週記以上日記未満 in October, 2001

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2001年10月21日(日)

_ TeXと戯れつつ週末が過ぎ去ったような気がする…所期の目標は達成していないのだが(苦笑)

「レパントの海戦」

_ 塩野七生著、新潮文庫。洗車+オイル交換他の待ち時間に半分ほど読み進む。高校の世界史で習った「スペイン無敵艦隊の出発点」という程度の記憶しかなかったのだが、「トルコと敵対したヴェネツィアが、ローマ教皇を使ってスペインを巻き込んだ」という背景までは知らなかった。習ったけど忘れたのかな…。

_ お笑い番組だったかアニメで、「ド〜ン、ド〜ン、ホアンホアン、ド〜ンホアンホアン♪」とかいうのがあったと思うのだが、それってレパントの海戦で出てくるドン・ホアン王子(連合艦隊総司令:スペイン国王フェリペ2世の弟)と関係あるのだろうか?どうでもいいことではあるが…

_ 結局、本日で読了。最後は司馬遼太郎の「燃えよ剣」と似た雰囲気を感じた。「コンスタンティノープルの陥落」は既に読んだので、次は、順序が逆だが「ロードス島攻防記」だろうか。

フォアグラ?

_ 札幌の実家から電話。兄がスポーツクラブに通い始めたそうだ。体脂肪率を測ったら、兄の年齢の一覧表には出ていないような数値だったとか。身長では私より5cm程低い兄が体重では20kg近く重く、それが丁度脂肪分らしい。話を聞きつつ腹を抱えて笑ってしまった。

_ まぁ、自分も腹の辺りを触ってみると、他人事とも言ってられないのだが。


2001年10月22日(月)

specialist

_ 全社規模での技術系社員の固有技術調査に回答。「シミュレーション」は2番目に記入。まだ1年、それも半ば片手間だし。1番目は「実験による最適化」と記入したが、書いてる自分でも謎な表現だ。要は「試行錯誤ばかり」ってことなんだけど。ここにいる人達は、毎年どうやって書くか悩むんだよなぁ(苦笑)

_ ネットワーク関連の資格(国家試験/ベンダー認定)についての質問が増えてきた。ここの会社もそちらへシフトしていくのかな…

convert

_ 帰宅後TeXを触っていたら、jpegをepsに変換したくなったので

# apt-get install jpeg2ps

_ すっかり学生気分…って、学生の頃はハサミと糊を使っていたっけ(笑)

如水

_ fj.sci.physicsを眺めつつ…。「インピーダンス整合は、屈折率の違いで反射が云々」とはよく言われるが、水のアナロジーも良いな。横幅の異なる水路に例えるのも分かりやすいか…結局中学校の電位とか、抵抗の説明って馬鹿にできないな、と思ってみたり。

_ 学部生の頃、数名で「半導体のフェルミ準位をどう直感的に理解するか」という話題で盛り上がったことがある。その場にいた全員が「定常」と「平衡」を混同して、結論が出なかったという間抜けな状態だったのだが(^^;

_ その時人づてに聞いた、T村先生の「化学ポテンシャルは水位のようなものだ」というコメントが全てだと思ったのは、その翌日辺り。


2001年10月23日(火)

加速試験

_ ユーザーからの要求を満たすかどうかと測定はしたものの、その後は音沙汰無しで、お蔵入りする予定の信頼性試験データがある。ところが、先日別のところから同様の問い合わせが来たそうで、「それなら前にGolden Child君が測定したデータが使えるな」ということで、私にお呼びが。

_ 明日は話題沸騰中(違)のワイブル分布とアレニウスの式でデータ整理…眠くなりそうだ(笑)

金庫の中の鍵?

