絶対に謝らない人

最近話題の人を引き合いにして、「絶対に謝らない人」の特徴を説明する記事があった。そこに「自己愛を満たすべく欲望のままに突き進む姿は、周囲にすごい人だと錯覚されやすい」という記載があったのだが、素直に同意できなかった(ネタにマジレスかも知れないけど)。実は、この記事を読んで、以前いた部下を思い出したのである(ここでも言及したことがある)。

好意を持った異性に対して、本人は冗談を言ったりイジっているつもりなんだけど、相手からするとハラスメントでしかなく、「嫌よ嫌よも好きのうち」と勘違いしたのか、その行動を改めることもなく、それが理由で嫌われると、納得できないから問題解決のために話し合えと相手に執拗に迫るという、見事なまでに自分のことしか考えていない行動である。でも、彼の行動を見てすごい人だと思う人はいないだろう。まぁ、違った意味ですごいかも知れないが…

それらの行動を咎めた際も、頑なに自分の正当性を主張するだけだったのだが、「君はクビになってもおかしくない行為をした」の一言で、態度を一転させて謝り始めた。彼の判断基準は「自分の思い通りになるか否か」「自分が罰を受けるか否か」ということなのだろう。

最近話題の人は、どの辺りが基準なんだろう。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする