週記以上日記未満

勉強の記録、愚痴の書きなぐり

「本を読んだものの練習問題ができないという読者は何も学んでいないのだ」(J.J.Sakurai)
「数式を追う気力がなくなったら退役しろ」(鶴田匡夫)
「卑怯もへったくれもない、やられるお前が悪いのだ」(小学生の頃に読んだ漫画の敵役)


  • 望月の夜

    BSで「光る君へ」を早見した後で、(満月じゃないけど)月を撮ってみた。電柱や電線があるので構図としてはダメダメだし、iPhone13 miniで撮ったので一眼カメラのような画質には程遠いけど、自分の目で月を見て、その上で撮影したってことで。

    国立天文台の情報やSkyView Lite(アプリ)によると、右下に見えるのは木星らしい。

    調べてみると、望月の歌の解釈が色々あるようで、面白い。

    最も有名なのは、英華を極めた自分を誇る意味で、これが通説みたいだけど、それ以外にも、元々は「今夜は私の夜」という意味で「この夜」だったのが、書き留める際に「この世」になったとか(それでも道長が有頂天ではあることには変わりないが)、「これからは欠けていく」という不安な心情が含まれているとか、「月」は盃や后を意味するとか。探せば他の解釈も出てくるのだろうが、キリがなさそうなのでこれくらいで。

  • 自分の手を動かす

    個人的な興味で、Gaccoという動画学習サービスのサイトで総務省統計局提供の「社会人のためのデータサイエンス演習」という講座を受講していたのだが、統計ソフトRを使った「おまけ」以外のところを一通り終えた。確認テストは合格点を超えたけど、特に、カイ二乗検定やt分布の理解は不十分である。もっと掘り下げたいけれど、その時間的余裕はないので一旦終了しようと思っている。

    考えてみると、ピボットテーブルや各種分析といったExcelの使い方自体を色々と忘れていた。仕事で使うツールが限られているからなぁと思いつつ、もっと違ったやり方があるとも思う。まぁ、これを含めて一旦終了だろう。その理由は明日以降…

    少しの間だったけど、自分の手を動かしてあれこれ試行錯誤するのは楽しいものだ。

  • 新宿〜銀座

    SOMPO美術館で「カナレットとヴェネツィアの輝き」を観た。この手の作品(ヴェドゥータ)はどこかで見たことがあると思うが、意識して観るのは初めてのような気がする。見慣れたものとは異なる作風に感じられて新鮮だった。自分の頭の中で国や時代による作風の違いが整理できると、もっと楽しめるのだろうと思うが、そこはまだまだである。

    新宿駅地下で食事をしてから、丸の内線で銀座まで移動して、そこから出光美術館へ。

    「トプカプ宮殿博物館・出光美術館所蔵 名宝の競演」を観た。やはり黄金や宝石で彩られた宝物に目を奪われたが、七宝製のカップが一番印象的だった。ピンクが鮮やかというか、なんというか。

    帝劇ビルの建て替えがどうなるのか分からないけど、もうこれと同じ風景は見ることができないのだろう。

    時間的余裕もなくなって来るし、観たいものは全て観たような気がするし、年内に美術館に行くのはこれが最後になるかも知れない。

  • 王子〜上野

    以前から、東京十社の全てに行ってみたいと思っているのだが、記憶に残っている限り、神田神社、日枝神社と白山神社にしか行ったことがない。そこで、今日は王子神社と根津神社に行こうと思い、出かけることにした。

    まずはJRで王子駅まで行って、そこから徒歩数分の王子神社である。七五三で結構な人出だったので、サラッと眺める程度に。銀杏の見頃はまだ先で、今月中旬か下旬のようだ。

    王子神社を後にして根津神社に向かって歩いていたら、途中に旧古河庭園があって、以前見た「新・美の巨人たち」を思い出したのと、入り口の秋のバラフェスティバルが開催中である旨の立て札が気になったので、中に入ってみた。旧古河邸は外壁の修理工事中なのが残念だったが、それは致し方ない。

    もっとビッシリと薔薇が咲いているのかと勝手に思っていたが、それは「新・美の巨人たち」を見たイメージで先入観を持ちすぎたのかも知れない。印象に残った赤い薔薇の画像を一つ。

    ここで妙に疲れてきたので、根津神社は別の機会にしようと思いつつも、もうちょっと歩きたいとは思うので、西日暮里駅を目指して歩く。しかしながら、西日暮里駅に着いたらもう少し歩きたくなって上野まで歩くことにした。諏訪台通りという道を歩いたのだが、商店街というほどではないけどそれなりにお店があって、道幅の割には人が多く歩いていて、面白い眺めだった。

    結局、根津神社に行くのと変わらないくらい歩いたように思うのだが、まぁ、これはこれで。最後はJR上野駅構内の「そば処 蕎香」でお腹を満たしてから帰ってきた。

    近いうちに、できれば年内に根津神社も行ってみたい。駒込駅→六義園→根津神社、というコースを思いついたのだが、根津神社近くの弥生美術館が妙に気になった。しかも、隣は竹久夢二美術館で、同じ建物内だそうだ。どちらも行ったことはないので、心惹かれている。

