週記以上日記未満 in October, 2002

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2002年10月21日(月)

お仕事

_ 3ヶ月の滞在も残り2週間となった本日から、研究所→事業部の引き継ぎ業務開始。残りの2ヶ月半って一体…(^^;

受験生じゃない

_ 上司とシミュレーションソフトの活用について会話。私の主張は「方向性も何もなく、ひたすら計算するだけという使い方はおかしいのでは?」ということ。

_ それを聞いた上司の反応は「どこかに『回答』があるはずだ、と?」。どうやら私は受験勉強の優等生か、マニュアル世代の典型例だと思われたらしい。そこで表現を変えてみた。「シミュレーションソフトの最適化機能に頼って計算しても、どのパラメータをどう動かしているか分からないと、意味がないのでは?」(*1)…「無駄な努力を減らそう」と「努力せず結果を得よう」を同じにされてはたまったものではない。「とにかく色々試して」とは口にしていたが、態度には幾分変化が見られた。

_ 今回の件に限ったことではないが、上司は自分の業務で頭がいっぱいらしく、こちらから質問をしても「経験を積めば分かる」的な返事で終ることが多く、私も「質問するだけ時間の無駄なのか?」と考えてしまうことも少なくない。私の研究所滞在が延長なしで終わる理由の一つに、本来面倒を見るべき上司が「放任というより放置」にしているので、帰還させた方が良いということになったという噂も耳にする。

_ まぁ、修行の道は厳しいですなぁ。

*1: 「自然という書物のどこかには回答があるでしょう」などと返すのは格好つけ過ぎか

2002年10月22日(火)

周期境界条件

_ 文献に目を通していたら、「Floquetの定理」なるものが。どんなものかと調べてみたら、Blochの定理と同じ内容なのね…

Hard Schedule

_ 歓送迎会、バー巡り、合コン(?)…この調子だと、年末まで週末は必ず飲み会、と言っても過言ではないような気がしてきた…

_ 職場の飲み会は寒い雰囲気なので、これはやめておこう(笑)


2002年10月23日(水)

思わぬ障害

_ 研究所サイドから渡されたマクロを、自分が使い勝手の良いように書き換える。ちょっと試しに走らせると、エラーメッセージが…「マクロで使える変数の個数を超えている」という内容で、マニュアルで確認したら200個までと書いてあった。

_ 渡されたファイルでは直接数値を入れている箇所が多く、わずかな修正でも書き換えが膨大な量になるので、これを避けようとしたのだが…

タイミング

_ 定刻退社日だからと早々に退社して、本を探しに横浜駅前の有隣堂へ。お目当ての本はすぐに見つかった。

_ 会計の順番待ちをしていたら、隣り合った2つのレジが同時に空く。両方から「お待たせしました」と言われてしまい、一瞬動作が止まる(笑)。とりあえず、詰める格好で出口側のレジに行ったのだが、私が避ける格好になった方の店員はムッとしていた感じ(^^;


2002年10月25日(金)

ここにいる間に

_ 研究所の某部署を見学させていただく。かなり興味深いし、自分の業務とうまくリンクできればなぁ…

消費<供給

_ ここ数日で、急にウェスト周りがきつくなったような気がする…

久しぶりに

_ 研究所所属の会社の同期と飲み食い。

_ この御時世にもにも関わらず、悪い意味で緊張感の無い人間が多いとか、お互い今の業務を続けて能力を上げれば転職には困らんな、とか。お世辞にも前向きとは言えないかも。

_ 私の転勤で気楽に飲みに行ける距離になったので、また行こうということで、21:30頃終了。


2002年10月26日(土)

寒くなってきた

_ お茶をホットで飲むようになった。飲物としては熱いお茶 - 特に焙じ茶 - が一番なので、そういう意味では悪くないのだけれど。

_ 部屋の暖房を考えるようになった。取り敢えずはエアコンで行くつもりだが、ファンヒータは必要なのかなぁ…と考えた、横浜で迎える初めての秋。


2002年10月27日(日)

