_ 某所でFEMによる量子井戸の計算に触れられていたので、ぼんやりと自分の書いたものを眺めていたら、配列に割り当てたメモリ領域を解放するのに"delete []"していなかったことを発見。現在業務で作成中のプログラムではそうしていることを考えると、Cと"Recipes"の組み合わせをC++とLAPACKの組合わせに変えた段階では、"delete []"とする必要があるとは分かっていなかったのだろう。
_ "delete"と"delete []"を区別しなくても済むようにしたい場合、配列をオブジェクトにしてしまえば良い、というような記述をWebで見掛けたが、動的に配列を割り当てるのと、複素数やLAPACKを使うのに楽ができそうだという理由だけでC++に手を出したので、その辺りは全く分かっていない(笑)。今後の精進が必要である。
_ FEMの話題に戻って…次はSelf-Consistentな計算を是非(笑)
_ 私が今の職場に異動になる1年ほど前に、「こんな上司の下ではやってられない」と同業他社に行ってしまった人(*1)がいるのだが、この人が作成した社内向け資料が出てきた。作成された目的が目的だけに詳細なものではないのだが、現在よりもしっかりとした解析が行われていたことが伺い知れる。
_ この資料の行間を埋めることができた時、今は見えない色々なものが見えてくるようになると思うのだが、どれくらいの時間でできるだろうか。もっとも、それができても先人に追い付いただけなので、そこが出発点となるべきものなのかもしれない。
_ 順調に行けば(?)、自分にも「こんな上司の下ではやってられない」なんて台詞を吐く日が来るのだろうか(笑)