「チコちゃんに叱られる!」を見ていたら、水滴の「ぽちゃん」という音が発生する仕組みの話をしていた。自分にとっては既知の情報なので、過去分の再放送なのかと思ったが、そうではないらしい。
「ぽちゃん」の話は、以前、科学技術系のニュースサイトで得た情報で、該当する論文を印刷した記憶もあるので、その論文を探してみたら、予想通り(書き込みがない未読の状態で)出てきた。今日新たに得た情報は、「ぽ」と「ちゃん」に分かれていることだろうか。これも論文を読めば書いてあるのかも知れないが。
昨年末は、氷上で物が滑る仕組みだったし、この番組は、(勿論、毎回ではないけど)その現象が起こることは当たり前でも、その仕組みを知らなかったり、仕組みが解明されたのが最近だという話を知ることができて、それだけでも楽しめる。
しかしながら、自分がその仕組みを理解するには至っていないのが残念なので、死ぬまでには理解しておきたいリストに追加しておこう。自分の記憶が確かならば、逆立ちコマの力学や、ゴムの低速破壊から高速破壊への変化(速度ジャンプ)の仕組みが、既にこのリストに含まれている。
あと、ペーパークリップが磁石に吸い寄せられる仕組みはまだ解明されていないはずで、これは多体問題の超難問だと思うけど、せめて「磁性」(芳田奎)を読破したいと思っている。この本を読破するのはハードルが高いということは、磁性・超伝導関係の研究者から聞いたことがあるので、「せめて」とは言っても簡単なことではないのは、重々承知しているけれど。