_ ホントだとしたらこれはすごい。超伝導フィーバー再び?(笑)
_ 投稿された雑誌を見る限り、Physical Review Lettersなどに投稿して「マフィア」に潰されることを避けたのかな、という気が。単に胡散臭いだけ?(笑)
_ 学生時代に専攻していた分野でも、同様なことがあったと聞いたことがある。どこの世界もそんなものか…。
_ アウトドアショップにて、ルアー、ライン、ナイフシャープナーを購入。後はウェイダーかトレッキングシューズを買わねば。
_ フライにも興味があるので一通り眺めるが、ロッドの値段がルアーに比べかなり高い。というか、最低ラインは同じ程度だけど、上がすごいと言うべきか。竹製だと\100,000-以上。最低ライン付近なら十分手が届くが、ゼロから一通り揃える必要があるからかなりの出費になってしまう。液晶ディスプレイを買うし、そろそろ眼鏡のレンズも(コンタクトレンズもいいかな)、と思っているので結構キツイなぁ…。
_ 実は以前にもフライフィッシングを始めようかと思ったことがあるのだが、丁度"River Runs Through It"という映画の影響で「猫も杓子もフライフィッシング」みたいな状況になったので、何だか引いてしまった。
_ やっぱ、ひねくれものだ(笑)
_ 魚の手応えが恋しくなってきた。就職して札幌を離れてから、30cm以上は釣ったことがないなぁ…
_ 大学で物理系の学科にいるor出た方ならR. P. Feynmanの名を知らない人はいないと思うし、スペースシャトル「チャレンジャー」の事故原因調査委員会(?)の委員長だった、と言われて分かる人もいるかと思う。
_ 彼の著書「ご冗談でしょう、ファインマンさん」(岩波書店)の中だったと思うのだが、自身の導いた素粒子論の方程式について、「Dirac方程式には及ばないが、今、世界中でこの式を知っているのが自分だけだと思うと嬉しかった」というようなことを書いていたように記憶している。
_ 素粒子とは縁のなかった私でも、Dirac方程式のインパクトは別格ということは書物を読んで知っているので、これと比べるとどんな仕事でもツライかも知れないが、「世界中で自分だけが知っている」というのはどんなに気分がいいんだろう、と羨ましくなる。
_ 私の学生時代の専攻分野では、「Laughlinの波動関数」が輝いている。
_ 特定の状況下での電子状態を表す変分関数なのだが、変分関数と言いながらパラメータがない。これが問題になる状況での電子系の性質をズバリ言い当てているのだから驚くばかり。この仕事は1998年のノーベル物理学賞の対象になっている。
_ では、自分はどうだろうかと考えると、修論で変分関数を自前で用意したので、ある意味「自分だけの式」と言えるのだが、平面波展開したときの展開係数は多分Gaussianだろうという、誰でも考えそうなアイディアだし、もともと指導教官も考えていたので、胸を張って言える訳でもない。取りあえず「Akera - Golden Childの波動関数」とでも言っておこうか(笑)。
_ 今自分がおかれた環境を考えると、「自分だけの式」なんて夢のまた夢なのだが、まずは「社内では自分だけの(社外でも通用する)仕事」を追い求めたい。
_ 以上、2000年度→2001年度に際しての雑感でした。