日本橋

「美の巨人たち」や「日曜美術館」で明治時代の超絶技巧を取り上げた回を観てから、実物を見てみたいと思っていたのだが、三井記念美術館で「特別展 超絶技巧、未来へ!」が開催中だと知り行ってきた。

お目当ては、「美の巨人たち」で見た安藤緑山(牙彫)や「日曜美術館」で見た並河靖之(七宝)で、それはそれで満足できたので、それをメインに感想を書こうかと思っていた。しかしながら、 帰宅後に、写真撮影OKの作品のうち幾つかを撮影した写真を眺めていると、その中の一つが、違った意味でもインパクトがあった。

青木美歌という作家の作品で、ガラス棒をバーナーで溶かして作るものなのだが(バーナーワークというらしい)、作者は私よりも10歳近く年下なのに、昨年病気で亡くなっていた。同じ札幌出身で、このような作品を作る人がいて、その存在を知ったのは亡くなってからというのは、何とも残念である。

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