週記以上日記未満 in January, 2002

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2002年1月21日(月)

_ 大寒だというのに、大雨、洪水などの注意報…北海道も気温が高いらしいが、札幌雪祭りは大丈夫なのか?

ダボハゼ

_ 実験用だろうが何だろうが、「試作品」と名の付くものは客先に持っていこうとする連中がいるらしい。条件出しに使った試作品を持っていこうとして「完成度は高いんだろうな」とのたまうとか…

不毛

_ 午後イチから15:30頃まで測定マシン。使う測定器のGPIBプログラミングガイドが無い(紛失)ので、すぐには手の施しようがない。やる気nothingなので早々に退社…明日から頑張ろう。

_ 平日の18:00台にニュースを見ながら夕食というのは随分久しぶりのような気がする。ちょっと幸せな気分かも。

センター試験

_ 物理の問題を眺めていると、自分の頭の老化を感じる…(-_-;


2002年1月22日(火)

「厳密性」

_ ここで何回か触れているように、私の業務の一部は(*1)薄板状の素子の振動解析。現在の解析モデルは単板だが(*2)、実際の素子は電極膜がついているので、最終的にはこの影響も取り込む必要がある。先日のプレゼンでも、その辺りはどう考えているかという質問があったので、「『膜の付着=部分的な密度の増加』のようなモデルを考えないと計算機の性能頼みになってしまう(そしてそれは不可能だ)と思う」と答えたのだが、今一つ納得して貰えなかったようだ。

_ どうも「すべてを厳密に取り込まないと結果は得られないのではないか?」ということらしい。膨張率の差による熱歪みのように、このような考え方で取り込めないものがあるのは事実だが、全てを厳密に取り込んで、尚且つ時間も計算機資源もかけないというのは不可能。できる限り簡単な近似で本質を押さえるのが大事だと思うし、全てを取り込んだところで、何が何に起因しているのか判断に苦しむだろう。まぁ、大学の研究室ではないし、「頭使うより体使え」的な雰囲気もあるので、こういった主張は受け入れられそうにない。

_ …などと考えつつ、文献検索をしていたら"A perturbation analysis"なんて書き出しの論文が。思わず口元がニヤリ。

*1: 全部だと嬉しいのだが…
*2: それでも異方性を考慮する必要があるので難しい…

2002年1月24日(木)

職場にて

_ 同じ工場内の別の部署に移られる方や、他事業部に応援に行かれる方に記念品を贈ることに…って、それでは退職などの送別会のような気が。

_ 来週辺りに量産導入の検討を行う機種に対応させるため、生産技術の方に設備を調整してもらう。VBでかかれた制御用のプログラムの画面を眺めつつ、「こんなプログラム作りたいよなぁ」と先輩。禿げしく同意。

_ 実験室などに持ち込んでデータ入力するのに、Librettoが非常に便利。当初の目論見とは全く異なる活用法ではあるのだが…

High Tc

_ slashdotより、室温超伝導の可能性。超伝導(*1)は難しかったなぁ…(遠い目)

_ 超伝導が難しかったというよりも、超伝導を理解するのに必要な、幅広い基礎知識が足りなかった、と言った法が正確かも…。熱力学とか(笑)

_ 「超伝導Night Club」まで行ってみよう!?

*1: 講義で習ったのは、狭義のBCS理論

2002年1月25日(金)

職場にて

_ 私の部署は、新機種の開発に専念させるために雑用を免除されていることが判明…その分成果を出さなくては。その中にシミュレーションをねじ込みたいところ。

_ てゆーか、今週は忙しいだけで中身が少ない。

サッポロビール園

_ 前日のビールを混ぜて出していた、と言う話。支配人曰く、「炭酸の抜けたビールを通常のビールと混ぜて提供してたということに関しては大変申し訳なく思います」…お前は本気で炭酸の問題だと思っているのか、と小一時間問い詰めたい。

_ 札幌テレビ放送(STV)のReal Video(http://www.stv.ne.jp/news/newsr/ram/20020125-06.ram)と合わせて楽しむと効果的?

筋肉痛

_ 先日するめを購入。昨晩:食べる。今朝:顎が…(^^;

_ 今晩も食べる。明日は休みなので、酒も進む。竹鶴12Yearsはいいねぇ。


2002年1月26日(土)

Borland C++ for Linux

_ もうすぐ出る

散髪

_ 諸般の事情(*1)により2ヶ月近く行っていなかったので、かなりすっきりした。

_ 雪祭りの話から雪質の話へ。こちらの人は、スキー/スノボや山登りをしない限り、雪を踏むと「キュッ」と鳴るというのがピンと来ないらしい。「先週山に登って日陰にあった雪の上に乗ったら、鳴いているような音がして驚いた」と言っていた。

_ 帰りにコンビニでマヨネーズを購入。するめと明日実家から届く予定の海産物につけるのだが、マヨネーズ+七味+醤油を数滴が最高。酒に良く合う。

*1: 忙しい&面倒くさい&行こうとしたら不定休日

2002年1月27日(日)

_ 天気悪すぎ…買い物以外はsingles(my little lover)などをBGMにだらだらと過ごす。

お買い物

_ UNIX MAGAZINE 2月号購入。W2K Pro関連の書籍も1冊購入しようと思っていたが、2〜3千円のものは、「コピーの仕方」「フォルダの作り方」といった内容の羅列で、しっかりしてそうだと思うと、5千円程度してしまう。ということで、購入は取りやめ。しばらく購入していないが、巷に溢れているPC-UNIX関連の書籍も同じようなものなのかな、と思ってみたり。

