カテゴリー: 日記

  • 日本橋

    「美の巨人たち」や「日曜美術館」で明治時代の超絶技巧を取り上げた回を観てから、実物を見てみたいと思っていたのだが、三井記念美術館で「特別展 超絶技巧、未来へ!」が開催中だと知り行ってきた。

    お目当ては、「美の巨人たち」で見た安藤緑山(牙彫)や「日曜美術館」で見た並河靖之(七宝)で、それはそれで満足できたので、それをメインに感想を書こうかと思っていた。しかしながら、 帰宅後に、写真撮影OKの作品のうち幾つかを撮影した写真を眺めていると、その中の一つが、違った意味でもインパクトがあった。

    青木美歌という作家の作品で、ガラス棒をバーナーで溶かして作るものなのだが(バーナーワークというらしい)、作者は私よりも10歳近く年下なのに、昨年病気で亡くなっていた。同じ札幌出身で、このような作品を作る人がいて、その存在を知ったのは亡くなってからというのは、何とも残念である。

  • 昨晩、紀尾井町で

    飲み仲間と、ホテルニューオータニで開催された、東京獺祭の会に行ってきた。コロナの影響で前回から3年以上ぶりらしい。

    ホテルニューオータニは初めてである。会場であるザ・メイン(の芙蓉の間)は赤坂見附駅・永田町駅側のガーデンコートやガーデンタワーと繋がっており、そこから入れば良いらしいのだが、それを知らずに紀尾井町通り、紀尾井坂を歩いて、四ツ谷駅側から入ることとなった。ポケストップを回りながらだったので、これはこれで良かったと言えよう。

    少々早く着いたので、日本庭園を歩いてみた。画像はザ・メインと大谷の滝である。

    会の方だが、前回までと同様に、美味しい料理と美味しいお酒を堪能できて満足である。

    画像の左が「磨きその先へ」、右が「獺祭BLUE」だけど、前者は水のような且つ締まった感じ、後者は通常の獺祭と比べてちょっと酸味がある感じ、というのが個人的印象。まぁ、馬鹿舌な人間の感想なので、信憑性は定かではない(笑)

  • 微妙なお年頃

    何度か書いているが、十数年前の研修で知り合って以来、数ヶ月に1回のペースで一緒に飲む異業種同職種の人がいる。昨晩もその人と飲んだのだが、ここ数回は、それまでとは違う雰囲気がある。サラリーマン生活の終盤に差し掛かって、役職定年、望まない部署への異動の可能性、遠回しな退職の推奨などのイベントがチラついているのがその理由である。

    転職活動もしているそうだが、大幅な減給を受け入れなければならず、転職エージェントからは、今の勤め先に居続けることを勧められているそうである。その一方で、転職できるかどうかは別にして、面接まで行った際の面接官とのやり取りで、気づきを得ることも多いらしい。確かに、違う世界で生きてきた人とのやり取りには、そういうところがあると思う。

    自分としても、定年延長がなければ、残りのサラリーマン生活は10年を切っているし、会社の状況、上司との関係など、どう対応してくかを考えなければいけないことが多い。

    いつもとは余韻の感じ方が異なる飲み会だった。

  • 風邪をひきそう

    ついこの間までは、エアコンを冷房で運転していたのが、今日は11月中旬並の気温で、エアコンを暖房で運転したくなるほどである(今日は厚着して我慢)。秋が深まり行く中で、このような日があるのは致し方ないとは分かっていても、嫌なものだ。

    明日からは、平年より少し高めの気温で推移するようなので、ひとまず1日だけの辛抱である。

  • 恵比寿〜乃木坂〜恵比寿

    山種美術館で「日本画聖地巡礼」を観るために事前にオンラインチケットを購入して、その時の気分で根津美術館の「甲冑・刀・刀装具」を観るかどうかを決めることにした。

    「日本画聖地巡礼」は、好きな東山魁夷の作品が数点展示されていて、それだけでも満足できるものだったし、サブタイトルに東山魁夷と併記されている、奥村土牛の「鳴門」も印象的である。

    それ以外にも、新たな気づき(?)があった。「面白い/いいモノ観たなぁ」と思えれば良いくらいの感覚でいるからだろう、美術館が好きと言いつつ、作品を見て作者と作品名が出てくるものは決して多くはない。そんな中、複数回観たからか、石田武「四季奥入瀬」は作者と作品名が一致するようになってきた。個人的には<秋韻>が一番好みである。

    展覧会を観終えた後は、カフェに寄って、前回売り切れていた「雪うさぎ」を食べたが、確かに美味しい。展覧会に合わせたオリジナルの和菓子を食べに、期間内にもう一回観に来たいと思っているが、他にも色々と行きたいところがあるので、どうなりますか。

    その後、根津美術館にも行くことにして、オンラインでチケット購入しようとしたら、1時間ほど後の時間帯でなければ空きがない。仕方ないのでその時間帯でチケットを購入して、時間を潰すために、山種美術館から根津美術館の前を通り過ぎて乃木坂トンネルまで歩いてから、根津美術館まで戻ってきた。

