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_ 「写真展 岡本太郎の視線」を見るために、東京写真美術館へ向かう。別のフロアで「植田正治:写真の作法」なるものが開催されているので、そちらも見ようとチケットを購入。受付で「岡本太郎と『うえだまさはる』の1枚ずつ下さい」と言ったら笑顔で応対してくれたが、チケットには"Shoji Ueda"と書かれていた…サラッと流してくれたことに感謝すべきなのだろう(汗)
_ 正直言って「これはいかにも岡本太郎(植田正治)らしい」とかいう感想を持てるだけ作者のことをよく分かっていない。岡本太郎は「芸術は爆発だ!!」と「太陽の塔」という印象で、植田正治は、せっかく同時期に開催しているのだから、どんな作品があるのか見てみよう、ということで、これが初めてだし。「やっぱり素人とは違うよなぁ」というありきたりな感想で…
_ 絵画と写真の違いについて思うところがあったが、考えがまとまった訳ではない。いずれまとめることができればと思う。例えば、写真でキュビズム(*1)みたいなことは可能か?とか。一つの被写体をいろいろな角度から撮影して、それの写真を切り張りする、というのはありかなぁ…先日の「キヤノン写真新世紀展2005」にそんな作品があったような気もするが。
_ 両方見て改めて感じたのは、基本的に、自分の興味の対象は無機物なんだなということ。建物とか風景の写真に目が行きがちだった。