_ 久しぶりにCHIVAS 12Yearsを購入。

Incremental search on Emacs

_ UNIX MAGAZINEを読んで、"sudo apt-get install migemo"。今までは 「Ctrl-s→Return→入力→変換(Return)」だったのだが、かなり快適に。

ポプラ並木

_ 実家から北海道の海産物が届いたので電話をかけたのだが、その際に「北大のポプラ並木が伐採された」と言われる。先日のサッポロビールと同様に、STVのReal Video(http://www.stv.ne.jp/news/newsr/ram/20020127-03.ram)を見たのだが、タクシーの運転手が間違えると評判だった(*1)「なんちゃってポプラ並木」ではなくて本物のポプラ並木だと思う。正月に北大に行った際に、写真を撮るのを忘れてしまい、「それじゃぁGWに…」と思っていたのだが…

_ 個人的には、4年間眺めながら通っていた銀杏並木の方が思い入れはあるのだが、それにしても痛いかも…

bootstrap

_ パリティ(*2)2月号より。「靴の踵側を持ち上げるためのループ上のもの」である"strap"から派生した「自力で何かをやり遂げる」というのが本来の意味で、「編み上げの靴ひものように、単純なプログラムから複雑なプログラムをロードして…」というのは間違いだそうだ。

_ 確かに携帯のストラップと言われれば…これでまた一つ賢くなった…気がするだけか。

*1: 現在では休日でも一般車両は入れないはずなので、このようなことはないと思う
*2: 物理科学雑誌。学生の頃から読んでいる

2002年1月28日(月)

Fighting Scene

_ 仕事が修羅場に突入しつつある予感。うーむ、死兆星が見えるかも…

_ ひょっとして、一部人間関係も修羅場ですか!?

日本人は科学に興味なし

_ 確かに考えれば考えるほど「分からない」という設問がある。自由電子に「電子の大きさ」は定義できるのか…? まぁ、その他の設問も問題がありそう。

_ 個人的には「scienceとtechnology云々」という選民思想チックなコメントが引っ掛かった。「離学」だの「後学」だのと罵りあったところで新しい価値が生まれるわけでもないだろうに…

寝不足

_ 昨晩は早く寝たのだが、風が強く木の枝などが鳴いていたので、今一つ睡眠が不十分。

_ 会社から帰宅すると、郵便受けに手拭いとA4の紙が一枚が。内容は、「今夜緊急に新幹線設備の補修工事を…(途中略)…騒音の発生が予想されます…(以下略)」。昨晩の強風と工事が関係あるのかは分からないが、私の住んでいるアパートは新幹線の高架下。

_ …今夜も良く眠れないらしい。


2002年1月29日(火)

量子力学入門

_ nDiary Antenna巡りをしていたら、並木美喜雄の「量子力学入門」が分かりにくいという意見が。

_ 以前読んだことがあるのだが、岩波新書から出すような本ではないと思ったような気がする。私がいた研究室の助手が「並木美喜雄は量子力学の解釈問題が活動分野(の一部?)なので、文章は難解なものになりがちだ」というようなことを言っていた。

_ 自分が最初に読んだ量子力学の入門書(啓蒙書)は、書名は忘れてしまったのだが、片山泰久(*1)が書いたブルーバックスだったと思う。後は普通の(?)量子力学の教科書だけかも。

_ 自分は読んだことがないのだが、朝永振一朗の「光子の裁判」(講談社学術文庫「鏡の中の物理学」に収録されているはず)はすこぶる評判がいいらしいので、初めて量子力学の世界を知ろうと言う方は、これが良いのではないかと。

_ 私自身が買おう買おうと思いつつ、忘れてしまっている一冊なのですが(^^;

*1: 湯川秀樹の一番弟子だったかと…

2002年1月30日(水)

喉元過ぎれば…

_ 先日アイディア会議があったのだが、毎度お馴染、事業部の経営状況を本社に説明する少し前。そこで出たアイディアを実現する方向に動いてくれればいいのだが、本社向けの資料が出来た段階で終わってしまい、次にまた同じ状況が来る、と言った具合。本社の人間も馬鹿じゃないんだから、もう見透かされてるのでは。

_ あの人たち、「継続は力なり」って習わなかったのかなぁ…


2002年1月31日(木)

またも寝不足

_ 寝入り端、上の部屋で(多分)猫が何かを引っくり返す音や、飼い主の怒鳴り声が。思わず「うるせぇなぁ!」と声が出た。

_ 結局良く眠れぬまま朝を向かえる。頭痛が痛い…。

不純な動機

_ 職場に私宛の封書が一通…教授の退官記念パーティーの案内だった。教授とは、M2の頃に壮絶なバトルを繰り広げたので(*1)、以前は「誰が行くか」と思っていたのだが、懐かしい顔に再会できる機会を設けて頂いた、という考え方も有りかと思っていたりして。

nDiary Antenna

_ 銀杏並木の件ですが、私の場合、北13条西8丁目にあるヤツです(^^;

_ 秋のあの強烈な臭いも今では良い思い出、だよね、多分…

これから

_ 先輩の御結婚・御出産 & 長期出張激励会。新婚かつ奥様が出産直後の長期出張は大変だけど、新しい技術を身に付けに行くというのは正直羨ましい。

*1: 後輩の間では「武闘派」と呼ばれていたらしい。穏健中立派を目指していたはずなのだが…


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