_ 友人のノートPCにMC6550(SII)のドライバをインストールしようとすると、100% Winodwsが青い画面を出して逝ってしまうらしい。Windowsは95だというのでハードが古いのかな、と重い、会社でこの手の話に詳しそうな人に聞いてみるが、手元に現物がないのではっきりとした結論は出ず。

_ 付属フロッピーのファイルが壊れているのかもしれないが、友人は他に通信手段を持たないので、Webで最新版のドライバをダウンロードするということはできない。とりあえず、こちらでドライバをダウンロードしてCD-Rに焼いて送ることにする。カードの問題もあるかもしれないし、使っていないMC6530も一緒に送っておこう。

_ これで解決してくれることを願うばかりだ。


2001年10月24日(水)

某解析ソフト

_ 34,800要素、20ステップの周波数応答解析を走らせて帰宅。自分には、今唯一の心の支えだ。エラーメッセージ吐いて止まってたら、ショックで逝ってしまうかも(笑)

in the trouble

_ この話はフィクションかもしれませんし、そうではないかもしれません。

_ 某社某部門某グループでは、購入品をいつもの業者(以降A社)より安い見積りを出してきた業者(以降B社)への乗り換え、あるいはA社への再見積もり依頼ということで、担当者レベルの話がつく。

_ 実は、B社はA社の特許に抵触しており、両社間でトラブルになったこともあるのだが、B社はこれを隠して見積りを提出。某部門には知っている人間も複数いるのだが、情報の共有化がなされておらず、某グループには伝わっていない。

_ 某グループでは、業者の切り替えかコストダウンをA社に打診するが、A社から特許の存在を知らされ、B社に問い合わせる。B社は事実を認め、「特許の有効期限が切れていると思うので、調べて連絡する」。

_ B社からの連絡が入る前に、A社から「こんなことをして、ただでは済まない」的な電話が入り、これが部門長へ伝わる。A社では、悪質なコストダウン要求と受け取った模様。

_ 部門長は状況が把握できないので、某グループのA社担当へ連絡、状況の説明を要求。担当は上述の状況を説明。

_ B社の暴走は勿論だが、某部門での情報の共有化がなされていないこと、全て「B社からの連絡待ち」にしてしまった、某グループの対応も原因。

_ 最近は、青色LEDのように、ニュースで特許の話題が取り上げられることが増えている。しかし、こんな形で特許問題に巻き込まれることもあるし、皆さんも気を付けて下さい。

悪行素質チェック

_ 流行りものらしい。

犯罪者になる確率:15%
悪人素質:400ポイント
強盗願望:2000ポイント
殺人願望:960ポイント
運:0ポイント
破壊願望:3200ポイント
知的犯罪:208ポイント
あなたに懸けらた賞金:6768万円

_運:0ポイント」が今日の自分にぴったり…って、笑えない…


2001年10月26日(金)

Power Supply

_ 周波数応答解析が終わって、結果を見ようとするとマウスが効かない。仕方ないのでCtrl-Alt-Del→シャットダウン→電源スイッチを入れて………BIOSの画面すら出ない(ToT)

_ 電源コードを差し換えたりしてもダメなので、ケースを開けて、電源をはずして、カバーを外す。抵抗がカラーコードを読み取れない程変色して、周りが焦げていた。上司に「シミュレーション用PCの電源が逝ってしまったので、買いたいのですが」と言うと、「自宅に余ったのがあるから交換するよ。やっぱりブランド物がいいかなぁ」。…一体余った電源がいくつあるんですか(^^;

相手が違う

_ 品質関連部門の人から「技術の人間が、納入業者と規格をいい加減に決めるから、自分のストレスが溜る」と言われたので、「直接先輩に言えないからと、グループ最年少の自分のところに文句を言ってくる人が多いから、ストレスが溜る」と返したら、静かになった。

見解の相違

_ 上司とシミュレーションの話を少し。上司の主張は「シミュレーションの結果を設計・開発にどうやって反映させるかはっきりさせろ」。表現を変えると「お前、目的と手段を混同していないか?」ということだ。一方、私の考えは「どう反映させるかは明確なんだから、反映させるための結果を得る方法が問題だ」。