    根津美術館は初めてだが、展示されている作品によるものなのか、山種美術館と比べて外国人が多く、更にその多くが刀を食い入るように観ているように感じた。

    根津美術館は庭園も素敵である。これを見て回るだけでもそこそこ時間が掛かる。次回来たときは庭園内のカフェでお茶したいと思っている。

    根津美術館の最寄駅は表参道駅なんだけど、多く歩くために恵比寿駅まで歩くことにした。本日の歩数は約16,000歩だったので、結構歩いたと言えるだろう。

  • ノーベル賞

    生理学・医学賞は、受賞すべき人が受賞したという感じ。元々は別目的(確かガン治療)で研究していたと、何かの記事で読んだ記憶があるが、凄いものだ。何か関係する本を読んでみたいと思ったが、以前CRISPR-Cas9について知りたいと思い本を買ったものの、今でも積読状態であることを思い出して、それは取りやめることにした。

    物理学賞は、学生の頃に同じ学科内でフェムト秒レーザをやっている研究室があったし、仕事関係でもその話は聞いたことがあるので、漠然と「その上か」という感じ。X(旧Twitter)で「電子の超高速運動を観測する・操作する」(日本物理学会誌 Vol. 71, No. 12, 2016)という記事が紹介されていたので読んでみたが、分からないことだらけである(苦笑)

    化学賞は、量子ドットと言われると、自分が知っている物性物理の方(単電子トランジスタなど)に引っ張られてしまう。波長の変換に用いるという原理的なところも物理学っぽいけれど、がん細胞の可視化という当初の目的や、その構造が化学だったのだろうか。

  • 六本木のちRRR

    新国立美術館に「テート美術館展」を観に行った。光をテーマにしている作品を集めた展覧会である。

    一番印象に残った作品は、ジョセフ・ライトの「トスカーナの海岸の灯台と月光」である。初めて観たし、作者も知らないけれど(Wikipedia日本語版には載っているので、自分が浅学なのだろう)、とても良い感じで、もっとじっくり観てくれば良かったと少し後悔している。

    ターナーの「湖に沈む夕日」は、「新美の巨人たち」などで予習して、実物を直近で見れば自ずとそう見えるのかなと考えていたが、実物でもそう思って観ないと分からなかった(苦笑)

    明日が最終日だけど平日なので、実質的には今日が最も混むのかもしれない。開館直前に会場に着いたので、さほど並ばなかったけど、自分が帰る頃には結構な行列ができていた。

    途中でマクドナルドで月見バーガーセットを購入して帰宅して、それを食べながら、録画してあったインド映画「RRR」の鑑賞を開始した。月見シェイクはシャインマスカットのシャーベットっぽいものを期待していたのだが、マクドナルドの商品紹介にも「長野県産シャインマスカットの果汁を使用した」としか書かれていないし、過度な期待だったようだ。

    さて、「RRR」であるが、イギリスの植民地時代のインドを舞台にした、荒唐無稽な勧善懲悪モノ、と言えば良いだろうか。凄惨なシーンや面白おかしいシーンを交えつつ、ハラハラドキドキの展開だけど、水戸黄門や暴れん坊将軍のような「そんな都合良くコトが進む?」と突っ込たくなる展開だった。それでも観終えた後は満足感があったので、それで良いのだけれど。

  • アップデート

    ESETが対応するのを待って、macOSをSonomaにアップデートした。見た目が劇的に変わったわけではないが、日本語入力のON/OFF切り替え時に、カーソル直下に少しの間「あ」「US」と表示されるのは、地味に嬉しい変化である。

    Sonomaにタイミングを合わせたわけではないと思うが、Kindle for Macもリニューアルされて良い感じになっている。起動が劇的に速くなり、少し様子見が必要かも知れないが、動作も安定しているようだし、iPadOS版のように、シリーズものは単一フォルダ(?)に整理されるようになった。

    当初は表紙以外は必ず見開き表示になったので、洋書は見辛く感じたが、洋書はウィンドウ幅を狭くして、和書や漫画はフルスクリーン表示にすれば問題ないので、これで良いだろう。

  • 秋の訪れ

    夜になると、窓を開けると足元がひんやりするようになり、いよいよ本格的な秋の訪れだろうか…と思ったら、今週もそこそこ暑いらしい。

    それはさておき、来年の試験に対応した法文集や過去問の発売日が判明するのも、この時期のイベントの一つである。ただ、受験者数が減っているからか、昨年よりも値上がりしたし、判明するタイミングも若干遅いような気がする。(9/25追記:結構大きな法改正があるからではないかということに気がついた。だから何だってわけではないけど。)

    取得しても無意味な資格だと言われないうちに合格しないといかんなぁ…

  • 二重橋

    静嘉堂文庫美術館で「あの世の探検-地獄の十王勢ぞろい-」を観て来た。

    おどろおどろしい作品が並んでいるのかと思ったら、仏教絵画+古文書といったところで、その一部が地獄を題材にしているものだった。作品説明がすんなり頭に入ってこないのは、老化なのかストレスなのか…って、前も書いたような気がする。

    その後は、どんよりした空模様ではあったが雨は降らなかったので、皇居方面へ歩いて二重橋を眺めて、坂下門、和田倉門を経由して、丸の内オアゾの丸善で本を眺めてから帰路についた。

    帰宅後に「二重橋」でググってみたら、Wikipediaや環境省のウェブサイトでは、厳密には、かつては奥の構造が二重構造だったことが由来であるということが書かれていた。それは知らなかったなぁ。