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転職して2年、異動から9ヶ月、年が明けたと思ったらもう2月、早いものである。
サンプル版を使って大変気に入った弁理士試験用のアプリがあるのだが、正式版がいつ出るのかが全く分からず「ダメだこりゃ」かなぁと思っていた。しかしながら、先ほど作者のブログを見てみると、アンドロイド版は近日発売、iPhone版は上手く行けば2〜3週間後に販売開始と書かれていた。「上手く行けば」というのが微妙だが、自分にできることは上手く行くことを祈りながら待つだけである。
最近妙に忙しい。他社特許を無効化できる資料を探し、自社特許の内容をまとめ、発明の権利化を上手く行かせる案を考える、等。ただ、「忙しいことで『俺って仕事してる』と勘違いしてはいけない」という、社会人になって最初の上司の言葉だけは忘れてはいけないと思っている。
他社特許を潰せそうな先行技術文献を発見した。喜ぶべきことではあるんだろうけど、付加価値を産む訳ではないし、他人のアイディアを潰すことに喜びを感じるというのも如何なものかという気がして、ちょっと微妙。
最近技術者っぽいことを何もしておらず(*1)、そういうことを忘れないために何かやろうと思い、既存のコードの小修正でできる数値計算をやろうと考え始めた。例えば、部分コヒーレントな結像で、位相シフトマスクの計算をすることで正常動作か確認するとか、角スペクトル法のコードを小修正すればアライナーによる露光のシミュレーションになるのではないか、とか。
取りあえず、環境の確認だけはしてみたが、FFTWの必要ファイルが /opt/local/lib や /opt/local/include にある以外は問題なさそうだ。あと、インストールされたファイルの場所をどう確認するのか等、Portsの使い方が良くわからない。Debianだったら "dpkg -L <パッケージ名>" なんだけど(苦笑)
「趣味れーしょん」を更新した。部分的にコヒーレントな結像に関するコードを小修正して位相シフトマスクの計算をしたのだが、マスク部分をちょっといじっただけでも、そこそこ楽しめた。この程度の計算なら息抜きに丁度良い。大した手間ではないので、変更後のコードはupしていない。
今のところ、モデリング用のツールを作る予定はない。時間がないし、単なる使い勝手の問題であり、そうしないと計算できない物理現象がある訳ではない。照明系の設定をもっと柔軟にできるようにして、特殊な照明の場合を扱えるようにすれば、照明系と解像度の関係を計算できるだろうが、今ひとつ興味が湧かないのである。