週記以上日記未満 in November, 2005

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2005年11月21日(月)

休み

_ 勤労感謝の日の分をシフト。再びどこかの美術館でも行こうかと思ったが、月曜日は軒並み休肝休館日。

クラシコ

_ WOWOWで録画しておいた、リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリー対バルセロナを見た。とてもサンチャゴ・ベルナベウでの試合と思えないような内容で、バルサの完勝だった。それにしても、ロナウジーニョは凄い。

「しずやしず」

_ フラッとEOS KISS DIGTAL Nを鞄に入れて鎌倉へ行き、鶴岡八幡宮・舞殿などをパシャリ。

似たもの親子

_ 実家の母との電話で判明したこと。詳細は異なれど、父、兄、弟、泥酔して何かをやらかすところは同じらしい(笑)


2005年11月22日(火)

自販機の前で

_ 先日、他部門長から私宛にメールが来た。前の部署にいる頃から知っている人ではあるのだが、仕事関連のメールは上長が私に転送する形で来ることがほとんどだったので、いきなりと言えばいきなりである。今日、顔を合わせた時にその話をしてみたところ「○○さん(=上司)からGoldenchild君とかに情報が行っているのか疑問だったので、直接送ってみた」そうである。話の雰囲気からは、私だけでなく多くの人に知っておいてもらわないと話を進めにくいというのも大きいようだ。メールの内容は初めて知ったことばかりだったので、上司に対して「やはり自分が分かってればいいというやり方か」と思った反面、自分以外にそれを感じている人がいることに安心したのも事実である。今更言うまでもないことだが、人との繋がりは大事だなぁと思った次第。


2005年11月23日(水)

勤労できることに感謝

_ 世間は休日だが、弊社は出勤日。しかしながら、これは生産ラインを抱えた事業所では珍しいことではないと思う。例えば、「○○工程終了後、8時間以上放置しては行けない」というルールがあると、週中の国民の祝日を休みにするのは生産効率を下げるから、週の最初か最後にくっつけろ、ということになる。だけど、前の職場ならいざ知らず、今の職場にそんなラインあったっけなぁ…でもまぁ、某学会で終日出張だったので、お気楽と言えばお気楽ではあったが。


2005年11月24日(木)

学会出張・其の二

_ 「隣の芝生」なのかも知れないが、現在の業務から遠い話ほど面白く感じられた。ニ○ンの回折レンズを利用した撮像光学系(*1)は面白そうだとか、同業他社の発表を見て、同じ部内の別グループでやっている数値計算を自分でもしてみたいなぁ、とか。まぁ、後者は業務の合間にやれることを、時間がないのを言い訳にしているだけなのだが。

_ 現実逃避というのは否定しないが、モチベーションを上げるという意味でも、こういうイベントへ積極的に参加するのは悪くない。

*1: 今回は発表が無かったが、キ○ノンも同様のことをやっていた…というか、そっちの方が先かな

2005年11月25日(金)

学会出張・其の三

_ 久しぶりに朝の東海道線(上り)に乗ったら、エライ疲れた。

_ 今日も面白そうな話があったのだが、将来性は少々厳しいかもしれない。

目の前の現実

_ 予想以上にマージンがない設計になっていた模様。週明け詳細検討だ。

_ 土日で計算させておこうと思い、光学ソフトを走らせっぱなしにして退社したのだが、帰りの電車の中で設定が間違っていたことに気づく。メモリが溢れて計算が止まっていそうな予感。

_ シャワーを浴びている途中で、社外に依頼した計算の仕様が間違っていることに気がついた。週明け最初の仕事は訂正メールを送ることだな。以前同僚が作成した仕様書を転用したのだが、彼の「ここの数値は向こうが○○と入れてきたので、今回もこれを入れておくものだと思います」という言葉を鵜呑みにした自分が間違いだった。この数値は最適化パラメータで、前の計算ではそれが○○だったというのを向こうが連絡してきただけのことだ。同僚が「理由は分からないけど」と言った段階で気づくべきだったな…自分が大事なことを見落としたのは事実なので、今回ばかりは同僚だけを責められない。


2005年11月26日(土)

コミュニケーション不足(違)

_ HEWとマイコン基板の通信が上手くいかずにHEWが固まりまくった。Librettoと繋いでいた時にはこんなことは無かったのだが。

ワイン

_ この時期だとボージョレー・ヌーボーなのかもしれないが、近所の酒屋で最初に目に入った「Zeller Schwarze Katz」なる白ワインを購入。やや甘口で美味しかった。ワインのことはさっぱり分からないのでググってみたら、結構有名な銘柄らしい。

ジョージ・ベスト死去

_ サッカー特番やビデオで見たことしかないのだが、ベストと言えば、とにかくドリブルで、最後はドリブルでキーパーをかわしてゴール、という印象が。ご冥福をお祈りします。

