週記以上日記未満

勉強の記録、愚痴の書きなぐり

「本を読んだものの練習問題ができないという読者は何も学んでいないのだ」(J.J.Sakurai)
「数式を追う気力がなくなったら退役しろ」(鶴田匡夫)
「卑怯もへったくれもない、やられるお前が悪いのだ」(小学生の頃に読んだ漫画の敵役)


  • csvファイルの扱い

    Pandasで、データフレームの要素を別のデータフレームから参照して置換したいと思っている。

    Excelで編集したデータの一部をcsvファイルにコピーしたいのだが、csvファイルはある商用ツールで読み込んで使うもので、それをExcelで編集すると、ツールが所望の動作をしなくなるのである。

    何が原因なのかは完全に把握できていないのだが、この原因はExcelを使う限り不可避な問題だと思っている(例えば、元のcsvファイルにあった二重引用符が消えるとか)。試しにcsvファイルをPandasで開いたものを別のcsvファイルとして保存して、これをアプリで読み込んでみたら大丈夫だったので、Excel起因の問題で、上記の手法で回避できるのではないかと思っている。

    ネットで検索しながら色々試してみたら、所望の機能は実装できそうだが、何でそうなるのかを理解できていない。明日も頑張るか、仕事の話なので明後日にするか、少々悩ましい。

  • サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ

    この時の相手と縁を切った。今回は、私に嘘をついて、過去の私の行動に落ち度があるかのように責めてきたのである。どうやらこれも八つ当たりの一環のようだ。

    1年以上前の話なので、私がちゃんと覚えていないだろうと高を括っていたのだろうが、こちらに落ち度はない証拠が残っていたので、それを提示して相手の主張の矛盾点を指摘したら、何も言ってこなくなった。

    しかしまぁ、八つ当たりのために嘘をついてまで相手をやり込めようなんて、怖いですねえ、恐ろしいですねえ、と、淀川長治風に。

    オフコースの「さよなら」でも良いな。オフコースと言えば「君が、嘘を、ついた」もあるか。連想ゲームである。

  • 本には書いていない話

    上司から、経営層の動きについて話を聞いた。経営者がどのように考えて行動しているかを推測するような話だったが、なかなか想像ができないなので、半分おちゃらけた感じで「私のような下々の人間には、経営者の考えることは分からないので」と答えた。しかしながら、後になって考えてみると、むしろ経営者ならどう考えるかを考える良い機会である。自分は経営者の器ではないけど、経営者の考えを汲んで動くべき立場ではあるので、積極的に経営者の考えを知ろうとすることで視野を広げていくべきではないかと。

    もう少しこういうところにアンテナを張らなければいけないと思い、ちょっと反省。

  • 腰痛

    敬老の日辺りから脇腹に張りを感じるようになり、2〜3日したら痛みに変わった。そこで、湿布を貼ったり揉んで様子を見ていたのだが、背中の方に痛みが移動して、ひどい時にはズボンや靴下を履くのが辛い状況だった…そんな感じで現在に至っているのだが、ピークは越えたような気がしているので、このまま病院に行かずに済むことを願っている。

    元々デスクワークばかりの仕事なのに、在宅勤務が増えてさらに体を動かさなくなったのが原因だろう。ちょっと考えないといけないなぁ…

  • ささやかな楽しみ

    仕事でPandasのDataFrameを使ってみた。もっとも、csvやExcelファイルを読み込む時に自動的にリストを作ってくれるから楽だ、というレベルの話ではある。あとはPandasではなく、普通にPythonのsplitで文字列を分割するとか、setで重複したリストを排除するくらいしかしていないが、リアルで仕事に使うだけでもちょっと嬉しい。

    その先は、Excelでいうところのcountif(s)に相当する処理と、それをバブルチャートで可視化することなので、それほど難しくはない。それよりは、項目の取捨選択の方が難しいと思っている。いきなり難しいことはできないので、これくらいで丁度良いだろう。

    しかし、JupyterLabは最初の印象とまるで違う。ブラウザ上でプログラミングなんて…と思っていたけど、その都度動作確認できて、とても便利なツールだと感じている。海よりも深く反省である。

  • GIMP

    仕事でカラー画像を白黒にする必要が生じたのだが、ペイントやAcrobatでグレースケールに変換すると、色で区別できた2つの図形が区別できないようなトーンになってしまう。そこで思い出したのがGIMPである。

    少々時間は掛かったが、やりたいことはバッチリできた。濃い方の色を黒に変換してからグレースケールに変換すると、丁度良い塩梅になっている。

    また使うことがあるかも知れないので、インストールしたままにしておくつもりである。

  • 湧き上がる何か

    上司のやり方があまりにも姑息だと思いつつ、転職したり上司に取って代わろうとせずに上司に対する不満を口にすることがあるのは事実である。また、それではいかんと思い、自分のスキルを磨く努力はしているが、まだ不十分なのもまた事実である。

