|
_ マテラッツィにも処分が下されることになって、イタリアで反発の声が上がるのは当然だろう。彼は良くも悪くも見せしめになったのかもしれない。ただ、暴力と侮辱を含んだ挑発行為に雲泥の差があるとは思えない。それは「≒言葉の暴力」じゃないかな。マルディーニの「スターのジダンを正当化するため」という主張も自分がイタリア人なら同意すると思うが、私はイタリア人ではなく、ジダンのファンである。
_ しかし、イギリス人(というか、タイムズ紙の記者?)は皮肉好きだなぁ。「挑発はゲーム」というのは一理あるが、「非紳士的プレーが云々」というのもこの国の人が好んで使いそうな言い回しだと思うが。紳士が挑発をゲームとして楽しむっていうのも、ねぇ。それなら日頃から堂々と「誰も見てなきゃ信号無視もスピード違反も犯罪にはならないんだし」くらいのことを言っても良いと思うが。
_ 仕事でフーリエ光学の計算ををごにょごにょとやろうと思い始めたのだが、テキストボックスに必要なパラメータを入れて「計算」ボタンをクリックすれば計算結果を見やすくプロット&ファイルに出力してくれるようなWindowsアプリケーションが作りたくなった。そして、これにはFFTWを使おうと思い、googleの助けを借りて環境を整備した。そのうち会社でも同じようなことをするかもしれないし、同じコトをやろうとしている人の役に立ったら嬉しいので、メモしておく。
_ VC++はインストール済みとする。まず、fftw.orgからWindows向けのバイナリを持ってきて、これを解凍してできるフォルダ内のファイルのうち、下記ファイルを適当なフォルダに移動。
fftw3.h --- C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\include
*.def --- C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\bin
*.dll --- C:\Windows\Sytem32
_ コマンドプロンプトを開いてC:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\binに移動&そこに解凍してできたフォルダから*.defファイルをコピーして、lib.exeで.libファイルを作る。そのままだと「mspdb80.dllがない」と怒られるので、C:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\Common7\IDEからコピー(終わったら削除)。
lib /machine:i386 /def:libfftw3-3.def
lib /machine:i386 /def:libfftw3f-3.def
lib /machine:i386 /def:libfftw3l-3.def
_ できあがったファイルをC:\Program Files\Microsoft Visual Studio 8\VC\libへ移動する。
_ 次に、FFTWを使いたいプロジェクト(仮にtestとする)で、メニューから「プロジェクト->testのプロパティ」で「test プロパティ ページ」というBOXが開くので、「リンカ->入力」で出てくる「追加の依存ファイル」という項目に"libfftw3-3.lib libfftw3f-3.lib libfftw3l-3.lib"を追加。
_ 試しにコンソールアプリケーションを新規作成して、ソースファイルを追加→そこにLinuxやCygwinで計算していたコードの中身をコピー&ペースト→そのままビルド、という手順で問題なく計算できた。