週記以上日記未満 in March, 2006

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2006年3月21日(火)

アルバイト以下

_ 過去に何度か説明した内容で、その時私が「何もそこまで書かなくても」と思うくらい丁寧にノートに書き記していたにも関わらず、今日その話になった時に、ノートのどこに書いたかはおろか、話を聞いたかどうかも満足に覚えていない人間が1名。もう少しで「馬鹿かお前」と言いそうだった。試験と名の付くものは科目に依らずひたすら丸暗記、卒論・修論は指導教官の指示通りに作業しただけ、バブル真っ只中で就職活動には苦労せず、「寄らば大樹の陰」で入った大企業で自己研鑽することなく過ごしてきたという(*1)、絵に描いたようなバブル世代っぷりである。

_ もっとも、そんな人間を中途採用するエライ人にも問題はある訳で、そのエライ人の下で仕事をしている自分もエラそうなことは言えないのかも知れないが。

*1: 全て本人が認めた話だったりして…

2006年3月22日(水)

CAD

_ 職場の3D CAD講習会に参加した。順を追ってと言うことで2Dからの説明だったのだが、使えないと仕事が進まないということはなく、どうしてもやりたいという訳でもないだけに…そう言えば、「使えると便利かな」と手を出したJWWINも長続きしなかった。まぁ、いずれ需要が出てくるだろうとか、覚えることが業務の一つだとか考えることにする。


2006年3月23日(木)

屈折と回折の狭間で

_ 直観と実験結果が正反対で、諸般の状況から直観が間違っていることは分かったのだが、それでは正しい理論的はどうなんだ?というのが分からない。やればやるほど難しさを実感する今日この頃である。


2006年3月24日(金)

昨日の件

_ 良い感じでイメージが湧いてきた。あるべき姿は見えてきたが、実際そこまで持っていけるかどうか、大きな山場かも知れない。


2006年3月25日(土)

枝垂れ桜@本覚寺

_ 。まだ自分のイメージ通りに撮れるようにはなっていない…精進せねば。


2006年3月26日(日)

体調不良

_ 昨晩は、お寺の中で花見とは行かないので、枝垂れ桜の画像を見ながら日本酒を飲んだら飲み過ぎた。今朝は結構な頭痛がしたので昼頃まで寝ていたし、起きたら起きたでお腹の具合が悪い。最近はストレスが溜まっている&寝不足気味で疲れているということを考えて飲むべきだったと反省している。

お買い物

_ 体調がすぐれないとはいえ、ずっと家に籠もっているのもなぁと思い、専門書を探しに横浜駅前のルミネ内にある有隣堂へ。購入した書籍は会社の経費で処理してもらおう。


2006年3月27日(月)

言いがかり

_ 直接担当している訳ではないのだが、所属部署で扱っている製品で顧客トラブルが発生しているという話を耳にした。先日打ち合わせに来た際に、全てこちらの責任だと主張したり、色々理不尽な要求を出した後で、派手な宴会をやって帰っていったそうなのだが、その宴会も、先方からセッティングしておくようにリクエストがあったとか。当該製品を納めている相手は複数あって、最終ユーザーが同じというところもあるのだが、そちらは同様の問題は起こっていないし、最終ユーザーのところでも、同じメーカーの部品を使った商品なのに不良発生率が違うということまで把握しているそうで、今回の相手が運送・梱包のコストをけちって手荒な扱いをしているというのが真実のようである。

_ 担当機種がそう言うお客さんに使われないことを祈るばかりだ。


2006年3月28日(火)

