週記以上日記未満 in October, 2005

RETURN / TOP

最新3回分へ

<< < 2005年10月 > >>
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
Generated by nDiary version 0.9.4

2005年10月1日(土)

微妙な心境

_ ここ半年で、前の部署からの先輩のうち、年齢が近い2名が他の部署に異動になった。この部署で他の人に対して強く出られない分、後輩(=私)に八つ当たりする傾向があった人達なので、いなくなって残念というだけでなく別の気持ちもある。自分も同じことをしないように気をつけないとな。

大人の科学Vol.9

_ 本屋で受け取ってきた。プラネタリウムは後日作る予定なのだが、藤井旭氏の名前を久しぶりに見たことが一番印象に残った。

_ 物心ついてから就職するまでの間になりたいと思ったことがある職業として、メーカー技術者、物理学者、天文学者、歴史学者、考古学者がある(*1)。物理学者と天文学者、歴史学者と考古学者、違いが不明確な部分もあるが、「その辺」ということだ。で、藤井旭氏は、小学校高学年の頃にこの人の著書を学校の図書室で借りまくった記憶がある。ギリシア神話を中心とした、星座に纏わる物語を仕入れたのはこの頃だったと思う。「俺は筑波大へ行って天文学者になるんだ」などと親兄弟に言っていたっけ。

_ 星を見るだけでも十分楽しいのだが、授業の課題で観察日誌作成があって、仲の良い連中で集まって星空を見て…というのが楽しかったことを思い出してノスタルジックな気分に浸ってみたり、星座に関するギリシャ神話の逸話を調べるのも悪くはない。

気がつけば

_ 四合瓶が空いていた。ちょっと飲み過ぎたか。

ツタンカーメン暗殺説

_ 日本酒を飲み終えた後で、日本テレビの特番(の後半だけ)を見る。素人考えで申し訳ないのだが、吉村作治の毒殺説はほとんど無根拠では。副葬品の花が咲いている時期から死んだ時期が特定できるのは分かるのだが、それは死因と(科学的には)無関係だ。その主張は死体から毒物が検出されたかどうかに依るだろう。さらに言えば、CTスキャンで発見された膝の大怪我と毒殺説が結びつくかどうか、説明が何一つ無い。大槻義彦ではないが「科学的根拠を示せ!」と言いたくなる終わり方だった。

_ 勿論この手の暗殺説が出ることに疑問を呈する訳ではない。権力者の暗殺は古代エジプトに限らなくて、カエサルの暗殺は有名だし、古代ローマの書物の「権力者が雷に打たれて死んだ」という記述は「権力者が暗殺された」の隠語ではないかと「ローマ人の物語」に書いてあったと記憶している。アレクサンドロスが30代前半で死んだのも、蚊に刺されてマラリアになったのではなく、遠征を嫌がった部下に暗殺されたという説があるし(*2)。「そういう可能性もある」という主張と「事実はそういうものだ」という主張は全くの別物だ。

*1: 多分、他には無いはず
*2: 今はこの説の方が主流か

2005年10月2日(日)

秋葉原

_ PCケースを物色してきたが、サイズ的に丁度良いものがない。micro ATXなら丁度良いが、それだとM/Bがなぁ…ということで、M/Bの選択から考え直すことにする。予算的にはBTOでも大差ないが、PCケースのスイッチの場所と光学ドライブが選択できないのでNG。micro ATX + Socket939かなぁ…コストパフォーマンスはAMDの方が良いらしいので、たまにはいいかと思ったのがWindows専用機を自作しようと思ったきっかけなので、Intelを選択することは考えていない。今のところ、CoolMasterのケースが良さそうだ…実は、Diracというメーカーがあることを知り、密かに気になっているところもあるのだが(笑)

_ 最近オープンしたヨドバシカメラでEF70-300mmF4-5.6 IS USMを装着したEOS Kiss Digital Nや、MEADEやVixenの望遠鏡が展示してあったので、ちょいと触ってみる。物欲がビンビン刺激される(笑)。どの組み合わせになるかは別として、冬には月がオリオン座の側を通る写真を撮影してみたい。

訂正

_ Cempron → Sempron でしたm(_ _)m


2005年10月3日(月)

