週記以上日記未満 in May, 2003

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2003年5月2日(金)

気分転換

_ この晴天下、引き籠もりはもったいない&息苦しくなってきたということで、ちょっと外出することにする。

_ 実家から30分ほど歩いて「五丈原」へ行き、とん塩ラーメンとチャーシューおにぎりを汗をかきながら食べる。あっさり系が好きなので、ちょっと微妙。夏休みは回避して、今度は冬休みに「山頭桜」でも行ってみようかな。

_ 福住駅から地下鉄東豊線に乗り、さっぽろ駅で下車、旭屋書店でフラフラと。Yarivの第4章を読んで、先日先輩から聞いた話ってこれかな、と思ってみたりする。その他は量子物性や熱力学の本を少々と、日刊工業新聞社の熱設計の本をパラパラと眺める。

_ 1時間程過ごした後で、再び東豊線へ。実家に戻ることを考えると東西線の方が近いのだが、フラフラと歩きたかったので遠回りを選ぶ。

2D FEM

_ 依存しないはずの距離に依存しているとは、これは一体…やはり解析解との接続か。

_ 紙上計算に間違いはないし、一見書籍と論文で書いてあることが違うように思えた元ネタも、表記法が違うだけということを確認したのだが…


2003年5月6日(火)

違和感はないけれど

_ 連休中も2D FEMで頭がいっぱいだったので、休み呆けなんて全く無し。喜んで良いのか悪いのか…

_ その2D FEM、結果は一見するともっともらしいのだが、良く見れば「おやおや?」という感じ。元ネタの境界条件に対して強い疑問を感じているのだが、そこから先のコメントは、結論が出てから。これから修羅場だね(笑)

困惑

_ 同期入社のとある女性が寿退社したらしい、という話を知らされたのだが、知らせてきたのが同期の人間ではないというのが…私は彼女の顔を覚えていないので、どんなに熱く語られても反応のしようがないのだが…

YBB

_ 某所でPCアクセサリを探していたら、物陰からおねぇさんがヌーッと現れた(ちょっとビックリ)。おお、初めて勧誘されたよ、と思いつつ、以下の会話。

先方:「プロバイダはどちらですか」
私:「So-netです」
先方:「ブロードバンドはいかがですか?」
私:「今、So-net ADSLコースなので」
先方:「そうですか、失礼しました」

_ 意外とあっさり引き下がったと思ったのは、気のせいだろうか。

IQHE

_ 自分がM1の時に作った資料を見て、一人熱くなる(笑)

_ 学生時代に何をやったかと振り返った時、「これをやった」と言えるものの一つだろう。


2003年5月7日(水)

この期に及んで

_ 大改造。これで結果が同じだと境界条件以外が問題なわけだ…そうなっては困るんだけど(笑)

先走り

_ Amazonで熱設計の書籍を注文。


2003年5月8日(木)

ブラン引退

_ パパンやカントナがいた頃からのフランス代表で、「フランスのベッケンバウアー」と呼ばれていたような気がするが、ワールドカップ(1994?)予選敗退かヨーロッパ選手権(1992)で早々と敗退した時に、水沼貴史に「見た目だけは」と言われてしまったような記憶も…

_ しかしながら、フランス代表からはヨーロッパ選手権優勝(のはず)、クラブチームではプレミアリーグ優勝を花道に引退というのは名選手の証明だろう。昨年のワールドカップに出ていたら、どうなっていたかなぁ…

ネタ候補

_ 手持ちのツール(*1)ですぐに導波路問題(2次元断面解析)が出来そうだ。やってる余裕はないけれど(笑)

電力危機

_ 6/30〜8/4の週にかけてか…長期で札幌に帰省して、危機回避に協力したい(笑)

FDTD

_ 某所で着手されたというのを見て思い出したのだが、つい先日、私がFEMでやろうとしていることをFDTDで行うというフリーソフトが、ソースと合わせて公開されているのを発見した。Readmeを読むと、私がやりたいことの半分だけができるようだが、結構ショックだったりする(笑)

_ はじめはFEMでできればそれで良いと思っていたのだが、この調子で行くと、別の業務でFDTDと関わり合いを持ちそうなので(*2)両方やっておこうかという気になっていただけに、かなりタイムリーに思えてしまった。

_ この感じだと、年末はFDTDの話になりそうな気がしないでもない。

*1: mesh generator、LAPACK、今回書いたコードの一部
*2: 多分、フラウンホーファー回折の次のステップとして、FDTD or 境界要素法

2003年5月9日(金)

息抜きと現実逃避と動作確認

_ 昨日こんなことを書いておいてアレなのだが、もし境界条件以外が問題だったら…という不安が拭いきれずにいたので、mesh generatorの出力ファイルから各種データを抽出してから全体行列の作成を行うまでの動作確認として、2次元導波路(断面)解析をやってみた(*1)。LAPACKのzgesvをdsygvに置き換えた他は、基本部分はほとんど手を加える必要がなかったので、半日弱で書き換え作業終了。

_ 1次三角要素で3354要素、1754節点、CPUはPentium4 1.6GHz、RAMは512MB、OSはLinux 2.4.20という状況で、timeコマンドで計算時間を見てみたのが↓。

179.23s user 0.62s system 97% cpu 3:04.57 total

_ 結果(基本モード)はこんな感じ。対称な境界条件で全領域の1/4だけを計算しており、対称な境界ではNeumann条件、外側は約20波長(λ=1550nm)のところでDirichlet条件を適用している。コア部は800um x 400um(の1/4)。参考にした文献には屈折率が書かれていなかったので、適当にクラッドは1.5、コアは1%upにしてやってみる。元ネタと有効屈折率(固有値)を比較してみると、3.5%大きい程度だったので、元ネタも同程度の屈折率だったのかな?

_ これでmesh gnenerator〜全体行列作成は問題ないと見て良いだろう。やはり問題は境界条件か。

*1: 業務でこの手の導波路解析をする可能性は全くない

2003年5月10日(土)

new face

_ 某分野(旧某講座)のWeb Pageに新任スタッフのプロフィールが追加されていた。研究内容がさらに広範囲になって良いことだと思う。問題は人間関係か?



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