_ ギグスがベストの再来と言われ、そのギグスも選手生活の晩年が近づいている。その後継者はロナルドになるのかな。


2005年11月27日(日)

2部落ち

_ ヴェルディのJ2行きが決定した。最近は、良くも悪くも毒がなくなっていたように思えるが、ここまでとは思っていなかった。周囲のレベルアップに埋もれてしまったとか、読売新聞が手を引いてから強化資金が足りなくなったとか、フロントがダメだとか、考えられる理由は色々あるが、このチームを追いかけていた訳ではないので分からない。しかしながら、何となく寂しいのは事実である。

_ 相馬や森本のように才能ある選手は多いようなので、選手の流出を抑えてラモスみたいな監督が来ればすぐにJ1に復帰できるんじゃないのかな、と思っている。あと、サッカーを知らないフロントを何とかすることか(笑)。全盛期は嫌いなチーム(*1)だったのだが、パスで相手を崩すサッカーそのものは嫌いな訳ではないので、復活を期待したい。

学生気分

_ 今日は一発でHEWとマイコン基板との通信が上手く行った。デバッグモードで「へー」とか言いながら、学部3年の学生実験を思い出しながら楽しんでみる。1年、2年の時の実験テキストは残っているのだが、3年の時の実験テキストだけを紛失してしまったのが痛いところ。

恵比寿

_ 東京都写真美術館で開催中の「キヤノン写真新世紀展2005」に行ってきた。一瞬自分も同じような写真が撮れそうな気がするが、ほんの一瞬だけである(笑)。同じ建物では他にも展覧会をやっているようなので、これもそのうち見に行こう。

_ 同じような写真を撮るのは難しいが、今度の土日のどちらかは、EOS Kiss Digital Nを持って鎌倉へ行こう。

*1: 妙に偉そうな選手が多いのが嫌

2005年11月28日(月)

analogy

_ 今更ではあるのだが、仕事上のふとしたきっかけで(1)波動方程式、(2)Schrödinger方程式、(3)伝熱(拡散)方程式、似ているような、いないような…なんてことを考え始めた。(1)と(2)は、解の時間依存性を指数関数的なものだと仮定して、時間微分をiωで置き換えても良いとすれば、まぁそんなものかな、と、無理矢理納得できなくもない。しかし、同じ時間についての1階微分を含む方程式として(2)と(3)を比較するとどうなるんだ?

_ (3)を眺めつつ、温度や濃度の時間変化が湧き出しや吸い込みに相当するよなぁ…でも、(2)は何が湧き出すんだ?というか、量子力学では何か流れるんだっけ…ということで思い出したのが、確率の流れの密度。J.J. Sakuraiを開くと、波動関数の位相の空間変化が確率の流れを示すとか、プランク定数がゼロの極限でHamilton-Jacobiの方程式になるとか、位相の勾配は波面に垂直だから幾何光学と波動光学との関係と同じだ、とか。うーむ、読んだことがあるはずなのだが、すぐには出てこなかったなぁ…

_ モヤモヤが完全に消えたわけではないのだが、色んなものが繋がってきた気がする。


2005年11月29日(火)

責任論

_ 耐震強度に関するデータねつ造の事件以来、Web日記やblogで責任論について書かれているのを見ることが増えた。自分の場合…

  • 好きにやらせてもらえる分、何かあった場合には針のむしろが待っている
  • 普段は単に放置されているだけなのに、何かあった時だけ文句を言われる

_ どちらとも言えそうな気がするが、前者は部長・課長、後者は係長との関係だろう。前者については責任と権限が1セットになっているから不満はない。後者については、これまで色々書いているから今更改めて書くこともない(笑)

究極の位相差法

_ 定期購読している光学系専門誌に、Aharonov-Bohm効果の話が出ていた。学生の頃に楽しんだ領域ではあるが、今でも実に面白い。


2005年11月30日(水)

_ 気がつけば、11月も今日でお仕舞い。今年も残り1ヶ月である。

物理数学の直感的方法

_ 同僚とdiv, grad, rotについての話になった時に、この本の名前を挙げたのだが、彼は存在そのものを知らなかったそうで、ちょっとびっくり。今でこそ同様の書籍が多数存在するが(そして、より優れたものもあるだろう)、私が学生の頃はこれしか無かったと思うし、少し年上の同僚なら尚更だと思ったのだが。

_ 数年前に改訂版が出た&解析力学の切り抜き紙工作の部分を無くしたので、買おうかどうか思案中だったのだが、その場の勢いでさらに調べてみたら「ヴィジュアル複素解析」という本が凄いらしく、そちらの方が興味津々である。



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