_ 中途半端な無次元化をした結果、比誘電率の扱いがおかしくなっていた点と、無用な配列の上書きによる、周期境界条件の不具合を修正。しかしながら、計算結果がおかしいのはそれだけが原因ではない模様(悲)

_ この計算では解析解領域(無限領域)とFEM領域を結合するということをしており、境界線上の点とFEM側内部の点の相関関数のようなものが出てくるのだが、これがsin(波数×2点間の距離)に比例するので、波数×2点間の距離がπの奇数倍になる場合、解析解領域からFEM領域への入射はゼロになってしまう？…参考にしている書籍・論文の著者に質問メールを出してしまった。

_ 上長と相談の結果、「レベルは高いが今の状況では間に合わなくなるリスクも大きい」ということで、論文のテーマを変更することに。研究所から引き継いだ業務に自分で味付けした部分を強調して、開発の目処がついたという形でまとめることにした。その方がレフェリーからの受けも良いだろうという上長の政治的な判断もあるが、まぁ、致し方ない。とは言え、あまりFEMを遅らせたくはないので、ちまちまとやっておこう。上長も「そこまで進んでいるとは知らなかった。次の社内技術発表会に出そう」と、その気になってしまったし(苦笑)

_ 変更したテーマなら楽勝と言うわけではないが、これまで全力失踪疾走してきたので、一息入れることにする。ストーリーを考えつつ、まったりと。

_ 本日は複数名で出張するはずだったのだが、経費削減のために人数を減らせということで、私は御役御免に。嬉しいような嬉しくないような…

_ 新テーマでの論文の構成と、ソフトに頼ってcut & tryで出した結果を如何に理論的に説明するか(笑)の考察で一日が終了。

_ 主演(近藤勇)の香取慎吾に賛否両論というのはよく見掛けるのだが、土方歳三は…山本耕史という人は自分にはよくわからないので、何とも言えないな…

_ 以上、「燃えよ剣」が好きな人間の独り言。

_ 西方へ長期出張する同僚の壮行会。だけど皆さん、意図的に「送別会」と呼んでますね(笑)

_ 先日の件に返事が来た。私が感じた疑問の通りだが、当時はそういった問題が出るような領域の計算ではなかったということと、現在その手法はほとんど使われていないという内容だった。逃げの雰囲気が感じられなくもないが、返信は余り期待できないかと思っていただけに正直嬉しかったりする。

_ うーむ、最近の手法で開領域を処理できるように勉強しよう。

_ 過去の忘れたい出来事を思い出すことが多い一日だった…(欝

_ とっくに無邪気に喜ぶ年齢ではなくなっている訳だが(笑)、実家からニッカ余市工場限定販売のモルト原酒を送ってくれたので、ありがたく飲む…訳には行かない状況なので、なめる程度の味見だけにして、お礼の電話を入れておく。昇級論文の締め切りが近づいており、自宅で作業中ゆえ酒は控えております。

_ 昼食をとりつつ「王様のブランチ」を見ていたら、紹介されていた。なんか欲しいなぁ(笑)

_ 妙に胡散臭い近似を「それで上手く行くから」的に導入しているようにも見えるのだが、簡単な近似で本質を突けるというのは愉快なもので、FEMなどとはまた違った面白さを感じられるようになってきた。まぁ、どんな方法を使っても、上手く行けば愉快なものだが(笑)

_ ついでに言えば、ここでの考察を怠ると、ソフト上でのカット＆トライという技術者としてはかなり恥ずかしい状況になってしまう訳だし。