週記以上日記未満

勉強の記録、愚痴の書きなぐり

「本を読んだものの練習問題ができないという読者は何も学んでいないのだ」(J.J.Sakurai)
「数式を追う気力がなくなったら退役しろ」(鶴田匡夫)
「卑怯もへったくれもない、やられるお前が悪いのだ」(小学生の頃に読んだ漫画の敵役)


  • 柴又

    今日は美術館や博物館目当てではなく、街歩きが目的である。それなりに近場かつ行ったことがないところで、何か著名なものがある場所、という基準で選んだ。

    今回は、JRで新橋まで行き、そこから京成高砂まで浅草線で、その先は柴又まで歩いた。自分にとっては、上野や浅草に行くのとは違い、気軽に行くという感じではない。

    柴又帝釈天を観て、参道をふらふら歩いて柴又駅まで行き、寅さんとさくらの像を観て、再び京成高砂まで歩いて帰ってきた。取り敢えず一度行ってみようくらいにし考えていなかったので、食べ歩きとかは一切なし。また来ることがあれば、その時にしたいと思っている。

    次は亀有にでも行ってみようかと思っているが、年明けかな。

  • 勤怠

    ひょんなことから、ある部下の、リアルな出社時刻と打刻されている時刻が結構な頻度で違っていることに気がついた。勤め先では30分刻みの時差出勤を導入しているのだが、本来ならば、正時から数分遅れた時刻での出社になるところが、正時丁度に出社したことになっている。

    少々憂鬱な気分で、部下の出社するであろうタイミングの少し前に勤怠システムを確認したら、既に出社の打刻がなされていたので、スマホから打刻しているのだろう。部下が実際に出社したところで会議室に連れて行き、「打刻はちゃんとしてね」とだけ言うと「はい、分かりました」との返事だけで、謝罪の言葉はなかった。

    夕方、部下から社内システム上で電車遅延証明書の提出があった。部下が謝罪しなかったのは、これが理由なのだろうが、その場で何も言わずに後出ししてきたこと、鉄道会社のウェブサイトに対応する日時の遅延証明書履歴が存在しなかったことの2つから、疑念が深まっただけだった。証明書はPDFではなくhtml出力なので、日付は編集できるだろう。実際、このような指摘をしている人がいた。

    追って上司に(改ざんの可能性には触れずに)この話をしたところ、正式な手続きを経ずにスマホで打刻するという発想自体が姑息であり、自分からも言ってやろうかとの反応だったが、それは止めてもらった。上司自身がちゃんと打刻をしない人だったので説得力がなく、「部長だって…」という反論も予想されるのである(本当にそんな反論をしたら、火に油を注ぐことになるだろうけど)。それもあって、部下に注意する際には気が重かったし、謝罪の言葉がないことに突っ込むのが躊躇われた。

    こんなことに時間と労力を使いたくないので、それ以上の追求はせず、こまめに遅延証明書を出してくるのであれば、それで済ませることにした。あまりに申請が多ければ、人事が鉄道会社のウェブサイトで確認するだろうし、私自身もそうするつもりでいるので、部下がそこまで考えてブレーキを踏むことを期待している。それでなければ何らかの処分が下される事態になるのではないだろうか。

    あと、これはフレックスタイム制を導入していた前の勤め先の考え方なので、時差出勤にも当てはまるのか分からないが、遅刻になる場合を別にして、電車遅延分を吸収することを前提としてのフレックス制だと言われていたし、遅延が常態化しているのであれば、それを前提に少し家を早く出るなどの対応を取るのが筋だと思っている。

    どこにでもある話なのかなと思いググってみたら、こんな話が出てきたので、苦労をされている方が結構いるのだと思う。

    評価は真面目に打刻をしているかではなく、仕事の成果で判断されるべきもので、そこまで目くじらを立てなくても、という考え方もあるかも知れない。ただ、それであればそのように制度を変えるよう主張するか、そのような会社に転職すべきであって、少なくとも、コソコソと規則を破るようなことはすべきではないと思う。さらに言うと、部下の場合は「大した成果も出していないくせに何言ってるんだ」となるのがオチである。

  • フィルタ掃除

    エアコンがエラーを表示しているので取説を確認したら、フィルタの目詰まりの可能性が高そうなので、確認したら見事に目詰まりしていた。考えてみたら、寒くなる前に一度フィルタの掃除をしようと思っていながら、しないままになっていた…

