_ 東京国立博物館の北斎展に行ってきた。
_ 会場は4つの部屋に分かれていて、本来の入り口か3つ目の部屋から入ることができるのだが、入り口で「中が混んでいるので宜しければ3つ目の部屋からご覧下さい」みたいなことを言われてそちらへ回る。
_ 初めて生で見る「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は意外と小さかったが、それでも満足である。周囲はそれほど混雑していなかったのだが、この絵の付近は人の流れが止まる感じ。その後で本来の入り口から入ったが、確かに混んでいる。時代順に見ようと思う人が多いんだろうなぁ。ちょっと外側から眺めつつ回った&期間中に作品の入れ替えがあるというのもあるが、漠然と見流した感もあるので、もう一回来たいところ。
_ 本館の前庭に鶴屋吉信が出店していたので、会場を出た後に抹茶と和菓子で一服。こういうのもいいなぁ。
_ 購入した図録が重いので、秋葉原へは立ち寄らずに帰還(笑)
_ 今日は東京都美術館の「プーシキン美術館展」に行ってきた。こちらも結構混んでいて、誰でも知っている画家の絵の前は、特にそう。
_ カリエールの「母の接吻」という作品が、幻想的というか何というか、インパクト強し。「夜中に見るのは怖いかも知れない」と言っている人がいたが、確かにそうかも。あと印象に残ったのは、ピカソの「女王イザボー」とモネの「白い睡蓮」かな。全体を通して言えることは、この辺は予備知識がないので、いきなり沢山見てもoverflow気味だったということ(苦笑)。また、中には浮世絵の影響を受けた作品もあるそうだが、自分は解説を読まないと分からない(笑)。
_ 昨日の北斎展と今日のプーシキン美術館展、なかなかに刺激的だった。横浜に引っ越して3年半経つが、他にもこういう機会があったはず。勿体ないことをしたなぁ…