投稿者: goldenchild

  • 六本木のちRRR

    新国立美術館に「テート美術館展」を観に行った。光をテーマにしている作品を集めた展覧会である。

    一番印象に残った作品は、ジョセフ・ライトの「トスカーナの海岸の灯台と月光」である。初めて観たし、作者も知らないけれど(Wikipedia日本語版には載っているので、自分が浅学なのだろう)、とても良い感じで、もっとじっくり観てくれば良かったと少し後悔している。

    ターナーの「湖に沈む夕日」は、「新美の巨人たち」などで予習して、実物を直近で見れば自ずとそう見えるのかなと考えていたが、実物でもそう思って観ないと分からなかった(苦笑)

    明日が最終日だけど平日なので、実質的には今日が最も混むのかもしれない。開館直前に会場に着いたので、さほど並ばなかったけど、自分が帰る頃には結構な行列ができていた。

    途中でマクドナルドで月見バーガーセットを購入して帰宅して、それを食べながら、録画してあったインド映画「RRR」の鑑賞を開始した。月見シェイクはシャインマスカットのシャーベットっぽいものを期待していたのだが、マクドナルドの商品紹介にも「長野県産シャインマスカットの果汁を使用した」としか書かれていないし、過度な期待だったようだ。

    さて、「RRR」であるが、イギリスの植民地時代のインドを舞台にした、荒唐無稽な勧善懲悪モノ、と言えば良いだろうか。凄惨なシーンや面白おかしいシーンを交えつつ、ハラハラドキドキの展開だけど、水戸黄門や暴れん坊将軍のような「そんな都合良くコトが進む?」と突っ込たくなる展開だった。それでも観終えた後は満足感があったので、それで良いのだけれど。

  • アップデート

    ESETが対応するのを待って、macOSをSonomaにアップデートした。見た目が劇的に変わったわけではないが、日本語入力のON/OFF切り替え時に、カーソル直下に少しの間「あ」「US」と表示されるのは、地味に嬉しい変化である。

    Sonomaにタイミングを合わせたわけではないと思うが、Kindle for Macもリニューアルされて良い感じになっている。起動が劇的に速くなり、少し様子見が必要かも知れないが、動作も安定しているようだし、iPadOS版のように、シリーズものは単一フォルダ(?)に整理されるようになった。

    当初は表紙以外は必ず見開き表示になったので、洋書は見辛く感じたが、洋書はウィンドウ幅を狭くして、和書や漫画はフルスクリーン表示にすれば問題ないので、これで良いだろう。

  • 秋の訪れ

    夜になると、窓を開けると足元がひんやりするようになり、いよいよ本格的な秋の訪れだろうか…と思ったら、今週もそこそこ暑いらしい。

    それはさておき、来年の試験に対応した法文集や過去問の発売日が判明するのも、この時期のイベントの一つである。ただ、受験者数が減っているからか、昨年よりも値上がりしたし、判明するタイミングも若干遅いような気がする。(9/25追記:結構大きな法改正があるからではないかということに気がついた。だから何だってわけではないけど。)

    取得しても無意味な資格だと言われないうちに合格しないといかんなぁ…

  • 二重橋

    静嘉堂文庫美術館で「あの世の探検-地獄の十王勢ぞろい-」を観て来た。

    おどろおどろしい作品が並んでいるのかと思ったら、仏教絵画+古文書といったところで、その一部が地獄を題材にしているものだった。作品説明がすんなり頭に入ってこないのは、老化なのかストレスなのか…って、前も書いたような気がする。

    その後は、どんよりした空模様ではあったが雨は降らなかったので、皇居方面へ歩いて二重橋を眺めて、坂下門、和田倉門を経由して、丸の内オアゾの丸善で本を眺めてから帰路についた。

    帰宅後に「二重橋」でググってみたら、Wikipediaや環境省のウェブサイトでは、厳密には、かつては奥の構造が二重構造だったことが由来であるということが書かれていた。それは知らなかったなぁ。

  • お楽しみは一旦終了

    大した内容ではないのだが、あるデータベースからの出力であるcsvファイルから必要な情報を抽出するため、Pythonでプログラムを作成している。このようなことをするのは久しぶりなので、ある関数の中で”str”という文字列を定義して、同じ関数の中でstr関数を呼び出すとか、間抜けな間違いも結構ある。

    元号を西暦に変えるとか、国名の略称に応じて処理を変えるとか、面倒臭い処理もあるけれど、やりたい処理はできつつある。

    最大の問題は、抽出した情報の料理法だが、これはPythonでのプログラミングとは関係ない。どのような形でデータを可視化すれば、(特にエラい)人に訴求できるか、である。その方向性が定まらないと、使う道具が何であろうが意味がない。

