この時書いたことをふと思い出し、「俺はもう10年この部署にいるのに、堂々と振る舞えていないのでは?」と思ってしまった。
今すぐ自分の立場が悪くなりそうという訳ではないんだけど、「良くない」。
最近、ちょっとした分析なら誰でもできてしまいそうなツールにお目にかかった。このような便利なツールが出てくると、操作ができれば仕事ができるかのような錯覚に陥る人が出てくるのは無理もない。しかしながら、当然のことだが、アウトプットの質はインプットの質次第で、本格的な分析をやろうとすると、それなりのスキルが必要であることはすぐに分かった。
その一方で、ツールが便利になるほど、「専門家」としての扱いを受けるために必要なスキルもより高度なものになるのは当然である。自分に「それなりのスキル」があるのかと言われると、そこに至っていないというのが実情で、まだまだ精進が必要である。
寝冷えの可能性も考慮して、お腹周りにタオルケットや肌掛けを巻き付ける感じで寝てみたら、落ち着いたっぽい。これが原因だったのかも知れない。
腹痛というほどではないけれど、結構な圧迫感があるというか、過去に何度も経験している感覚なので、胃腸が草臥れた夏風邪といったところか。頭の方も、頭痛というほどではないけれど、軽い圧迫感がある感じ。
今日は葛根湯を飲んで早く寝よう。
今まで生きてきた中で、一番真面目に古典力学の勉強をしているような気がする(笑)
しかし、運動方程式を解くときの計算(主に積分)に、思った以上に手こずっている。+と-や、分子と分母が途中で入れ替わるという、うっかりミスというか、やらかしも多い。入れ替わりやすい場所は傾向があると思うけど、なかなか治らない。困ったものである。
試験勉強もそこそこのペースで始めている。2次試験対策用の演習問題を解くと、何が論点かは何となく分かるのだが、その論点について掘り下げて記述することができない。
反復練習で修正していくしかないか。
自分の仕事は企業内法務ではないけれど、『「専門家」を超えた実務者たれ – 企業内法務に必要なマインドとスキルとは』で検索すると出てくる記事が、自分の心に非常に刺さるものだった。
引用すると、『答えを求められるときも、そこで必要なのは法的な意味で「正しい」答えではなく、多くのステークホルダーを納得させられる答え』『自分で考えるより先に、外の「権威」に頼るという割り切りもときには必要』『専門家のポジションは、誰かに都合よく利用されるリスクと背中合わせ』といった辺りが特に。
全ての責任を押し付けられてはたまったものではないと思いながらも、「社外の専門家に聞いてみないと分かりません」と答える際には歯痒さを感じるし、自分らの存在意義を否定しかねないのではと思うことがある。そういったモヤモヤを和らげてくれるというか、一つの指針を与えてくれるとでも言えば良いだろうか。
全体最適化のために専門知識をどう使うかということなんだろうけど、言うは易く行うは難し、更なる精進が必要である。
昨日までの話を踏まえると、球体の内部(中心からの距離をrとする)にある質点に働く引力を求める際には、半径rよりも内側からの寄与だけを考えれば良い、ということになる。しかしながら、その事実に気づかずに、力業で計算しようとして、途中で手が止まってしまった。場合分けのしようがないぞ、と。
頭の柔軟性が失われているように思うのだが、地道に柔軟体操を続けていれば、多少は柔らかくなるのだと期待しよう。
球の外側にある質点に働く力の大きさと、球殻の内側にある質点に働く大きさの計算をした。計算の対象となる積分は同じで、途中で前者と後者の分かれ道があるが、ひたすら計算するだけだし、学生時代に解いた覚えもある。
後者については上記とは異なる半定性的な説明も勉強し直して、随分とスッキリしたように思う。積分による円錐の体積の求め方など、算数の復習にもなったし、静電気学と似たような考え方だと思えるくらいの記憶は残っていることも確認できて、一安心である。
axisの設定でどう変わるのか、イメージを掴むのに難儀した。自分で図を描いて考えたら、一応理解できたとは思うのだが、まだ不安。後は色々な事例で慣れるしかないか。
球の体積や円の面積を求めるのは良いとして、質点が球から受ける引力の大きさを計算するのは少々骨だった。しかし、誰がこんな変数変換を考えたんだろう。
教材を見ながらの計算だったので、明日は何も見ずにやってみるつもり。それができたら演習問題である。