    掃除機でフィルタに付着したホコリを吸引しようとしたが、思ったよりもしっかりこびりついていて、掃除機をかける手がだるくなってきたし、掃除機のフィルタも数回掃除したりと、結構な作業となった。掃除機は、ゴミ収納部がカップになっているサイクロン式なのだが、紙パック式にしておけば良かったかもと、ちょっと後悔。

    一通りの作業を終えてエアコンの電源を入れたら、いい感じで温風が出てきた。今後はこまめにフィルタの状態を確認して、春が来たら水洗いもしよう。

  • それを考えるのが仕事

    業務で関心があるテーマを取り上げた、オンラインシンポジウムを視聴したのだが、最後に行われた質疑応答でのやり取りが印象的だった。

    参加者からの「目標とすべき企業があれば教えて下さい」という質問に対して、講演者の回答は「それを考えるのが仕事です」というもので、口調も少々厳しめだったと思う。それは業界や社風など、他の条件に依存することなので、安直な質問だと言いたかったのかも知れない。

    ある程度の立場になれば、何をするのかを考えることが最初の仕事、みたいなところはあるのではないだろうか。今の自分の仕事(の一部)もそんな感じで、ウェブや書籍で情報を集めて、こうすれば意味のある業務になるのでは、と思いながら取り組んでいる。

    ただ乗り対策も考えなければいけないようだけど。

  • AIに関する雑感

    NewsPicksの “【データ】ChatGPTは、もう「あなたの仕事」を奪っている” という記事を読んだ。この記事を読む前は、この手のツールを使いこなせるか否か、あるいは、担当業務がこの手のツールに取って代わられる内容である否か、ということで明暗が分かれるだろうと思っていた。しかしながら、「GPT-4の恩恵に最もあずかったのは、社員のうち、それほどスキルが高くなかった層」だそうなので、母集団にも依存するかも知れないが、自分の想像の及ばない何かがあるのだろう。

    自分の業務はAIに取って代わられる業務の典型例であるとの見方があり、知人からもそう言われることがあるし、以前(技術者だった頃)の自分なら同じように考えたと思う。ただ、実際にこの仕事をしていると、そういう領域とそうでない領域があるというのが実感である。前者は自分でもAIツールを使っており、今はまだ補助的な使い方が限界だが、将来的には違ってきそうに思っている。後者は今のところAIに置き換わるということが想像すらできないし、外からは見えにくいところなので、それがどんなものか分からずに(あるいは、そもそもその存在すら知らずに)、上記のように考えているのだろうと思っている。勿論、技術の加速度的な進歩などで状況が変わる可能性はあるし、自分が「そうでない領域」に関するスキルをどこまで保有していて、今後どこまでそれを高めることができるかというのも重要な問題ではある。

    また、手持ちのAIツールは補助的な使い方が限界だが、他のツールを試してみたら考えが変わる可能性も否定できないので、ChatGPTに関する書籍を参考に、業務で使えるのか試してみようと思っている。原理的なところはWolframのblogなどを読もうと思っているが、興味はあっても優先順位は試験勉強の方が上なので、時間に余裕があればになるだろう。

    先週は、OpenAIの内紛が話題になっていたが、一番得をしたのはMicrosoftという指摘はごもっともだろう。自分が就職したばかりの頃、「がんばれ!!ゲイツ君」や「窓と林檎の物語」といったサイトを好んで見ていて、当時は「Microsoft ≫Apple」という状況だったが、近年はMicrosoftの存在感がイマイチ希薄となり、隔世の感があった。ところが最近は、AIへの取り組みが功を奏してMicrosoftの時価総額がAppleに迫っているとか、再び存在感を増しているので、これからどうなっていくのか面白そうだと思っている。まぁ、野次馬根性ですな。

  • 恵比寿

    この時に続いて山種美術館の「日本画聖地巡礼」である。もう一回観ておきたいと思い行ってみたら、結構な人出だった。開催期間終了間際なので、駆け込み需要なのだろうか。

    前回と同様に石田武の「奥入瀬(秋韻)」も良かったが、今回は奥田元宋の「奥入瀬(秋)」の方が印象に残ったように思う。その時の精神状態によって感じ方が違うのかも知れないが、どう違うのかは自分では分からない。ちなみに、実際の奥入瀬は奥田元宋の絵のようには赤くならいそうで、ググって実物の画像を確認したら、確かにそうだった。「東山魁夷の青、奥田元宋の赤」と言われるそうだが、知らなかった。まだまだ浅学である。同じ奥田元宋の「松島暮色」は、赤くはないけど素敵だった。

