月: 2020年5月

  • With/Afterコロナ

    一応、出社して仕事しているのだが、今後のことを考えると心が曇る。自分の勤め先も、ビジネスを取り巻く環境が厳しいので、社内で「椅子取りゲーム」が発生するかも知れないと思っている。

    緊急事態宣言が出されて在宅勤務している間、某所で「この状況下でも出社して仕事をしている○○部は頑張っているが、出社していない○○部の連中は本当に仕事をしているのか?」といった発言があったらしい。コイツら馬鹿じゃないかと思うのだが、今後、現状の人員を抱え切れない状況が来た場合には、こういうことが影響してもおかしくない社風である。脳味噌筋肉系とでも言えば良いだろうか。

    GW連休前に幾つかのレポートを上げたのは、このようなことを気に掛けてのことだったのだが、上司はその上から言われてから動けば良く、さらに自分さえ良ければ他はどうでも良いという考えの人なので、1つを除いて上司のところでレポートが止まっていた。その1つは、経営者からの指示を受けた上司の指示で私がまとめたものなので、上司にとって意味があるものなのである。

    上司を飛ばして報告を上げる訳にも行かないから、上司をつついていくしかないだろう。

  • 軽くイラつく

    ある御仁のレポートを見たら、私がメインで担当した業務の担当者が、無関係な別の人間にすり替わっていた。やっぱりコイツはプライド最優先の人間なのだと思ってしまった。

    プライドが高いこと自体は罪だとは思わないのだが、それを満たすために、今回のような上辺だけを取り繕う行為は、イラッとしてしまうのである。

    上手くアピールするのも能力のうち、ということにしておこう。

  • 一周回って

    力のモーメントのところでもたついていて、ファインマン物理学を読んでみたら、同じ理由で前に読んだところだった。動力学的な説明がすんなりと頭に入ってくると、前も書いたはずである。既視感どころかリアルに既出だ…まぁ、反復練習が大事ってことにしておこう。読んで計算してを繰り返していたら、染み込んで来そうな気がしてきた。

    仕事の方も、忙しかったデータ処理が一通り終わった(ように思える)。もっとも、追加で何か言われるかも知れないので、油断できないところではあるけれど。

    データの処理や整理の仕方を工夫したい、もっと言うと、データサイエンスというと大袈裟だが、データから何かを引き出して、それを元に経営陣への提言ができると格好良いのだけど、そこは他の業務との兼ね合いだろう。

    Excelで色々なグラフを描くこと自体が久しぶりだったので、無駄に面白く感じているだけかも知れないけど。

  • 数列の広場

    昨日からの流れで「数学ガールの秘密ノート/数列の広場」のKindle版を購入して、6割ほど読んだ。「秘密ノート」シリーズは中高生向けとあって、本家(?)「数学ガール」よりも読みやすい。とはいえ、しっかり自分の手と頭を使わないと、頭に入ってこないのだが。

    今日読んだ範囲に昨日と同じ問題が出ていたが、数学的帰納法ではなく、もっとアッサリと求まることが判明。ガウスが1から100まで計算した方法ですな。

    調子に乗って、いつ買ったか覚えていない、同じシリーズの「場合の数」(こちらは紙の書籍)を開いてみたが、頭に入ってこない(笑)

  • 最後の一杯

    いつの頃までかは忘れたが、毎年ニッカウヰスキーが成人の日に合わせて20年もののシングルカスクを販売していた。自分もある年までは毎年買っていて、販売がなくなったから買うのを止めたのか、違う理由で止めたのかまでかは覚えていないのだが、余市シングルカスク1987年が一杯分だけ残っていた。なので、2007年まで買っていたことだけは確かである。その一杯分は、そのうち飲もうと思ってそのままになっていたが、ついにその日が来た。なお、何か意味があって今日にした訳ではなく、何となくである。

    久しぶりに飲んだからなのか、開封して10年以上経ったからなのかは分からないが、とろけるような甘さや濃厚さと、突き刺さるような鋭さが相まって、「これは旨い」と思えるものだった。

    経時変化があるかも知れないが、ラベルでは55度なので、それなりにキツいのは事実であり、それが突き刺さるような鋭さなのだろうが、苦にならない。水割りやロックが勿体ない感じである。まぁ、毎日飲んでたら食道をやられてしまいそうだけど(笑)

  • 朝の(頭の)体操

    結城浩氏のTwitterで、下記の計算をせよとのtweetがあった。

    \[\sum_{k=0}^{180} (90-k)\]

