週記以上日記未満 in April, 2002

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2002年4月11日(木)

理論屋というもの

_ 光学設計担当の役職から「光学の勉強は進んでますか?」と質問される。「焦点、主点、節点の辺りまで終わって、絞りなどについてやっているところで、その後で収差を…」と答える。この答えに満足していただいたのかは分からないが、自分としては時間の割に進んでいないと感じている。

_ 理論を教科書を読む(+演習問題を解く)だけでマスターするというのは不可能ではないかもしれないが、正直しんどい。実験をして「これはこういうことだったのか」と納得したり、他人とのディスカッションの中で知識を整理していくという手続きがあると、理解の速度もかなり違うのだが。ゼミがなくても、昼食やその後のお茶の時間にあれこれ指導教官と話したことが修論には反映されていたし。

_ まぁ、今は先方の時間が取れないというのが大きいので、少しの間は我慢かな。

_ ここまで書いて、学生時代に「理論物理の研究室って、一日中机に向かって計算しているんですか?」という質問を受けたことを思い出した。どこまで本気で質問していたのかは分からないが、自分も「数学者って、毎日数学の問題を解いているのか?」などと思っていた時期もあるし(^^;


2002年4月12日(金)

_ 連休までは、忍耐力を身に付けるための修行、という様相を呈してきた(苦笑)

再び職場でLinux?

_ 今の職場はOSのライセンス管理がきっちりしているので(*1)、放置されているPCに入れようと思ってもMS-DOSが無い。測定器をGPIB制御しようとしたら…Linuxになりそう。

_ まぁ、嫌ではないんですが…

健康診断

_ 15日(月)にあると連絡が。「平成14年4月から平成15年3月の間に25、30、35歳以上、いずれかになる方は血液検査を受けて下さい」…該当者だ。朝食抜きは辛いなぁ…

*1: これが普通なんだろうけど

2002年4月14日(日)

「購入しないと試験で減点」

_ 高知医大の教授が出版社などに無断で複製本を学生に販売、さらに複製された本のタイトルが「期待される医師のマナー 実践をめざして」…面白すぎ。

午後

_ 友人と川崎で遊んできた。完封敗けだった(謎)


2002年4月15日(月)

駆け込みセーフ

_ 色々と考え事をしつつ床に就いたので眠りが浅かったらしく、5:00頃に目が覚めてしまった。どうにも眠れそうにない雰囲気だったので、PCの電源を入れる。あれこれしていると眠れそうな気がしてきたので、6:00頃再び横に。…で、目が覚めたら8:30を過ぎていた。目覚ましをセットするのを忘れていたらしい(*1)…会社の最寄り駅からタクシーを使ってギリギリで遅刻回避。

_ 通勤環境が「車で10分」から「徒歩+地下鉄+電車で1時間」に変わると、さすがに朝のんびりとはしていられない(^^;

The Official Optics Discovery Kit

_ 会社で光学関連での教育玩具セットを発注(*2)。鏡、フィルタ、ホログラム、光学ファイバ、回折格子などがあるらしい。届くのが結構楽しみだったりする。

*1: 時刻だけセットしてあった…
*2: 支払いは私費

2002年4月16日(火)

胡散臭い

_ 帰宅して間もなく、怪しげな業者がやって来た。「水道の夜間点検に来た」「浄水器が必要」「水道水を点検させて欲しい」など、聞けば聞くほど怪しげな香りが。「別に必要ないです」と言うと「と、仰有いますと?」などと、ふざけた返事を返してくる。「『と、仰有いますと?』とはどういうことだ」「自炊してないから、水は風呂にしか使っていない。飲料水はミネラルウォーターだから、浄水器はいらないんだ」と追い返した。

_ 水や布団のように、毎日接しているにも関わらず、詳しい人が少ないものを狙って商売するんだろうなぁ(*1)

気づいてみれば

_ 某ワークショップの予習などをしていると、連休までの時間が(自分にとっては)意外と短いことに気づく。ちょっとバタバタしそうな予感。

_ どれも仕事とは関係ないのだが、いやはや何とも(苦笑)

*1: 水はともかく、「布団が趣味」なんて人はちょっと想像がつかない(^^;

2002年4月17日(水)

_ 業務連絡:連休中の日程確認に出したメールはお読み頂けたでしょうか。

演習問題

_ 他の科目とは異なり、光学についての演習書を見掛けたことがない(*1)。本を読んだだけではなかなか頭に入りにくいし、理解の確認という意味でも、演習書が欲しいと思っていた。

_ 今日、光学系担当の役職から、「ちょっと問題を考えたので、解いてみて下さい」と問題を渡された。パラメータが、実際の設計に即しているのが単なる演習問題と違っていて嬉しいかも。さらに、事務所の本棚に「演習 熱学・光学」(共立出版)という本を発見。熱と光が関係しているという訳ではなく、ページ数の都合か何かで一冊にまとめただけのようだ(*2)

_ まぁ、改めてJ.J.Sakuraiの言葉を噛み締める結果になったのだが…

「喉元過ぎれば…」再び

_ 前の部署の同僚からメールが。「アイディア会議があったのだが、『今の事業に将来性があるかを、どうやって本社に上手く説明するか』(*3)という内容で、もうアホらしくてやってられなかった」というものだった。

_ 以前は「どうやって将来性のある事業を開拓(あるい参入)するか」という内容だったので、明らかに後退している。目先のことだけを考えれば考えるほど事態は悪化するのだが、当人にはそんなことを考える余裕は無いようだ。

_ 首都圏にいると、前の部署がどう扱われようとしているかが伝わってくるので、非常に気掛かりな状況になってきている。

*1: 固体/物性物理もそうかも…Kittelの演習問題の解答があったような気がするが、そのくらいか?
*2: 目次もそれぞれ独立している
*3: =「いかに会議主催者の首を繋ぐか」…本当に将来性があるかは別問題

2002年4月18日(木)

the final

_ 前の部署の先輩が、「連休明けに、泊りで温泉へ行こう」と言っているらしい。いつもは年末恒例なのだが、そのころには部署がなくなっているだろうから、だそうだ。

_ これは行かずにはいられないだろう。


2002年4月19日(金)

童心に帰る

_ おもちゃ感覚で光学に触れるものはないか思い、OSA(Opticall Society of America)で出している"Optical Discovery Set"というものを購入した。ノリとしては「学研の科学」と同じだと思うが、筆者は「学研の科学」を購読(*1)していなかったので、断言は出来ない。アメリカでは$19.95、日本国内では(株)オプトロニクス社が取り扱っており、\5,000-弱。東急ハンズなどでもっと安い類似品が買える気がするが、気にしないことにする(笑)。

_ 中を開けてみてすぐに目に入ったのは、フレネルレンズ。透明な樹脂平板に同心円状の模様が付けられたもので、筆者が小学生の頃に、雑誌の付録などについた覚えがある。明るさは普通のレンズに劣るが、大きさ、厚みなどに制限がある場合にはこれを使うらしい。灯台のレンズや、恐らくOHPの発光部にある同心円状の縞模様も同様だろう。

_ 全部で11種類の実験ができるそうなので、面白いことがあればUPしたいと思っている。

_ …何だか小学生になった気分だ(笑)

*1: 「購読」という表現でいいのか分からないが


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