月: 2023年10月

  • 全面解決ではないが

    横寝対応の柔らかいマットレスに買い替えたら体が沈み込むので、それまでの枕では相対的に頭の位置が高くなって、首が痛くなる。丁度良い枕を求めて複数の枕を試してみたが、硬さや高さが合うものがなくて首が痛くなるし、硬すぎる場合には横向き時に耳も痛くなる。

    そんな中、ニトリのホテルスタイル枕が、高さ、硬さ共に丁度良さそうなので、購入して使っている。頭を枕に埋めてから眠りに落ちるまでの感覚は、これまでと比べて随分と快適である。また、肩や腕といった、横向きに寝た際に体重を支える箇所が痛くならないのも間違いない。

    ただ、起床時に「良く寝た感」が得られるかというと、それほどでもない。これは別のところに問題がありそうな気がしているので、枕についてはひとまずこれで決まりにしよう。

  • 上野

    上野の森美術館でモネ展を観て、その後で科学博物館で和食展を観て、上野駅改札内の蕎香で5種野菜のかき揚げそば(せいろ)を食べて帰ってきた。

    モネ展は、100%モネの作品というは凄いけど、入場料も凄い(3000円)。その分見応えもあったけど、人が沢山いてちょっと観づらかったのも事実であり、平日に来てじっくり観たい気がしている。観客は、カップル、友人同士、一人、といったところだろうか。

    和食展は、当初は2020年に開催予定で、その際にはグッズ+前売り券を購入したのだが、コロナで中止になってしまった。

    今回改めて開催されるので、そのリベンジというのは勿論なのだが、2020年に買ったグッズはつまみ寿司(大トロ)の食品サンプルだったのが、今回のグッズは、同じつまみ寿司でも炙りサーモンがあるので、これを買おうというのもある。実用性のかけらもないが、こういうグッズが好きなのだ。

    失礼ながら、内容はさほど期待していなかったのだが、実際に見てみると結構面白い。また、こちらは家族連れが多く、モネ展とは対照的である。さらに、日本に住んでいながら和食について知らないことが沢山あることを思い知った。上記グッズの他に、あとから読んでみようと思ってガイドブックも購入した。

  • かつてのアニメ少年は思う

    伊藤園のAIタレントのCMに関するニュースを見て、「リアル『時祭イヴ』」だと思ったのは自分だけではないだろうと思いググってみたら、予想通りだった。

  • 不慣れなバイト

    支払いで1万円を渡したら、紙幣はトレーで、硬貨は手渡しでお釣りを渡された。逆じゃない?

    こういうところで初々しさを感じるのはおかしいのかも知れないけど、そう感じてしまった。

  • 陶磁器を眺める

    静嘉堂文庫美術館で「二つの頂―宋磁と清朝官窯」を観てきた。陶磁器をメインにした展覧会を観るのは久しぶりのような気がする。テーマが地味だからなのか、土曜の午後にしては人は少なく、じっくり観ることができた。

    写真撮影可の作品から2つ挙げておく。1つ目は、単純に絵柄が綺麗だからで、2つ目は、シャボン玉と同じ干渉による発色を見ることができるからである。

    「いい仕事してますねぇ」という決め台詞(?)を思い出した。

  • 3年数ヶ月前に戻る

    フル出社での勤務になった。ON/OFFの切り替えは歯磨きや着替えでできるようになっていたので、その点で大きな違いはない。また、在宅勤務ではつまらないと感じる業務が滞りがちだったのと、運動不足が問題だったので、出社することにそれほどの抵抗はない。抵抗を感じるのは悪天候時の出社くらいだろうか。

    そんな感じで過ごしていると、1日の歩数の1週間平均が10000歩を超えて、多少は運動不足を解消そうだと思う反面、ここ数日、踵や足の裏が痛いのは、歩く量が増えたのが原因のような気がしている。自分の推測が正しければ、あとは慣れの問題なので、気にすることもないんだろうけど。

