月: 2023年7月

  • 出だしで躓く

    Raspberry Pi 4を使った遊びに手を出し始めた。以前、書籍「Raspberry Piで学ぶ電子工作」と、この本の内容を一通り実施可能なパーツ等を揃えたのだが、それ以降はほったらかしになっていた。最近、自分の手を動かすことがしたくなったので、それならこれをと思った次第である。

    先にキットの説明書を読んで、本体をケースに入れて、カメラモジュールとファンを繋いだのだが、上記書籍を見たら、最初はそこまで繋がなくても良いことが分かった。そこで、カメラモジュールを外そうとしたら、コネクタのロックを壊してしまった。ケースに入った状態だったのでスペースがなく、ロックの片方だけ引っ張ったのが原因である。そこにかつての工作少年の面影はない…というか、子供の頃から最後の詰めは少し雑なタイプだった気がする。

    気を取り直して電源を入れると、何の問題もなく起動して、Wi-Fi接続もすんなりできた。思った以上に発熱しているのは、昔と違ってチップ内には色々なものが詰め込まれているからなのだろう。

    カメラのコネクタについてググってみると、コネクタのロックだけは売っていないようで(まぁ、当然か)、15極で表面実装タイプのコネクタを探してみると、同様の形状をしたコネクタはモノタロウでは在庫切れだった。入手可能なDigi-Keyで発注したんだけど、送料の方が遥かに高い。すぐにカメラモジュールを使うわけではないので、もう少し待てば良かったかも知れないと思っているが、後悔は後からするものである。

    最初はLEDの点灯だが、ちゃんと書籍を読んでからにしよう。10数年前に電子工作をした際には、本の記載の通りに作業して出来上がったものが動いたと喜んでるだけで、自分が何をやっているのか理解していなかった。結局、その時の経験は何の役にも立っていないように思うのである。また、一つ一つをしっかり理解して次に進む姿勢は、今の自分に不足しているものの一つであるとも感じている。

  • 物欲と妄想

    M3搭載のMac miniは来年後半の発表が予想されているようなので、Macはそれまで待つとして、Windows PCはそろそろ買い替えたい。電源を入れてから10分以上(下手するともっと)待たないと、HDDにアクセスしっぱなしでまともに使えないのだが、ズルズルと使い続けて今日に至っている。

    新しいPCはMicrosoft Flight Simulatorで遊べるスペックにしたいのだが、SycomのPremium-Line B660FD-Miniが凄く気になっている。小型の割にハイスペックで、簡易水冷というのもそそられる。消費電力的には、エアコンと電子レンジの一方とであれば同時使用できそうだ。

    さらに言うと、Kindleでの読書用のiPad Airもボチボチ買い替えたいところだが、第6世代(M2搭載)のiPad airは年明けだろうか。元々はApple Pencilでお絵描きもしようと思って買ったんだけど、そちらは手付かずのままである。今から少しやっておこうかと思ったら、Apple Pencilが過放電で使えない…しばらく充電して様子見しよう。

    Windows PC→iPad Air→Mac miniの順で買い替えを妄想しているが、どうなりますか。

  • 八重洲

    アーティゾン美術館で「ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 セザンヌ、フォーヴィスム、キュビスムから現代へ」を観てきた。

    現代美術の一つのカテゴリーが抽象絵画なのだと勝手に思っているが、いずれにしても、モネの「黄昏、ヴェネツィア」、セザンヌ「サント=ヴィクトワール山とシャトー・ロワーヌ」、ジャン・メッツァンジェ「円卓の上の静物」が好みに合った。配置が崩れていても、それが何であるかは分かったから、という単純な理由である。

    違った意味で印象に残っているのは、アルベール・グレーズ「手袋をした女」という作品である。女性の絵であるのは感じ取れたが、どれが手袋なのか、よく分からなかった。

    途中から、物語性やメッセージ性といったものを求めるのは無理だと思い、作品の解説があっても読むことなく、どう感じるかは自分の勝手だと思って観ていくと、それなりに楽しめたように思う。まぁ、作者の意図とは別に、どう解釈するかは受け手の自由という話は文学や他の分野でもあることだと思うので、こんな感じでも良いだろう。

    帰宅後、「現代アート」「分からない」で検索してみると、BISENDO art galleryのブログが最初に出てきて、そこに書いてあることが納得のいくものだった。

    上記のブログを読んでいて、「わからないから面白いんじゃないの」という学生時代の指導教官の発言を思い出した。分野は全く異なるが、未知の領域への探究心という意味では同じなのかも知れない。

  • しれば迷い、しらねば迷わぬ

    仕事絡みの話なので、この後に続く言葉は豊玉宗匠のオリジナルとは異なるけれど、自分の未熟さを実感した時に思い浮かんだ。分かったつもりで分かってなかったなぁ、と。

    まずは初心に帰ることである。

  • 久しぶりのときめき

    量子コンピュータに関する書籍を購入して読み始めた。この手の本は過去にも読んだことがあるのだが、その時は、結局よく分からないという感想だった。今回も同じ結果に終わるかも知れないが、Amazonのレビューを読んで、読んでみようと思った次第である。

    前回読んだ本も同様だが、その分野の専門家が書いているだけあって、すぐに実現するわけではないとか、あらゆる計算が早くなるわけではないとか、ちゃんと現実も書いてあって好感が持てる。

    今回の本の方が噛み砕いて説明しているように思えるが、本当にそうなのかはこれから読んで確かめよう。

  • 「卑怯すぎる」

    SmartNewsでふと気になって読んでみたら、この記事がすごく刺さったというか、身につまされたというか、何というか。

    自分の場合は男女が逆で、付き合い始めて少ししてからだったけど、過去に経験したことがある。最後は相手の行動に狂気すら感じる状況になって終了した。

  • 上野〜九段坂

    トーハクで「古代メキシコ展」を観て、その後にMOMATで「ガウディとサグラダ・ファミリア展」を観た。

    最初は逆の順番にするつもりだったのだが、どちらのチケットも時間指定ではないし、前者の方が混みそうに思ったので、行きの電車の中で、順序を逆にすることにした。結果としては裏目に出たようで、前者はそれなりにじっくり観ることができたが、後者は人を観に行ったようなものだった。

    いずれ本物のサグラダ・ファミリアを観に行きたいと思いながら靖国神社まで歩いて、九段下から電車に乗って帰ってきた。

    流石にこの時期にトーハクからMOMATまで歩こうとは思わないが、それでも今日1日で14000歩程度歩いたので、いい運動になったと思う。

  • 二日酔い

    昨晩、飲み仲間と飲んだのだが、今朝は結構頭が痛かった。水分補給して一眠りしたら治まったが、このような二日酔いはかなり久しぶりである。

    そこまで飲んだ覚えはないのだが、チャンポンだからそう感じないだけか、最後のワインが効いたのかも知れない。