馬鹿の相手

_ しなくて済むならそれに越したことはないのだが、それが自分の上長だとそうも行かない。

_ どこの職場でも、形は違えど業務連絡のための打ち合わせがあると思うのだが、自分のチームはそういうものが全くなく、昼食時に他のチームの人から教えてもらうということが続いていた。上長は「自分が分かっていれば良い」というタイプなのだが、それにも限度があるだろうと思い、先日チクリと言ったら「週1回やりましょう」ということに。先週は忘れたようだが、バタバタしていたのは事実なので文句を言うこともないな、と思っていたら、「先週やらなかったので、今週やらないと、Goldenchildさんにまた言われちゃうから」…やることをやらずに文句を言われたことを根に持つんだからどうしようもない。先輩から「あの人は何でもしつこく根に持つ人だ」と言われたことがあるが、確かにそうである。自分も大人気ないとは思うのだが、黙っていると図に乗るだけだし、「いやぁ、1週間空いちゃいましたねぇ」と皮肉たっぷりに返しておいた。さらにそれを根に持って…なんて無限ループになったりして。

_ 元々上司のやり方にはかなり頭に来ている上に、細々としたことまでつべこべと…もうすぐ期末面談だが、思い切り毒を吐きそうな予感がしている。


2006年3月29日(水)

重ね合わせ

_ 某所で波の干渉(回折)について「"0+0=0"と"(+1)+(-1)=0"では意味が違う」という例え話をした。打ち消し合って振幅がゼロだからと言って、そこを固定端にしても構わない訳ないだろう、ということを言いたかったのだが、正しく伝わっただろうか。「そういう説明の仕方は初めてなのでとても面白かった」と言ってはいたが、私が苦労した甲斐があったかどうかは明日判明する予定。

「何ものにも似ていない」

_ 最近「Web進化論」が売れているそうで、自分も読んでみた。本の内容については置いておくとして、その中で「ファインマン物理学」を引き合いに出している箇所がある。量子力学はニュートン力学とのアナロジーでは理解できないという話だが、Schrödinger方程式は古典的な波動方程式とのアナロジーで説明できる部分はあるし、点光源と不確定性原理の話だってある(*1)。しかしながら、自分の中ではスピンだけは別物だ。形式上は偏光と同じようになるけれど(*2)、スピンについて絵が描けるかと聞かれても「いいえ」と答えるしかない…いつか「はい」と言える日が来るといいなぁ。

*1: この本の筆者が量子力学に精通している訳ではないのだから、別にムキになる必要はないのだが、考えるきっかけを与えられたということで
*2: 例えば、J.J.Sakurai「現代の量子力学」。「ファインマン物理学」は日本語訳第5巻を持っていないので…

2006年3月30日(木)

「怒りを感じる」「内心腹立たしい」「イライラしている」

_ 健康診断のストレスチェック用紙を記入していたら、ちょっとやばいかも、と言う雰囲気が。これは吐き出しておかないとまずいな。

寂しい知らせ

_ 前の部署で一緒に仕事をした先輩が会社を辞めるという話を聞いた。前の勤務地は奥様の故郷であり、家も建てたのだが、弊社の事業所は閉鎖してしまったので、そこで別の勤務先を見つけたのではないかと思うのだが、詳しいことは分からない。

_ お天気屋で苦労した面もあるけれど、この人と何度も一緒に飲みに行ったことが前の部署での一番の思い出だっただけに、寂しい限りである。


2006年3月31日(金)

噴火前

_ シミュレーションにここ最近の成果を盛り込んで、それについて打ち合わせ。上長が、いちいち「その効果が正しく扱えているなら、だけど」と余計な一言を付けてくるのだが、彼はいつもこうである。自分ができないことを部下がやると、そこにいちゃもんをつけて来て、そのくせ「後から分かり易く詳しく教えろ」。そして、教えた後は「俺の方が分かってるんだ」という態度になるのがいつものパターン。

_ 別の人から「『計算しました』だけしかないけど、貴方はどうしたいの?」という突っ込みが。その自覚はあるのだが、ちょっと前向きになれない精神状態なので、後ろ向きにならずに議論のネタを提供するだけで勘弁してくれ、というのが正直な心境。

_ 年度が替わったら武闘派復活かも。穏健中立派が理想なんだけどなぁ(苦笑)

気分転換

_ 会議前に後輩と馬鹿話。新宿・歌舞伎町界隈で萌え萌え、とか。

_ 会議中に収差論の資料を読む。皮肉なことに、こういう時の内職ほど理解が深まるものだ(笑)



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