    先に方向性を考えておけという説もあるが、私はこういう思考(嗜好)の人間なのである。

    楽しい時間はひとまず終了して、考えねばなるまい。

  • 恵比寿

    山種美術館で「日本画に挑んだ精鋭たち」を観てきた。徒歩で10分程度とはいえ、この暑さの中を歩く気になれず、恵比寿駅と山種美術館の間はバスでの往復である。

    「朦朧体」は、元々は批判的な意味でつけられた呼称のようだが、個人的には大好きで、何度観ても良い。同じ山種美術館で、もっと多くの朦朧体作品があった展覧会を観た覚えがあるが、同じような企画があれば喜んで観に行く。

    日本画に合わせてなのか相関を確認した訳ではないけれど、和服で来ている人がいるのも何かいい感じである。あと、他の作品と毛色は違うように感じたが、高山辰雄の「坐す人」は、ある意味怖いと思いつつ、また観たいと思う作品だった。

    作品を観終わった後は、美術館内の「Cafe椿」で和菓子お抹茶セットで一息ついたが、ここは初めてなので、ちょっとドキドキしながらであった。「雪うさぎ」というオリジナルケーキは売り切れだと言われたので、人気なのだろう。次回来た時には食べてみたいものだ。

  • 上野〜渋谷

    昨晩、今日から東京都美術館で「永遠の都ローマ展」が開催されることを知り、200円ではあるが安くなるので、前売り券を購入して観に行ってきた。

    「カピトリーノのヴィーナス」は門外不出の傑作らしいが、マジマジと観るのは恥ずかしいので、サラッと。色々な作品あったとは思うが、全体的な印象が薄いように感じたのは集中力不足だろうか。

    そのあとで、上野駅構内の「そば処 蕎香」でお腹を満たした後で渋谷に向かい、ヒカリエで開催中の「東京カメラ部2023写真展」を観てきた。入選作だから上手いのは確かなんだけど、どうやったらこんな写真が撮れるんだろうと思う作品ばかりで、ただただ感心である。ミラーレス一眼が欲しくなってくるが、それは試験に合格してから…

    東京駅地下を歩いた時よりも歩数は少ないが、歩数至上主義ではないので、まぁいいだろう。

  • 秋の気配

    夕方会社を出る頃には空は薄暗くなっていて、風は涼しく、鈴虫の声が聞こえるようになった。自宅では、これまで通りのエアコンの設定温度だと、朝方ひんやりするようになった。今週は暑さがぶり返すという話もあるようだけど、そろそろ打ち止めかな、という気がしている。願望込みで。

    これが涼しさから肌寒さに変わってくると、時間がゆっくりと進んで欲しくなるのは、我儘というヤツだろうか。

  • キーボードを買い替える

    Realforce TKL SA for Macを使っているのだが、キーボードとマウスとの距離を近くしたいのと、キーのストロークを浅くしたいので(こちらはスペーサーを入れることでも解決できるが)、コンパクトなキーボードがないかと思っていたのだが、LogicoolのKX700PGが気になったので、店頭で実機に触れた上で購入した。

    Mac miniとiPad Airとのペアリングは問題なくできたが、Windows PCがBluetoothに対応していないことに気づかず、しばらく悩んだ。気づいた後は、最寄駅近くの家電量販店でBluetoothアダプタを買おうか迷ったが、急ぐこともないので、Amazonで注文して、到着を待つことにした。

    自宅でじっくり使ってから気がついたこと2つがある。一つは、スペースキーが長いので、「変換/かな」キーに親指が届きにくくなったこと。もう一つは、タッチが少々固いので、腱鞘炎になるかも知れないと思ったこと。そのときは、Realforceにスペーサーを入れて使うことになるだろう。

    以前HHKを買ったとき、最初はいい感じで使えていたのだが、肘が痛くなって買い替えたか元に戻したことがある。今のところ、そこまで固いとは感じないけど、同じことが起こらないか、ちょっと心配。

  • リベンジは果たせるか

    ここ2〜3ヶ月は、調査と考察に基づいた提案をする業務がメインで、緊張感がありつつも、それに見合った充実感があった。しかしながら、それがひと段落すると、他の業務の中身の薄さに物足りなさを強く感じるようになった。

    挑戦的なテーマで、直接的な経営への貢献に繋がり、自分のスキル向上になるものはないものかと考えていたら、一度頓挫したデータ分析に再び手を出したいと思い至った。

    頓挫の理由は、評論家からの攻撃と社内政治優先の上司の二つに押し負けた、セイラさんに往復ビンタを喰らいそうな、自分の軟弱な心である。そこはもっと図々しくなるべきなのだろう。あとは、周囲からの評価を得るまでは、総花的な分析にせずに一点集中でいくことだと思っている。

    取り敢えず、今日のところは仕事用PCで”conda update conda”しておいた。これって、”conda update —all”の方が良いのだろうか?本質的な問題じゃないけど。