  • 物欲の秋

    Realforce RC1を買った。MX miniに慣れたせいかキーストロークが深すぎるように感じたので、スペーサーも買って挿入したら丁度良くなったが、一部のキーで押下に対する反応が鈍くなった。スペーサーの浮きか変形かも知れないと思ったら、ソフトウェアでスペーサーの設定をする必要があったのね…荷重はTKL for Macと同じ30gのモデルを選んだので、心地良くタイピングができている。

    キータッチの感触はTKL for Macの方が好みだが、机上のスペースを考えて、当分はRC1を使い続けるつもりである。受験勉強をしなくなって、机上のスペースにこだわらなくなったらTKL for Macに戻すことを考えている。以前と違ってトラックボールであれば、Enterキーとの間に多少の距離があっても許容できそうだし、些細なことなんだけど、Bluetoothのタイムラグが気になる瞬間があるのと、変換/無変換キーがもう少し大きい方が楽ということもある。RC1やMX miniをどうするかは、その時の状況次第だろう。

    M4搭載のMac miniが発表されて買う気満々なんだけど、ESETのSequoia対応を待っている間に、詳しいレビュー記事が出ると嬉しいのだが。

    それ以外に、ちょっと関西方面に旅行したい気持ちもあるけれど、先日も教材に結構な出費をしたし、迷うところである。

  • もうすぐ冬

    ここ数日、朝起きて顔を洗う時の水が冷たく感じるようになった。しかし、残暑がきつかったせいか、例年このタイミングでそうなっていたのかよく分からない。

    秋なんてあっという間に過ぎ去って、冬が来るんだろうなぁ。また、指先のひび割れと肌の痒みが漏れなく付いてくるのか…

  • 再びモネ

    先日書いたように、モネ展に行ってきた。あまり寒くならないうちに行った方がいいかなと思い、このタイミングにした。じっくり観ることができて満足である。

  • お金を掛ける/賭ける

    来年の一次試験向けの過去問集が届いたので、少し緊張感が出てきた。その一方で、手元にある一次試験向けのテキストは10年近く前に受講した受験機関の講座に付いてきたもので、最近の法改正には対応しておらず、不便に感じることが増えた。

    テキストのみの販売はしていないのだが、新たに講座を申し込むとエライ金額になるので、流石にそれはあり得ない。そこで、フリマアプリで数年前のテキスト(未使用品)を購入することにした。

    決して安くはない値段だったので迷ったが、新たに講座を申し込む金額に比べれば一桁安いし、大きな法改正が終わった後の物なので、今でも十分役に立つ。来年何としても合格したいので、清水の舞台から飛び降りるつもりで決断したというと大袈裟かな。

  • 埴輪とモネ

    今週は、平日に休暇を取って上野に行ってきた。

    まずはトーハクで特別展「はにわ」を観た。思ったよりは人出が多く、特にグッズ販売のところは行列ができていた。とはいえ、個々の展示品をじっくりと眺めるくらいの余裕はあった。

    内容の方は、貧弱な語彙で恥ずかしいのだが、「面白かった」に尽きる。埴輪にどんな意味があるとかいうことは置いといて、ゆるキャラを見るような目線で楽しんだ。もう一回っても楽しめそうな気がするが、休日だとどれだけの人出なんだろう。

    モネ展は平日なのに結構な混雑で、作品前に貼り付いて観る人の外側から作品を観る感じ。途中から人に酔い始めたので、あっさり目に終了。平日でこれだと休日はどんなことになるんだろうと、恐怖を覚えた。金曜や土曜の夜は21時まで開館しているので、そこが狙い目かも知れない。年内にもう一度行ってみようかと思っている。

    内容自体は、過去に見たことがある作品も結構あったし、「安心/安定のモネ」といったところか。

  • 大人の事情

    久しぶりに伊東乾氏が書いたJBpressの記事を読んだ。今年のノーベル物理学賞は日本の甘利俊一・福島邦彦両氏が受賞者に入るべきで、これは歴史的な汚点だということと、これについて日本のメディアから異議も出なかったことも残念だとの指摘であった。日経の10月13日の記事にはお二人の貢献についての記事があったけど、そのような記事は少数派ということなのだろうか。

    この手の賞には政治的な要素が不可避なんだろうけど、正直なところ、この分野の事情は詳しくないので、何とも言いようがない。

    甘利氏の著書を読んでみたいと思ったが、「めくるめく数理の世界―情報幾何学・人工知能・神経回路網理論」は売れてるみたいだけどハードルが高そう。「情報理論」(ちくま学芸文庫)か「脳・心・人工知能 数理で脳を解き明かす」(講談社ブルーバックス)だろうか。

    もっとも、その前に、読みかけの「大規模言語モデルは新たな知能か」を読み終えるべきだけど。

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