|
発明者のアバウトな提案を権利化しやすくするために、こちらで実施例を考えて特許事務所に明細書への追加を依頼した。その後、発明者が実施例の追加が必要&それを独立した特許にしたいと考えたらしく、案を持ってきたのだが、私が考えた実施例そのままだった。特許事務所への連絡前に発明者にOKを貰っているのだが、ちゃんと内容を見ていなかったらしい(苦笑)
学生時代の研究分野に随分と近い話が出てくるようになった。大学を出てからまともに考えたことがなかったので、学生の頃なら1週間前には気づいたであろうことを今日になって気がついたりして、ちょっと悲しい気分。感覚を取り戻すために本でも買おうかねぇ。理論屋だったので、本と紙と鉛筆(場合により開発環境も)があれば十分である。
もう少し書きたいこともあるが、ここから先は他人の悪口/欠席裁判っぽくなるのでやめておく。
Windows7 on Parallels Desktop に Visual Studio Express 2012をインストールした。すぐにゴリゴリ使う訳ではないが、ちょっとムズムズしてきた。
色々と環境整備をしようとしたのだが、MacPortsでコンパイルに失敗するとかいう類のトラブルで躓いてばかり。
今の上司は一匹狼的な雰囲気があり、醒めたものの見方をする人なのだが、その理由が何となく分かってきた。ここの会社では、特許かノウハウかの判断を誰も判断したがらないので、押し付けられる形で知財がすることになっているそうだ。もちろん責任も知財に押し付けだそうである。また、他社特許の侵害調査についても、技術部門に依頼をしても「そんなの大丈夫だから調べる必要が無い」とやらずにいて、問題になったら「知財が大丈夫だって言ったから」と責任転嫁するという話も聞いた。若い会社の割に、こういうところは時代遅れである。
それではダメだと思っている人も少なからずいるようなので、どれだけそういう人を味方に付けられるかが重要だろう。
本屋で「Xcode 4ではじめるObjective-Cプログラミング」を眺めてみた。最後にiPhone用のアプリを作るのだが、それ以外はXcodeは開発環境というだけで、純粋にObjective-Cの入門書という雰囲気だった。なかなか良い感じの本だと思ったが、残念ながら、今買ったとしても読んでいる暇がない。
開発元に連絡して、某ソフトのライセンスキーを再入手した。これでWindows7 on Parallels Desktopでも従来通りに科学技術計算を行える環境が整ったと言えるだろう。まぁ、厳密には、従来通りどころか従来以上の環境になっていたりするのだが(その分出費も大きかったが)。
研修で講師の話を聞いていて、考えたことがある。
研究者とやり取りしていると、知財の人間は黙って特許事務所との繋ぎだけをやっていろという雰囲気が感じられる。技術者感覚が抜けきらないことも理由の一つなのだろうが、昨日書いたことを考えると、それだけではないだろう。ただ、見方を変えると、知財の人間は繋ぎ業務で満足している/それ以上の能力が無いと思われている可能性もある。
色々とやるべきことはあるんだけど、そのうちの一つは権利化の段階(明細書作成)から関わることなのかな、と思っている。
FDTD法のfree softwareである。今となっては自力での作成は無理なので、こういうものがあるのであれば触ってみようかな、と。各種ユーティリティーのコンパイルでハマり続けていたが、本日一応の動作はした模様…とは言っても出力ファイルの処理が上手く行っておらず、計算結果の可視化ができていないんだけど。
レンズ設計と光学多層膜設計(商用ソフト)、フーリエ光学(FFTWを使った自作)、FDTD(Meep)といったところのツールは整ってきた。あとはRCWA法か…?Matlab/Octaveのアドインと思しきものがあるが、一個くらいは自分で作ってみたいよなぁ。
ほぼ土日の無い生活を送っていることに対しての、上司の言葉。その言葉を望んでいた訳ではないけれど、大変だということだけ分かってもらえれば少しは救われるかな、と。
昨晩帰宅したら、郵便受けに郵便局の不在通知が入っていた。差出人が特許庁と書かれていたので、選択科目の免除だろうと予想して取りに行ってきた。落ちるようなものではないと分かっていても、封を切って内容を確認するとホッとするものだ。