カテゴリー: 愚痴

  • 力なき正義は無能である

    上司のその場凌ぎの説明が酷すぎて、後で揉め事になる懸念があったので、待ったをかけようとしたのだが、そのまま上司が押し切ってしまった。そんな時に思い出したのがBlaise Pascalの言葉。あぁ、俺は無能なんだな、と。

    個人的には、上記の言葉と、J.J. Sakuraiの「本を読んだものの練習問題ができないという読者は何も学んでいないのだ」が結構強烈。

    そう言えば、ndiaryを使っていた頃は、J.J. Sakuraiの言葉の他に「数式を追う気力がなくなったら退役しろ」(鶴田匡夫)とか、「卑怯もへったくれもない、やられるお前が悪いのだ」(小学生の頃に読んだ漫画の敵役)というのをindex.htmlに書いていたなぁ。

    ということで、WordPressのことを調べて、Pascalの言葉を加えた4つを表示してみた。表示幅が狭くて改行されてしまうので、少なくとも自分のPC環境では改行なしで表示できるようにしたいのだが、これは後日ということで。

  • しれば迷い、しらねば迷わぬ

    仕事絡みの話なので、この後に続く言葉は豊玉宗匠のオリジナルとは異なるけれど、自分の未熟さを実感した時に思い浮かんだ。分かったつもりで分かってなかったなぁ、と。

    まずは初心に帰ることである。

  • 永遠のテーマ

    裁判では、当事者が属する業界の考え方とは違う考え方で判断されることが少なくない。この点、10年以上前に受講した研修での、元裁判官である講師の発言が印象に残っている。正確な文言は覚えていないが、「裁判所は法律に関する判断をするところで、どのような事案であっても、そこでの判断手法を決めるのは法律家である」という趣旨だった。

    そのときは「随分な上から目線だな」と思ったのだが、実務を経験していく中で、それがあるべき姿かどうかは別にして、「そういう世界もあるのだな」とか「実際に身を置いたことがない業界の出来事について判断しようとすると、そうならざるを得ないのだろう」と割り切るようになった。更に言うと、その判断手法を理解しないと、自分たちの存在意義を否定することになる。

    しかしながら、上記の経験がない人に、そういう世界があることを理解して貰うのは難しいことも理解している。かつての自分がそうだったのだから。

    今の仕事を続ける限り、付きまとう課題なんだろうと思っている。

  • 毒を食らわば皿まで

    文献を読んで、その内容をパワポ資料にまとめて、多忙なお偉いさんに説明するのがメインの業務になっており、今後もこの状況が続きそうである。それが必要なのも、それができるのが(この部署内では)自分だけなのも、そこで得られる知識を楽しめるのも分かるんだけど、それが自分の将来の役に立つのか怪しいのが悩ましいところである。

    内容だけなら学生の頃に研究室のゼミでやっていた、論文紹介のようなものではあるが、その先に自分の研究がある訳ではない。もっとも、ただブーたれても始まらないので、可能な限り楽しめることを追い求める方向で考えよう。

    気がつけば、資格試験の願書請求の受付が始まっていたので、早速請求の申し込みをした。こっちも頑張らないと。

  • 発作のようなもの

    試験勉強をしていると、その内容から連想される仕事での出来事について思い出すことがある。その中には非常に不愉快な出来事も少なからずあって、それが集中力を削ぐのが辛いところである。

    光学設計をしていた頃、自分の時間に光学の勉強をしていたときは、そこまで集中力を削がれなかったような気がする。これは気のせいなのか、好きでやっていることだったからなのか、どっちなんだろう。

  • 疲れた

    この土日は、かなりの時間をお偉いさん向けの資料作成に使った。社内政治的に急ぐ事情が発生したことが原因でもあるので、仕方ないという気持ちと、馬鹿馬鹿しいという気持ちが半分ずつといったところだろうか。

    ただ…一番得をするであろう人が、一番汗をかいていないというのが引っ掛かるんだよなぁ…

    今回のような集中力で試験勉強ができれば申し分ないとも思ったので、それは明日以降にしたいということで。

  • 使い走りのように

    結構なボリュームの調査結果をまとめて、週明けにお偉いさんに説明することになった。この週末も仕事をしないと終わらない。

    どの業務にどの程度の時間が必要か判断ができない人(私の上司)がスケジュールを決めるのはおかしいし、他部署からの依頼を、自ら他部署からの「指示」と表現するのもおかしな話だ。見事なヒラメ族っぷりである。

    まぁ、上司の上司からのウケを良くしておいた方が自分のためだとは思うので、一踏ん張りせねばなるまい。

  • 暗雲

    今週は試験勉強が停滞気味だった。安請け合いした業務が予想以上のボリュームで、残業が多かったことが理由なのだが、これからは、上司が安請け合いした業務がこちらに流れてきそうで怖い。

  • 理不尽

    ここ最近、上司の指示で、上司の上司から目をつけられている部下を庇うためのネタ作りが業務の一つになっていた。正直なところ、私がこの部下を積極的に庇いたいと思う理由はない。業界のルールを無視して仕事を進めようとして、私がそれを指摘すると、その指摘が間違っていると楯突く人間なのである。

    これで本来の自分の業務が進まないことに腹立たしさを感じていたのだが、その部下が、私がやりたいと思っていること(プログラミングによる作業の自動化)をやっているのを見て、思うところが二つあった。一つは「自分が置かれた状況も知らずに良い御身分だな」という腹立たしさ、もう一つは「彼にはこういうスキルがあるのか」という感心である。そこは「バカと鋏は使いよう」と考えるべきなのか。

    取り敢えず、理不尽な業務は終わらせたので、少しは自分がやりたいことをやるさ。

  • 買ってからが客

    試用した商用ツールは導入の許可が出なかったので、販売元の営業にその旨のメールを送ったのだが、1週間近く経っても返信がない。試用という名目でタダで使ったくらいに思われているのだろう。

    限られた試用期間で欲しい結果を得るところまで使い倒すのは無理なんだけど、先方からはそうは思えなかったのかな。