近現代史を読む

今までは、歴史関係の本は近世までしか読んだことがなかったが、現在の情勢は近現代史を読むことでより理解できると思い、「ビジネスパーソンのための近現代史の読み方」を購入した。この本を選んだ理由は、Brexitやトランプ政権の成立からアメリカ独立まで遡っていくスタイルが面白そうだからである。

購入してから半月程度掛かって読み終えたが、500ページ近くあるし、こんなものだろうけど、ページ数の割には読みやすかったと思う。

ただ、私の読み方の問題なのか、この本の性質なのか分からないが、一度読めば歴史の流れを把握できるというものでなかった。レーガン政権やサッチャー政権の成立から現在に至るまでの流れは整理できたと思うが、それは何度か該当する章を繰り返して読んだからであり、それ以外の話は、もっと読み込まないと点が線にならない感じである。

とはいえ、近現代史についての食わず嫌いを解消できたと思うので、時間が取れるときに読み直そうと思っている。他の本を一から読むよりは効率的だと思うし、他の本に手を出すのは、この本では物足りなくなってからで十分だ。

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