落としどころ

_ K8MM-VとSocket754のCPUの組み合わせが良さそうだ。「初心者や組み込みに最適」という謳い文句もぴったりかも。micro ATXなのでスペース的にOKだし、現在使っていないGF2MX400があるし、最悪オンボードのVGAでも対応できるので、コスト的にも良いことだ。後はWinXPをHomeとProのどちらにするかだが、自宅で使う分にはHome Editionで十分かな。他に迷うとすれば、この構成であえて64bit CPUにする必要があるのかどうか。現在の母艦はそのままLinux onlyで使い続けることを考えると、必要最低限で済ませた方が良いのかも。

_ 当初の考えとはかなり変わったが、その分安く済ませることができそうな予感。

調査不十分

_ 日本酒は辛口が好きだが、ワインは白の甘口が好みだ。近所のスーパーで、ラベルに「シャルドネ&甲州」と書かれたワインを氷結果汁のシャルドネと同じ感覚で買ってきたら、甘辛度A…つまり一番辛口だった。

後からするもの

_ 言われて(書かれて?)みて調べたら、こんなことを書いていた。当時は横浜に比べて遙かに田舎に住んでいて、車を持っていたので郊外へ出かけることもできた。同じ職場には、星を見るのが好きで、あえて郊外にプチ天文台付きの自宅を建てた人もいた。今にして思えば随分と勿体ないことをしたと思う。


2005年10月4日(火)

波動光学の直感的方法?

_ 毎月購読している光学系の専門誌に波動光学の入門的解説があるのだが、今月の内容は、時間と空間の対称性から干渉の原理を説明していてとても面白い。慣れない人には余りに抽象的すぎる議論に思えるかもしれないが、Dirac風に言えば、Maxwell方程式を解かずにその解の持つ性質を説明していてエレガントだと思う。

_ 1年前には収差の分類と対称性について書いている。こういう考え方は大切にしたいものだ。

先に出してみろ

_ 後出しジャンケンしかできないヤツばかりでムカついている…しかも自分の上司が一番その傾向が強い。抑えているつもりではいるものの、こちらも態度に出ているような気がしないでもない。


2005年10月5日(水)

CEATEC

_ 講演を2つ聴く予定で元々時間に余裕がないのに寝坊をしてしまい、さらに昼食をどこで食べるかで迷ったためにさらに時間が無くなり、各ブースを見て回る時間が足りずにサラッと回っただけという感じ。大手各社は大型ディスプレイを全面に押し出していて、次世代光ディスクなどが2番手以降といったところか。もう少し部品の方を見たかったのだが、時間がとれなかった。土曜日にもう一度行くというのなぁ…

_ 帰りは海浜幕張から東京までは臨時特急、東京からは東海道線でグリーン車利用。東海道線のグリーン車利用は初めてかも…確実に老化してますな(笑)


2005年10月6日(木)

買い言葉

_ 公の場では「彼のやり方は間違っていると分かっていたけれど、忙しさにかまけてフォローしきれなかった自分に責任があるんです」と部下をかばう良い上司&有能な技術者を演じておいて、他人がいないところでチクチク言ってくる上司にカチンと来た。本当に分かっているのなら、一言「検討の順序が逆だ」とだけ言えば済むわけだし。

_ 「今度は別の問題が出るかも知れません」と答えたら、苦笑いして何も言わなくなった。毎度のことながら、俺って大人気ないと思う(苦笑)


2005年10月7日(金)

帰りたいのに帰れない

_ 明日は久しぶりに魚が旨いお気に入りの店に行くので「早く仕事終わってくれー」という感じ。こんな日に限って帰り際に滅多に質問してこない人に質問されて、そこに上司が首を突っ込んで来て、話が長引いたのは日頃の行いが悪いからだろうか。

