週記以上日記未満 in October, 2002

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2002年10月11日(金)

「生活実感」

_ 先日、事業部のベテラン技術者が「数値計算の結果が自分の生活実感と合わない」と上司にメールで問い合わせていた。私が担当して、他の計算結果と明らかに傾向が違っていることに気がついてやり直した部分なのだが、上長がやり直す前のデータを誤って配布していたので、今回の騒動となった。

_ 私としては、他の同様な計算の結果と傾向が違うので「あれ?」と思いやり直しただけなのだが、仮にこれが違って当然の状態だったら…「生活実感」が不足しているとこうなるのだろう。周囲の人たちも、上長が自分が抱えきれない分の業務(*1)を私に回すだけで、「生活実感」を身につけさせようという考慮がまるで無いと思っているらしく、いろいろ気を遣ってくださる(*2)

_ 研究所は事業部とは異なり静かだし、食堂は旨くて夕食時も営業しているし、大変過ごしやすい環境なのだが、自分がある程度自由に使える測定装置も何もなく、あるのは数値計算+データ整理+メール端末用途のパソコンだけ。「生活実感」を身につけるには(少なくとも今は)事業部の方がいいのかもしれない(*3)…戻ったら戻ったでいろいろありそうだが(笑)

*1: 数値計算とデータ整理…上長も結果について議論・考察などをしようとしていないので、こんなことが起こりがち
*2: 最近は、私自身が「実際のモノを良く分からないまま計算だけやってるから、こんなことになるんだ」と上司に文句を言っているが(笑
*3: 学生の頃は理論だけと言っても実験系の論文はよく読んだし、周囲とのディスカッションが頭の中を整理してくれた:現在、上長にはディスカッションをしようという意思はないらしい

2002年10月12日(土)

くすぐったい気分

_ 泣きながら送った(笑)電報が好評だったらしい。「出席できなくて残念です」というお約束の後の、ちょっと捻った一文が効いた模様。

悪夢

_ 夕方、座椅子に座ってボーッとしていたら、うたた寝をしてしまった。黒子姿をした謎の3人組に襲われるという夢を見てしまい、抵抗したら、サイドボードのガラスに手が当たり、机を蹴って目が覚めた。ガラスが割れずにホッと一息。

_ 久しぶりに見た夢がこれかい…恐ろしいことよ(笑)


2002年10月13日(日)

趣味のシミュレーション

_ ここ最近、自宅でも幾何光学の光線追跡に時間を割いている。屈折の法則(スネルの法則)を3次元に一般化して、境界面を球面まで考慮できる計算をしようという目論みだ。

_ 業務を行う上では高機能なソフトがあるし、やらないと困るわけでは無いのだが、ソフトの内部でどんなことをしているのか理解しておこうというのと、単なる自己満足のためだ←極めて重要

_ 紙上の計算はすでに終わっており、後は実装作業だけ…こちらの方がはるかに面倒だが。まぁ、年末までに終了するだろうし、その時には話のネタの一つにでもなるだろう(笑)

_ 幾何光学とは別にもう一つネタがあり、これも紙上の計算がかなり進んでいる(*1) 。どこまで行けるかお楽しみだ。

真の素顔は?

_ 横浜駅の有隣堂で、何か面白そうな本はないかと世界史の棚を眺めていると(*2)、「メリー・スチュアート」(ツヴァイク著・古見日嘉訳、みすず書房)という本が目に止まる。

_ 最初にこの人の名前を知ったのは、「ジョジョの奇妙な冒険」。そのときの印象は「悲劇のヒロイン」だったのだが、その後TVの歴史物などで見た感じでは、「わがままな悪女」(*3)。マリー・アントワネットのように、見る立場によって印象が180°変わる人なのかなと、興味があったのだ。でも、世界史の授業では名前が出てこなかった気もするなぁ…

_ この本を読み終わった時、一体どういう感想を持っているだろうか。

*1: どちらの計算も大したものではないので、進みは速い(笑
*2: 高校1年の途中まで、研究者・技術者を目指して理工系に進むか、考古学者のような職業を目指して文学部を目指すか、結構真剣に迷った経験あり
*3: どれも「メアリー=ステュアート」と呼んでいたと思う