    東山魁夷は相変わらず素敵で、奥村土牛は「この人が描いた絵」という、ふんわりとした雰囲気がある。

    一通り観終えた後でCafe椿で一服。今回の展覧会にちなんだ和菓子+抹茶にしようと思っていたのだが、「散椿」を選択。これは常にメニューに入っている「定番品」なのだが、食べたことがなかったので目が行ってしまった。まぁ、大きな美術館や博物館のように、特別展の後に常設展を観たと思って…

    帰りの電車でヤマザキマリの「貧乏ピッツァ」を読んでいたら、硬めのパンで野菜を挟んだものを食べたくなり、最寄駅そばのパン屋で玉ねぎサラダ+鶏肉を挟んだパン(正式名称は失念)と、チーズが乗ったガーリックトーストを購入。また、本の内容が面白いので、同じくヤマザキマリの「パスタぎらい」も買ってしまった。これくらいなら勉強の息抜きに良いのではないかと思っている。

    これで年内の美術館・博物館訪問は終わりの予定。「日経おとなのOFF 2024年絶対見逃せない美術展」が出たら、それを読みながら来年は何を観に行くか考えようと思っている。

  • 上野〜浅草〜押上

    トーハクで「やまと絵展」を観た。元々好きなジャンルというわけではなく、評判が良いみただから一度観ておこうと思ったからなのだが、「好きな人にはたまらないんだろうな」という感想止まりだった。そこは好みの問題ということで、ご容赦頂きたい。

    その後は、カッパ橋道具街を横切り、浅草寺近くで胃袋を満たし、浅草寺を抜けて吾妻橋を渡り、スカイツリーまで歩いた。スカイツリーを間近で見るのは初めてである。まだ中には入ってないので、それはいずれ。

  • 晴れのち曇り

    関係者に対して、1年以上掛けて行った調査とそのまとめの説明をした。何を対象にどのような調査をして、どのようにまとめるかを全て自分で考えたことなので、前のめりな反応を得られたことが大変喜ばしい。

    その一方で、二つほど課題がある。一つは、調べた結果に基づいて何をするかという話。誰が何をどこまでやるかは会社(経営者)が決めることではあるが、自分としては、その後の他の要素を考慮した分析や、それに基づく方向出しにも関わりたいと思っている(主役である必要はない)。

    もう一つは、美味しいとこだけ持っていこうとする上司。助言をくれたとか、仕事をしやすい環境を作ってくれたのであれば、まだ分かるが、自分では何一つしていないくせに、全て上司の指示で私が作業したかのような振る舞いで、余計なことだけはする人だなぁとイラついてしまう。そこで異を唱えたところで得はしないので、自己主張の仕方を工夫せねばなるまい。

    この件については追加の調査依頼が来たので、まずはそれに対応しながら、二つの問題を解決すべく自己主張していくのが良いのだろう。

  • 昨晩、日本橋→神田

    昨晩、前の勤め先の先輩方と飲みに行った。そのうちの一人はコロナ禍になってから一緒に飲むことがなかったので、久しぶりに飲もうということになった。

    まずは日本橋の行列のできるおでん屋で飲み食いして、神田のレモンサワーに特徴がある魚介系の居酒屋に行き、最後はスナック、という感じで結構な量を飲んだ。今朝は起きたら軽い頭痛がしたのだが、軽く食事を摂って一眠りしたらスッキリした。

    その後は録画してあったテレビ番組を観ながら過ごしたのだが、寝落ちしまくりで、ひと番組を観るに通常の2倍の近くの時間がかかる(ほぼ最初から見直し)という、なんとも間抜けな状態が夕方まで続いた。飲酒後の睡眠の質が悪かったのか、これまでの疲労の蓄積なのかは分からないが、勿体ない時間の使い方である。

    まぁ、先輩との飲み食いで気分転換できたので、明日から頑張ることにする。

  • 嫌な季節

    一気に寒くなって参っている。エアコンを暖房運転して足温器を使い始めたが、今日明日の辛抱だろうか。もっとも、気温は減衰振動のような変化をして、寒くなっていくのだろうけど。

    注文してあった過去問集が届いた。ある意味季節の風物詩となってしまっているが、そんな季節の風物詩は早いところ終わらせたい。気合いを入れねば。

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