夢見る頃を過ぎても

_ 23:00頃に新聞のTV欄を見ていたら、「白線流し」に目が止まる。夢を見るのに年齢制限は無い、とサブタイトルにいちゃもんをつけてみたりして。

_ 内容とは関係ないが、出演者の歳の取り方が気になったと言ったら怒られるだろうか。ちょっと見ただけなのだが、妙にくたびれた歳の取り方に思えてしまったので。

翌朝

_ ロック1.9杯(*1)を飲んだあとの記憶がない。帰宅後食事も摂らず、スナック菓子をつまむ程度だったというものあるだろうが、ここ最近は珍しく残業が続いてたし、疲れてるのかも。20:00過ぎまで会社にいて、「あれ、珍しいね」と先輩に言われることが多かった(笑)

*1: 0.1杯程度がグラスに残っていた

2005年10月8日(土)

プラネタリウム

_ 作ってみた。右後方に映っているのがオリオン座だろう。

七人の侍

_ この年齢になって初めて見るというのは少々恥ずかしい気もするのだが、先日購入したDVD見た。菊千代のキレっぷりが何とも良かったし、久藏、格好良過ぎ。タイトルは「七人の侍」なんだけど、堪兵衛の最後の台詞にあったように、しぶとく生きる百姓が主役の映画なんだろうなぁと思った。

理論系と実験系

_ その雰囲気、何となく分かります(笑)

旨い魚

_ これから食べに行く。楽しみだ。


2005年10月9日(日)

我流

_ 我流だし、特定の用途にしか使ってないから分からないことが多いので、C言語の研修を受けたいと申請していたのだが、先日その許可が出た。会社のお金で勉強させてもらえるのだから、大変ありがたいことである。

_ 「北斗の拳」で雲のジュウザの「我が拳は我流!我流は無型!無型ゆえに誰にも読めぬ!」というセリフがあるが、「我が拳」のところを「我がコード」に置き換えて、一人ウケてる自分がいたりして…ちょっと寒いか。

_ 同じジュウザのセリフとしては、「俺は雲のジュウザ、気ままに流れるのみよ」と「俺は雲!俺は俺の意志で動く!」が好きなのだが、この2つ、微妙に矛盾してる気がする…

決定

_ 今月末辺りからGeForce 6100 + nForce 410を搭載したM/Bが登場するらしい…これで行こう。

ロドリグの式

_ 先日会社で、鏡面での反射を通して点を見た場合には、その点の鏡面に関して対象な点のように見える訳だが、鏡面をある軸の周りに回転させた場合、点はどのように移動するのかという話になった。以前、移動後の座標を算出できるようにExcelシートを作成したことがあるのだが、鏡面の法線ベクトルを極座標で与える形の計算で、任意の軸の周りの回転には即座に対応できなかった…そこで一般的なベクトルの回転を扱おうということで、ちょっとお勉強を。しばらくベクトル積とか計算しておらず定義そのものの記憶が怪しかったので、基礎的なベクトル解析の復習になったという意味でもやって良かった。


2005年10月10日(月)

書き換え

_ 朝食後の30分で、これまでのExcelシートをロドリグの式を使ったものに修正。自分がすぐに使う物ではないけれど、何となく面白かったので早いうちにまとめておく。

ポット

_ 就職してから使っていたのが壊れたので買い換えた。値段と湯沸かし時の消費電力で決定。湯沸かし中にブレーカーが落ちそうで怖い(笑)

チェコ×オランダ

_ 結果を知っているのでドキドキ感は今ひとつだったが、ハイレベルな試合で楽しめた。誰もが言うように、今日はあのPKが全てだろうな…終盤にもいいシュートをファン=デル・サールに足で弾かれたし、ロシツキにとっては辛い日ではなかっただろうか。

_ EURO 2006のように、2点先取して守りに入ったオランダをチェコが攻め立てる形になったのだが、決定的な違いはチェコの攻撃がオランダディフェンスを崩しながらもシュートで終わらないことだろう。これがPK失敗による心理的なものなのか、はたまたオランダディフェンスが崩されながらも持ちこたえたと言って良いのか…攻撃的選手の怪我による欠場が多くて勝手が違ったというのもあるかも。

_ 一つ不満を上げるとすれば、守りに入ったオランダかな。まぁ、引き分けでもW杯出場が決まる試合で、しかもアウェーで2-0でリードして、なおも攻めまくるということはしないだろうけど(笑)



Golden Child / no-spam-postmaster@goldenchild.jp
RETURN / TOP