_ 学研の「大人の科学マガジンVol.3 ピンホールカメラ」を購入した。googleなどで検索すれば分かることだが、ピンホールカメラと言ってもなかなか奥が深い。光量が少ないという欠点はあるが、屈折を利用しないから、絵のボケと言っても収差ではないし、ありきたりな表現だが、子供の頃に戻った気分で…とか書いているが、実は子供の頃はカメラに余り興味が無かった(笑)
_ 先日会社で大人の科学の話になった時、上司はスターリングエンジンに興味を持って購入を考えたが、結局やめたと言っていた。その際、ピンホールカメラの値段を聞かれて\1,680-だと話したら、「スターリングエンジンは\5,000-以上だった」と勝ち誇ったように言っていた。購入したのならまだ話は分かるのだが、彼は一体何をムキになっているのだろうか…まぁ、何歳になっても少年の心を大切にしているのだろう。
_ 高田馬場で行われた、日本光学会のシンポジウムに行ってきた。最近のコンパクトデジカメや携帯電話用カメラの光学系は、自由曲面を使ったりして回転対称性を失っているが、こういった光学系の近軸理論・収差論を4元ベクトルとテンソルで扱うという話は興味深かった。まぁ、その分難しそうではあるが…帰宅後、インテリアと化していた「物理とテンソル」(共立出版)に手を伸ばす自分がいる(笑)
_ 違う意味で興味深かったのは、専門誌で名前だけしか見たことが無い人が講演者に質問した時。「おぉ、○○でよく見るあの人だよ」と、ちょっとミーハーな気分。ニコンの鶴田匡夫さんが質問した時は、周囲の動きが面白かった。みんな同じ雑誌読んでるんだなぁ。