_ 異動前から同じ部署だった3人で飲みに行く。そのうち2名が参加している合コンの話が中心に。そりゃまぁ、話を聞いている方は楽しいでしょう(笑)
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先輩から、ここの一部の生え抜き連中は、相変わらず他人の陰口を言いまくっているという話を聞く。彼等は他に能力やることがないから仕方がないけどねぇ…
_ 帰りの電車の中で、ちょっとだけ熱い話になる。「シミュレーションを100回やったところで形のあるものができあがる訳ではないが、カット&トライを100回繰り返しても設計fixは不可能でしょう。金と時間もそこまで持たないだろうし」という設計側(私)の意見に対して、「100回やれば当りはでるだろう」という設備側(先輩)のコメント。先輩は設計者になりたくてもなれなかった(*1)人なので、そこには素直に設計者の意見を認めたくないという、微妙な感情が伺えた。
_ 北大工学部創立80周年記念祝賀会。
_ N教授の話の途中で地震が来て、照明が大きく揺れる。耐震構造の権威に話を振って笑いを取ってる。
_ 色々な人のスピーチがあったが、お年を召された方々のは長すぎる模様で聞いていない人多数。その点、毛利衛さんのスピーチは良かった。「こういった場に年寄りが集まるのは良くない傾向だ」とか「『種の保存』という観点から、こういう同窓会に女性が来ないようでは工学部の将来は暗い」という内容のコメントは非常にウケた。スピーチ終了後に偶然自分のすぐそばにいたので、「おお、生の毛利さんだよ」などと考えてみたり(笑)。面識があるかどうかも怪しい人が名刺交換を求めてくるのは、見ていてちょっと気の毒だった。
_ ある意味祝賀会の後が本番だったかも…某教授と近くの店で色々話す。私が自分の業務について話して、某教授が分からないことを質問するという感じ。電子だろうが何だろうが、波としての振る舞いが理解できれば、光波でも弾性波でも容易に入っていけるとか、特徴的な物理量との比較(無次元化と言ってもいいかも)で考える習慣が身についているのが物理系の人間の良いところだ、とか。最近熱雑音に興味を持って、Nyquistの定理についてもっと勉強してみようと思っているという話をしたら、「線形応答論で出てくる揺動散逸定理の典型的な事例だね」というコメントを頂く。その後の身振り手振りを交えた説明を聞いて、漠然としてはいるが、イメージが湧いてきた。
_ 「企業でスイスイ世渡り上手に…というタイプではないと思ってみていたけど」と言われて思わず苦笑い。「上司に『貴方はいてもいなくても同じだ』と言ったことがありますから」と返したら、さすがに驚いていたが(笑)
_ 次は年末かな?話足りなかったこともあるので、次回が楽しみだ。
_ 札幌在住の友人から、銀杏並木のデジカメ画像をメールで送ってもらった。自分で撮影できないのが実に残念…いずれはこの時期の銀杏並木をもう一度生で見たいものだ。