この経験で心理的ハードルはグッと下がった一方で、こんなことを囲い込んで自分の存在感をアピールしていた人間がいたんだなぁとの気持ちも。
さらに言うと、そこからもう一歩踏み込んで、本当の意味でのノウハウにしたいという欲望もちょっとだけ。