  • 炒りたての味と香り

    徒歩圏内に、炒りたてのほうじ茶を売っているお茶屋さんがあるのに、何年もの間、スーパーで大手メーカーの大量生産品を買っていた。今まで随分と勿体無いことをしていたように思えたので、先日、そのお茶屋さんでほうじ茶を買ってみた。

    また、そのお店は、抹茶入りのソフトクリームやパフェも売っており、ついでにパフェを食べたが、これはこれで美味しかった。ただ、最低限のイートインコーナーという程度のスペースしかなく、リピートするかと言われると微妙ではある。

    さて、本題のほうじ茶だが、買った時にはスーパーで買った製品を飲み切っておらず、本日封を切って飲んでみた。良い香りがする茎ほうじ茶で、口当たりも良い。茎ほうじ茶は多めに入れないと薄いので、この感じだと早々に飲み切ってしまいそうな気がする。

    お店のウェブサイトを見たところ、茶葉を使ったほうじ茶は炒りたてではないようだが、これも買って飲んでみようと思っている。

  • 日本橋

    「美の巨人たち」や「日曜美術館」で明治時代の超絶技巧を取り上げた回を観てから、実物を見てみたいと思っていたのだが、三井記念美術館で「特別展 超絶技巧、未来へ!」が開催中だと知り行ってきた。

    お目当ては、「美の巨人たち」で見た安藤緑山(牙彫)や「日曜美術館」で見た並河靖之(七宝)で、それはそれで満足できたので、それをメインに感想を書こうかと思っていた。しかしながら、 帰宅後に、写真撮影OKの作品のうち幾つかを撮影した写真を眺めていると、その中の一つが、違った意味でもインパクトがあった。

    青木美歌という作家の作品で、ガラス棒をバーナーで溶かして作るものなのだが(バーナーワークというらしい)、作者は私よりも10歳近く年下なのに、昨年病気で亡くなっていた。同じ札幌出身で、このような作品を作る人がいて、その存在を知ったのは亡くなってからというのは、何とも残念である。

  • 昨晩、紀尾井町で

    飲み仲間と、ホテルニューオータニで開催された、東京獺祭の会に行ってきた。コロナの影響で前回から3年以上ぶりらしい。

    ホテルニューオータニは初めてである。会場であるザ・メイン(の芙蓉の間)は赤坂見附駅・永田町駅側のガーデンコートやガーデンタワーと繋がっており、そこから入れば良いらしいのだが、それを知らずに紀尾井町通り、紀尾井坂を歩いて、四ツ谷駅側から入ることとなった。ポケストップを回りながらだったので、これはこれで良かったと言えよう。

    少々早く着いたので、日本庭園を歩いてみた。画像はザ・メインと大谷の滝である。

    会の方だが、前回までと同様に、美味しい料理と美味しいお酒を堪能できて満足である。

    画像の左が「磨きその先へ」、右が「獺祭BLUE」だけど、前者は水のような且つ締まった感じ、後者は通常の獺祭と比べてちょっと酸味がある感じ、というのが個人的印象。まぁ、馬鹿舌な人間の感想なので、信憑性は定かではない(笑)

  • 微妙なお年頃

    何度か書いているが、十数年前の研修で知り合って以来、数ヶ月に1回のペースで一緒に飲む異業種同職種の人がいる。昨晩もその人と飲んだのだが、ここ数回は、それまでとは違う雰囲気がある。サラリーマン生活の終盤に差し掛かって、役職定年、望まない部署への異動の可能性、遠回しな退職の推奨などのイベントがチラついているのがその理由である。

    転職活動もしているそうだが、大幅な減給を受け入れなければならず、転職エージェントからは、今の勤め先に居続けることを勧められているそうである。その一方で、転職できるかどうかは別にして、面接まで行った際の面接官とのやり取りで、気づきを得ることも多いらしい。確かに、違う世界で生きてきた人とのやり取りには、そういうところがあると思う。

    自分としても、定年延長がなければ、残りのサラリーマン生活は10年を切っているし、会社の状況、上司との関係など、どう対応してくかを考えなければいけないことが多い。

    いつもとは余韻の感じ方が異なる飲み会だった。