2002年10月14日(月)

のんびりと

_ 洗濯、布団干し、掃除、読書、昼寝、慣れない書きものなどをして、まったりと。休日らしい過ごし方かな、などと勝手に思ってみたり。


2002年10月15日(火)

井の中の蛙

_ 上司曰く、「研究所からの引き継ぎが中途半端でも、10月末で事業部に戻って業務をするように。何かある場合には出張ベースで、と言われている」…その後のスケジュールがあるというのは分かるのだが、ここまで来ると、完全にいかれてますな。

_ しかしこの台詞、誰が上司にそう言ったのかが分からないんだよなぁ…(*1)

_ 私の所属部署は、社内で「由緒ある」事業部らしいのだが、これなら建家が古く、無意味にプライドが高いというだけだ。

*1: 間違っても上司の考えではない:上司も研究所滞在は大歓迎

2002年10月16日(水)

Zernike係数

_ 収差を直交関数系で展開するという話。もっとも、実際使うのは展開係数だけだし、それも解析ソフトが計算してくれるのだが、「マニュアル読んでやっておいてね。どっかに書いてあると思うから」と言うだけで済むと思っている上司も、おめでたいと言うか、何と言うか…

_ 明日はやることが盛り沢山。事業部への帰還が近づくにつれ、増える一方なんですが(笑)

継続は力なり…なんだけど

_ ファイルからのデータ入力など、滅多にやらない部分ではまりまくる罠。


2002年10月17日(木)

_ 誕生日おめでとう。

疑問

_ 引き継ぎはホントに終わるんですかねぇ…(汗


2002年10月18日(金)

いろんな意味で

_ 守備範囲が拡がりそうだ…いや、むしろ拡げるべきだ。


2002年10月19日(土)

飲み会の翌日は…

_ 昨晩は飲み会終了→帰宅後、睡魔襲来につき早々に寝た(はず)。

_ 今朝の起床は7時半頃。資源回収日なので新聞を外に出して、シャワーを浴びて、いつもより遅い朝食。眠くなってきたので座椅子でくつろいだら、11時頃〜14時過ぎまで沈没。

悲しい知らせ

メーカーにて生産未定となっており、生産の見込みが立たないため、長期欠品が予想されます。誠に申し訳ございませんが、お客様のご希望がございましたらキャンセルもお受けしますのでご連絡いただけますでしょうか。

_ 残念…

趣味のシミュレーション

_ strtokやmallocを使って、csvファイルから設定を読み込んで配列を動的に確保しよう、と思ったら、コンパイル時にwarningが出まくったり、配列の中身はnunばかり…string.hとstdlib.hをincludeしてなかった(-_-;


2002年10月20日(日)

日本語入力

_ 昨日のapt-get upgradeでWnn7が起動しなくなった。2chのDebianスレッドを見ると、glibcが2.3.1になったのが原因らしい。

_ 仕方がないのでSKKを使おうとすると、これも起動しない。そこでfreewnnをインストール。Wnn7とconflictするので、Wnn7関連は削除しておく。これは問題なく使えている。

_ その後SKK起動失敗時のメッセージからWebで調べてみると、~/.skkなどが壊れていたことが判明。SKK→Wnn移行から現在に到るまで、数回kernel panicしているはずなので、その時に壊れたんだろう。これを書き直してやると、無事復旧した。

_ 現在は、SKKだと小指に負担が掛かり過ぎるので、freewnnを使っている。Wnn7からだと違和感もそんなにはないのだが、変換効率の差か、ちょっと物足りなさを感じる。Wnnユーザは少数派だとすると、こういったトラブルの際には何かと不便かなぁ…ここは王道の?ATOK Xも考えてみようか…財政事情と相談が必要ではあるが。

grub

_ 起動時の背景に画像をつけることができるらしいので、debianguruからpatchが当たったdebパッケージを入手、試してみる。一度起動してしまえば見ることはできないし、スクリーンセイバーと同様に、使う本人にはあまり意味のないものではあるが、ちょっと試してみたくなったのだ。

_ それなりに満足しました(笑)



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