_ 日本酒を多く飲んだ次の日は、身体が重い…
_ 昨日・今日と、明日のプレゼン(シミュレーションの現状報告)の準備でPower Point中心の生活だったが、資料をまとめながらあれこれ考えてみたりした。
_ 学生の頃の研究(≒修論)では、オリジナリティのある計算(*1)を行って、その結果を学会発表という展開だったのだが、今考えると、指導教官にはある程度予想がついていて「お釈迦様の手のひらの上を飛び回る孫悟空状態」だった部分が少なくないだろう。
_ 今自分が行っているシミュレーションに付いて考えてみる。関連分野の文献を当たっても、自分がやっているものより計算しやすい領域にとどまっているのが現実だし、やっているところがあるとしても、「論文よりもノウハウの囲い込み」という考えで公の場には出してこないかも知れない。そして、当然事業部には自分以上に分かる人間は見当たらない(『社内』だとどうなるかは不明)。自分よりも分かる人がいない環境で、今まで誰もやっていないような結果を出す…これが本当の意味で、人がやっていないことをやる難しさなのかも知れない。
_ …にも関わらず、会社でこういうことに思うように時間が取れないのが一番頭の痛いところ。
_ 欲しい結果を得るためには、何をどこまで理解する必要があるか?という上司との議論。理想と現実の間にある(はずの)落しどころに、どちらからアプローチするか、と言ってもいいと思う。
_ こちらから言いたいことも色々あるが(実際いくつか言ったが)、理論(シミュレーション)でどこまで現象の本質に迫って、測定可能な物理量を見積るか、という発想に片寄っていたようにも思う。
_ 学生時代は実験系の論文に目を通すのが好きだった。大御所と呼ばれる人ともなると、実験結果の解釈も一味違って、起こっている現象を絵に描くように説明してあり、これが直感的な理解の助けには非常に有効だった。今の自分にはこちらからの見方を増やした方がいいのかも。
_ 昨日のプレゼン以後、質問やコメントを結構もらったが、その反応は様々。シミュレーションそのものに懐疑的な人、私が今取り組んでいるテーマに疑問を感じている人、自分もやってみたいという人、などなど…
_ 昨日の上司とのやりとりもそうだし、他の人と話していて引っ掛かるのは、実験との比較について。本質的か否かよりも、自分のところできる実験と比較可能かが優先されるのが難しいところ。いくら比較しても、見たいものが見えなくては…。設備を売却したためにできなくなった実験が多く、そういうのに限って重要な特性を確認できたりする。
_ 表ではすぐに実験と比較可能な結果を追い掛けながら、裏では並行して…という流れになりそうだ。
_ 部屋の掃除をしたので、かなり綺麗になった。先輩に「ADSLを体感させて欲しい」と言われたのだが、そのまま部屋へ入れるのは恐ろしい状態だったから。「開かずの扉」があるという、その場しのぎの掃除ではあるが…
_ さらにADSLを体感したのが「水曜どうでしょう」…まぁ、速さは実感して頂けた模様なので、良しとしよう。