    これを素直に展開して、\(90+89+\cdots+1+0+(-1)+\cdots+(-89)+(-90)=0\)、となるのが一番分かりやすいやり方なのだろうが、自力で計算したときは、これに気づかなかった。

    何か上手いやり方がありそうだとは思いつつ、数列の和についての公式を使って計算して「ああ、ゼロね」と思い、その後に他の方のリプライを見て、上記の方法に気がついた次第である。

    さらに言うと、すぐに公式を思い出せず、最初の数項を書きながら\(\frac{1}{2}n(n+1)\)だったなぁと思い出して、それを数学的帰納法で証明して確認すると言う、かなりの遠回りであった。

    それはそれで楽しめたので、良しとしておこう。

  • DIYモドキ

    在宅勤務だと運動不足になりがちなので、毎日できるだけ歩こうと思い、平日は夕方になると散歩している。しかしながら、雨天時は外へ出たくないし、これから気温が上がってくると、気軽に散歩するには厳しくなる。

    さらに言うと、個人的には人が多くないところをマスク無しで散歩したいのだが、中々そういう場所はないし、仮にあったとしても、こちらがマスクをしていないと、十分な距離ですれ違っているのに、こちらから顔を背けるように半身になる人もいる。

    そういう事情で、自宅で踏み台昇降運動をすることを考えて作ってみたのが、ダンボール踏み台。Amazonの梱包箱の中にダンボールで作った三角柱を並べただけの物だが、残念なことに、局所的な負荷に対しては強度が不十分で、かかとで踏み込むと凹み易い。

    全てをダンボールで対応しようとすると、もっと細い三角柱をたくさん並べるか、板状のダンボールを、ひたすら立てた状態で並べるしかなさそうだが、上に一枚板材を置くとどうだろうと思ったら、丁度良い板があった。

    これで全ての問題が解決されたのかは分からないが、今後どうなるか試してみよう。

  • そんなに気になる?

    偉い人からの指示によって、過去に使った経費を整理している。費用対効果を見積もって、今後の業務を見直していくためだが、違った意味で、これを気にしている人がいる。

    過去の自分の仕事ぶりが否定されることを恐れているのか、レポートの物言いを和らげたいようである。偉い人は「状況(環境)が変わったのだから、やり方を見直せ」と言っているのだが、彼は「今までがダメだったから、やり方を見直せ」と解釈したのかもしれない。そこまで気にすることか?とは思うけど、ポジティブな表現に改めることに反対するつもりはない。

    どちらにしても、自分がやることには変わりがない。上手くその先に繋がると嬉しいところだ。

  • 大失敗

    連休中にやろうと思っていたことの、半分もできずに終わってしまった。

    これは、連休直前に仕事を詰め込み過ぎたのが原因だと思っている。直前の土日や4月29日も仕事をしてしまったので、いざ連休となっても気持ちが草臥れていて、盛り上がらないのである。いくつかの案件は、無理せず連休明けに持ち越すべきだったと反省している。

    唯一できたのは、物理数学の勉強くらいか。牛歩よりも遅い進展だったが、論理について色々考えたのは面白かったというか、本当の面白さを感じる前に連休が終わってしまったと思うのだが、継続して続けるつもりだ。

    当初の予定では、これに加えて古典力学の勉強も進むはずだったのだが、これ以上は言うまい。

  • 頭に入って来ない

    ここ数日、学習院大の田崎教授が書かれた数学のテキスト(今後、「田崎数学」と書くことにする)を読んでいるが、論理のところが牛歩戦術よりも遅いのではないかというくらいの進み具合である。具体的には、含意と三段論法のところで行き詰まっている。多少はわかった気はするけど、実は分かっていないのだろうというか、腑に落ちる感覚が全くない。ただ、本当に躓いている原因は、その手前のところの理解が不十分なのだと思う。例えば、分配律は真偽表を作ればそうなんだけど、それ以上のことは何も分かった気がしない。

    論理については、高校〜大学にかけて真面目に勉強しなかったことが大きいように思うし、演習が足りないのかも知れない。まぁ、急ぎ理解しなければいけない訳ではないので、気長にやるつもりでいる。

    今日は、それとは別の障害があった。窓を開けて過ごすのが丁度良いくらいの気温だと、周囲の物音が色々と聞こえてきて、集中して勉強するには不向きである。今日は上手くもない英語の音読が聞こえてきて、結構辛かった(苦笑)