読書の秋

_ 半月程前に購入した「メリー・スチュアート」だが、2/5ほど(約200/500ページ、9/24章)読了。1日1章のペースで読むつもりだったが、内容よりも教科書通りにやってみました、という感じの日本語訳が手強い。

_ 天真爛漫、気さくで解放的、理性よりも感情で動く人間が、ある事件を境に表と裏の顔を使い分けるようになった、というところか。この後も楽しみである。


2002年10月28日(月)

季節感

_ つい先日までは半袖で良かったような気がするのだが、今日は長袖でも肌寒く、上着をもう一枚という感じだった。クローゼットを開けてみると、春秋物の上着の背中がシワシワだったりする(-_-;

_ 取り敢えず、ハンディスチーム(*1)で伸ばしてみる。今一つの出来なのだが、アイロンは持っていないのです。

_ 北海道を基準にすると、本州の秋が短く感じられるというか、「四季」というより「三季」と言いたい気がしないでもない。もっとも、今までの基準が適用不可というだけなんだろうけどね(*2)

謎は解けたが

_ 研究所の人に質問をした際に、以下のことが判明。

  • 業務の土台となる知識は、研究所の人から上司には伝授済み
  • その知識は上司が私に伝授することになっており、研究所の人はそれが済んでいると思っていた
  • なので、研究所サイドでは、「引き継ぎ=設定ファイルを渡す」程度で済むと思っていた

_ もっとも、この時期になって分かると言うのもアレではあるが…

_ こんな話もあったけど、これとかこれを思い出せば、点が線で繋がったかも。

_ だからといって、事態が好転するわけではないのだが(苦笑)

*1: 熱した水蒸気を吹き付けるやつ:正式名称は分かりません
*2: 津軽海峡を越えたら亜寒帯だし

2002年10月29日(火)

_ 最近の自社の決定にはがっかりした…

再会

_ 研究所に、前の部署の人が打合せに来ていた。話を聞いた限りでは、この時期になっても暖房が入らないとか、相当悲惨な状況らしい。早々に移ることができて良かったと思う反面、今残っている人の大半には罪が無いことを考えると、気分が滅入る。

_ その後、研究所内で元上司と顔を合わせる。明日から韓国へ出張に行くそうで、日帰りよりも一泊ツアーの方が安く上がる、という話を聞く。記憶の片隅に残しておこう。

_ なんとなく、おセンチな気分で一日が終了。


2002年10月30日(水)

無管理職

_ 研究所側から仕様変更の話があり、シミュレーションのマクロの書き換え→動作確認を中心に。不具合が残っているので明日も引続き修正予定。

_ 話をすればするほと引き継ぎ未完事項が増えてくる。「設定やマクロの修正はGolden Child君がやっておいて」というのはいいのだが、勉強しながらやっている時間があるのかどうか。相変わらず上司は深く考えずに「年内にはできるよね」と無責任なことを言っているし。で、「頑張るのは自分ではなくパソコンですから」と答える私 :-p

_ 再び勤務地変更になるので、勤怠管理や定期券などの処理担当を事業部側に戻すことになるのだが、上司が何もしていないことが判明。やれやれ…

有限要素法再び

_ これまでの半幾何光学的な近似が使えないので、研究所の他部門に導波路解析を依頼しようか、という話があるらしい。これを自分で計算できるといろいろ嬉しいことがあるかもしれないので、ちょっと手を出そうかと考えている。

_ 仕事の合間に、参考にしようと購入した本を開いて眺めてみる。実用主義的でありながら、そこはかとなく物理っぽい雰囲気を感じさせてくれる本かも知れない。最後の章にはシュレディンガー方程式の取扱も出ているし、事業部に戻ってもこっそりとやってみよう。


2002年10月31日(木)

自分の頭で

_ 譲り受けたマクロに不具合があるようなのだが、どこが悪いのか分からないずに悩み続ける。一から自分で考えてみたら、あっさり解決。

_ 人の足跡を辿るのは楽ではあるが、不精は「良くない」(笑)

愉快な仲間たち

_ 明日で私の研究所滞在も終了ということで、数名で飲みに行く。最初から最後までほとんど仕事の話もなく、馬鹿話全開。こんな面白い飲み会は初めてかも知れない。



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