    そんなときに、「完璧な上司なんているわけないのに、貴方は理想ばかり追い掛けている甘ったれだと思う」「隣の芝生が青く見えているだけにしか見えない」ということを言われた。

    完璧な上司が実在するとは思っていないけど、最初から目標レベルを下げたら手に入るもののレベルも落ちるじゃないかと思い、反論し掛かったのだが、過去に自分が融通の効かない理想主義者のように思われていたことを思い出して、今の自分にもその要素が残っているだろうなと思い、言葉に詰まってしまった。

    先方からは、さらに「貴方は不満を解決するための努力をしていないのではないか?」という言葉が飛んできたのだが、上記の通り、努力がまだ足りないとは思っているので、再び言葉に詰まってしまった。おかしなことを言われたわけではないので、怒りを堪えてその場をやり過ごしたが、顔には思いっきり出ていたと思う(苦笑)

    しかし…である。痛いところをつかれたと思っていたのだが、その数時間後、実は単なる八つ当たりであるとの自己申告があって驚いてしまった。先方の上司に比べれば私の上司はまだマシじゃないかと思っていて、私が贅沢を言っていると思ったのかも知れないが、それこそ「隣の芝生」である。

    言われた相手は自分の味方だと思っていた人なので、非難や叱責のような言葉に詰まってしまったこと、八つ当たりだと聞いて驚いてしまったこと、いずれもノーガードのところに一撃を喰らった感がある。しかしながら、それを見越して言ったのであれば、人として如何なものかと思う。

    この感情を自分の中でどう処理したものか…八つ当たりだけは止めておこう(笑)

  • ノーベル物理学賞

    「量子もつれ」と言われても、量子コンピュータで出てくるヤツという程度の認識でしかないのだが、受賞者にAspectの名前があるのを見て「あぁ、Bellの不等式に関する実験をした人か」と思った。20数年前、J.J.Sakuraiの量子力学で上記の箇所を読んだ覚えがあることと、研究室のゼミで関連する話が出たのが理由だろう。

    量子系の研究室ではあるものの、Bellの不等式が出てくるような研究をしている人はいなかったのだが、多分、あの時のゼミだろうなと思っている。

    日頃は学生に対して、ちゃんと関連する論文を読み込んで、全ての計算をフォローしてゼミに臨めとか、色々と厳しいことを言っている某教授が、自身がゼミで話をする際には、著名な物理学者の顔写真と関連するエピソードを紹介するだけという、酷い手抜きの内容だった。その中で、EPRパラドクス(今はEPR相関)やBellの不等式の話が出て、検証実験もされたみたいですねぇ…という流れじゃなかったかなぁ。

    手元のJ.J.Sakurai(初版の日本語訳)を開いてみると、第3章第9節に「量子力学とベルの不等式」というサブセクションがあって、その中で、A.アスペとその協力者により実施された実験について言及がある。そして、その訳注として、”A. Aspect et al., PRL 49(1982), 1804”が挙げられているから、この論文のことなのだろう。Google Scholarで調べてみたら論文のPDFを入手できたので、ちょっと眺めてみたが、実験に音響光学素子が出てくるのは意外だった。

    それ以上は読む気になれなかったので、これでお仕舞い(笑)

    (以下、2022.10.5追記)

    某所で絶賛されていたので、Amazonで「量子の不可解な偶然」(ニコラ・ジザン)を買おうと思ったら、一時売り切れになっていた。みんな考えることは同じか(笑)

  • リニューアル

    来年度の試験に対応した法文集が届いた。紙が草臥れるまで読み込まないとなぁ。

  • 「限りある時間の使い方」(オリバー・バークマン、かんき出版)

    NewsPicksの記事で紹介されていて、興味を持ったので読んでみた。

    これまでの読書のように、当たり前のことを実践できていないという気づきは多々あっが、「なるほどねぇ」と思える新たな気づきも少なからずあって、さらに心が洗われるというか、心穏やかになれるような書きっぷりの本で、読んで良かったと思う。

    NewsPickの影響で、「遅考術」(植原亮、ダイヤモンド社)も購入したのだが、次はこれを読もうと思う。本屋で手に取った時はこちらの方が面白そうだと思ったのだが、「限りある時間の使い方」の方がスルスルと読めたので、そのまま読み進んだ感じである。

    「ファスト教養」(レジー、集英社)と「絶対悲観主義」(楠木建、講談社)も気になっているのだが、それを読むのは限りある時間の使い方として適切なのか、迷うところである(笑)

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