週記以上日記未満 in January, 2003

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2003年1月1日(水)

_ 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。

飲み初め

_ 昨年末にネット通販で注文した日本酒が届く(*1)…旨い。

光学初め

_ 以前どこかのサイトからダウンロードしたPDFファイルを読む。量子力学と光学との類似性から幾何光学の適用限界について議論していて面白い。プランク定数→波長に置き換えて不確定性原理を考えると、1点に収束する光はあらゆる方向からやってくる必要があり(*2)、表現を変えると、点光源から出る光は全ての方向に向かう必要がある云々、といった内容である。元ネタの論文を読んでみたい気がするなぁ…再び某助手にお願いしてみようかな?

_ 「図解 レンズがわかる本」(日本実業出版社)を読んでいて、自分の間違った理解に気づく…レンズ屋のページと合わせて勉強になります。

今年の抱負

_ 仕事では

・光学の理解(頭の中で絵が描けないとなぁ…)
・各種数値シミュレーションの実用化
・言語の習得(いろんな意味で)

_ プライベートでは

・量子物性の数値シミュレーション
・資格の勉強

_ こんなところかな…って、ボリューム満点かつ公私の区別が曖昧なような気もするが。

*1: 配達日時指定
*2: 光線の傾きは運動量に対応する

2003年1月2日(木)

一時待避

_ 正月気分は一瞬だったような気がしないでもない。

_ 持ってきた論文を眺めつつ、ぼんやりと思案。境界条件の処理は当初の予想以上に面倒そうなので、もう少し簡単な問題で慣れてからの方が良いかもしれない。


2003年1月3日(金)

明日からは平常通り

_ 高校の同級生との飲み会が18:30地下鉄すすきの駅前集合だったので、10分前くらいまでは旭屋書店でFEM/FDTD関連の書籍でも…と思いきや

「本日の営業は18:00までとなっております」

_ じっくり品定めという訳には行かなかったが、FDTDは某書籍で決まりかな。あとは横浜駅前か新宿で検討して最終決定しよう。

愉快な仲間達

_ 飲み会というよりも食い会。何故2次会でそんな量の料理を頼みますか(笑)

A:「なぁ、貯金どのくらいになった?」
B:「俺は3かなぁ…」
C:「会社辞めて大学院に入った時は2.5位はあったな」
A:「仕事を変える前は2〜2.5だったけど、今は1切っちゃったよ…で、Dは?」
D:「俺?…マイナス」

_ ひたすら馬鹿話を繰り返す自分たちに乾杯。次回も楽しみだ。


2003年1月5日(日)

To 横浜

_ 天候の問題もなく、無事到着。集合ポストに色々と入っていたり、ドアに不在票が挟まっていたり…21:00頃に「今行っても大丈夫か」という電話→受取り。

_ 明日は全体朝礼があるので早起きせねば…


2003年1月6日(月)

仕事初め

_ 朝礼で社歌斉唱ですか…無言で直立。

_ 休みボケというのは特に無し…普段真面目に仕事をしていないってことだ(笑)

スカラー近似

偏光に依存した現象を扱わない→スカラー方程式
波長よりも大きい系(散乱体)+連続性の否定→Fresnel-Kirchhoff積分

_ こんな判断基準は安易過ぎますか(笑)


2003年1月7日(火)

見世物ではないけれど

_ 忙しそうに振る舞ってみますかね…余計な雑音が発生しないように。


2003年1月8日(水)

ミスター・レッズ

_ 井原に続き、福田も引退発表。寂しくなるなぁ…

フィルタ掃除(エアコン)

_ 帰省直前にしたのだが、ここ数日で部屋の暖まり方が全然違うことを実感。もっと早くにしておくべきだった(-_-;

フーリエ結像論

_ ある本では「無収差レンズによるFraunhofer回折が云々」、別の本では「無収差レンズによる回折とFraunhofer回折の違いを云々」。式の上では同じだけど現象としてはそうではない、と受け取れば矛盾は生じないが、どちらが一般的な認識なのかなぁ。

_ 業務に活用するのはまだ先だが(*1)、随分と面白くなってきたかもしれない。

*1: 研究所の人の話によると、回折は ─ 少なくとも私の業務では ─ 本に書いてあることと実際の業務に必要な知識のギャップが大きいそうだ

2003年1月9日(木)

冬季講習会(1)

_ この時期にこの名前、何だか受験生みたいだ(笑)

_ 地図をプリントアウトするのを忘れて交番で道を尋ね(笑)、生まれて初めて赤門を通り、安田講堂を眺め、会場へ。

_ Fresnel-Kirchhoff積分を計算する他に、Angular Spectrum法なるものがあることを知る。前者と比較して精度がいいらしいが、エバネッセント波も扱えるからということだろうか。真面目にやろうと思ったら、今回のテキストだけでは厳しそうだ。でも、Fresnel-Kirchhoff積分で位相型Zone Plateの計算はしてみたいなぁ。

_ 昼食の際、豚汁で舌を火傷してみたり(笑)

_ 回折を幾何光学的に扱うための「一般化されたスネルの法則」に感心してみたり。

_ でも、今日一番面白かったのは計算機ホログラム。趣味でやってみたい(笑)

_ 明日はいよいよベクトル回折理論。楽しみである。

_ 帰りの電車で、一緒に参加した研究所の人と、この話やFEM/FDTDのことで盛り上がる。

某積分

_ どんな積分か気になります。


2003年1月10日(金)

冬季講習会(2)

_ 結論としては、ベクトル回折の場合、周期構造は平面波展開(*1)、非周期構造はFDTDということか。FEMの話はまるで無かったが、発表者が「私はFEMのことは全く分かりません」と言っていたので仕方ないか…ただ、ホントに何も知らないという感じだったのは少々驚きだった。

_ 同期入社と偶然再会して、少々立ち話を。回折素子は使わないが光学設計をしているそうで、今日は勉強程度ということだった。やっはり良いものと売れるものは違うんだなぁ、と感じてみたり。

_ 最後は英語での講演だったが、発表資料を見ながらなんとか言っていることが分かるという程度で、それ以外は単語が分かっても文章にならない、という状態。自分の目論み達成のためにTODOリストの優先度を+10。

_ 講習会終了後に自社の人数名で飲みに行く。仕事のことは忘れて趣味の話で盛り上がる。皆さんかなりのオーディオマニアなようで(笑)

*1: これにも数種類あるらしい


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