_ こうやって書くと何やら偉そうだが、「どうやって反映させるか」という問いに答えがあるのは事実。以前、お得意先であり、競合メーカーでもあるところから、「実験orシミュレーションのデータをこうやって設計・開発に反映するんだ(そんなことも知らないのか?)」と言われたのだから、そのときの「こうやって」を実践すればいい。文献を漁れば沢山出てくる話だし。

_ 近日中に技術内部で行うシミュレーションの説明では、そこまで踏み込んで話すつもりでいる。


2001年10月27日(土)

歯医者

_ ぼったくりではなさそう&次を探すのが面倒になったので、変えずに現在に至っている。

_ 「詰め物が出来上がるのは土曜日になりますが」「じゃぁ土曜日」という安易なノリで今日の予約を入れたのだが、こうも天気がいいとは、とちょっぴり後悔。

_ 以前痛いと思った場所(左奥)の反対側で冷たいものが染みるようになったと思ったら、後回しにされた虫歯だった。次回の治療の際に、これを先にやってくれと催促しよう。

VMware

_ 会社からノートPCを持ち帰ってファイルを移動。エクスプローラを開いて、ネットワークコンピュータでNT on VMwareが見えたときには笑ってしまった。


2001年10月28日(日)

冬支度

_ 北海道で育った人間は部屋全体を暖かくすることを好むので、こたつを使うという選択肢は除外。今のところはエアコンで問題ないが、そろそろ辛くなってくる季節。石油ファンヒータを出して暖を取ることを考え始める。しかし、今の部屋の状況では、ベッドがど真ん中にあってファンヒータを置くスペースがないので、壁側に寄せる。追い出された本棚をどうしようか…

Too strong

_ スーパーで安物のcoffee dripperを買ってきて、一杯淹れてみた………やはり日本茶が口に合う性分らしい。

_ それは単に入れ過ぎだという話もあるが。

「お持ち帰り」

_ 部屋の模様替えを途中で放り出して、pLaTeX2e, gnuplot, Tgifと共に過ごす。これらは結果をまとめるための手段なので、結果を出すための手段(学生時代にやったCでのプログラムや、仕事での某解析ソフト)と比較すると充実度は落ちるのだが、そうは言ってもこの手のツールと戯れるのは楽しいものだ。

_ まぁ、本来会社でやるべきことなのだが(苦笑)


2001年10月30日(火)

印刷環境

_ xdvi-ja(Debian)ならカラー、dviout for Win32では白黒表示とは、これは一体…TeXを使って見栄えの良い報告書を書いてみようと思っていただけに、ちょっと萎える。gsview32.exeを起動するとWindowsが100%固まることに気が付き、さらに萎える。

_ 自宅でPDFにして、会社でAcrobat Readerを使おうと思いつつ帰宅。dvi2psとps2pdfで変換したのだが、fontがbitmapになってしまい、大変見辛い。Webで調べるとps2jpdfなるものがあるそうで、Debianのパッケージ(の一部?)としてもありそうなのだが、印刷環境周りはなにやら込み入っているようで良く分からない。自宅にはプリンタが無いので、興味が無かったというのも大きいな。ここはPostscriptファイルまでで止めておいて、会社でAcrobatを使ってPDFにした方が話が早そう。

Do you understand me ?

_ 上述の報告書を(白黒画像で)提出。上司の反応を見る限り、私がゴールと考えているところが伝わったんだろうと解釈。

_ 報告書はもう二つ残っているが、これは一太郎とExcelで作成中。やる気依存性大(笑)

実家より

_ 電話が。会社の人員削減案が出たりして、かなり両親を心配させている模様…親不孝者だ>俺


2001年10月31日(水)

「Linuxで科学」

_ 以前から存在だけは知っていたのだが、MATLABクローンのoctaveとscilabに興味を持つ。調べた範囲ではscilabの方が多機能で、インターフェイスも良さそう。octaveはgnuplotを呼び出すので、ちょっと(かなり?)貧相かも知れず。

_ まぁ、何に使うと言うわけでもないのだが…

自己満足

_ dvi2pdfではなくdvipdfmを使うことで「綺麗なPDF with 日本語」になった。うーん、素晴らしい。



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