AIに関する雑感(5)

社内で生成AIを活用しようという動きが出てきた。最初は各種ドキュメントの作成から出発して、最終的には回路設計までを実現したいという話だったが、後者についてはハードウェア記述言語があることを考えると、それもアリなのかと思えてくる。

前者については、自分の業務周辺にも該当するものがあるが、社外に出していたものを内製化する、ということになるのだろう。この辺りは業界でも話題になっているのだが、話題になり方が多くの人の想像とは違う状況かも知れない。この業界は若い人に人気がないので、生成AIを活用しないと人手が足りないという話になっていて、社内外のどちらを選択しても、生成AIを使うことになる可能性がありそうなのだ。

元々が私の業務の周辺ではあっても範囲外なので、それで自分の仕事がなくなる話ではないのだが、そのように勘違いされるのは勘弁して欲しいな、とも思う。

もっとも、自社にはもっと根本的かつ重症と思しき問題があり、それに自分の業務も影響を受けそうなのが頭の痛いところである。

まぁ、(エラを動かせない種の)回遊魚は泳ぎ続けなければ死ぬってことか。

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