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以前も書いたのだが、高校の同級生の1人がフリーの翻訳業をやっている。これも以前書いたかも知れないが、発音も高校の時から別格で、彼に音読が当たって読み終わった後は歓声が上がることもあった。
その友人が音楽関係の本の翻訳をしたそうで、翻訳者特権なのか分からないが一冊送ってくれた。試験勉強の息抜きに読もうと思っている。
無限共役な単レンズの正弦条件違反量(OSC)を計算するための、まともに動いていそうなマクロが書けたようなので、レンズ形状とOSCの関係を計算してみた。過去にこの手の計算で使っていたのは他人から貰ったマクロなのだが、気がついたら、グラフを描くのにもっと便利そうなマクロの雛形が用意されていたので、そちらを使おうと思ったのがきっかけである。
焦点距離20mm、設計波長はd線、硝材はBK7(厚さ2mm)という条件は固定である。瞳を10分割して全ての光線が焦点位置で光軸と交わるようにメリット関数を設定して、1面の曲率半径を適当に決めて手入力、1面の4次と6次の非球面係数と2面の曲率半径を変数に最適化した後にOSCをプロットした。画像はその重ね書きである。
左に倒れているグラフが凸平に、右に倒れているグラフが平凸に近い形で、まっすぐ立っているのが最もコマ収差が出にくい形状で、両凸の凸平寄りと言ったところ。まぁ、今まで沢山見てきた結果なので、新たな発見があるわけではなく、ちょっと遊んでみたという程度である。
もう使わないからいいやと思って職場のPCからアンインストールしたのだが、また使う可能性も否定できないと思い始めたので再インストール。デフォルトでTerminalが日本語対応しており驚いた。過去の設定ファイルが残っていたようで、gcc,make,fftw,lapackといったところは何もしなくても揃っていた。数値計算のノウハウも知財とすることを本気で目指す…?
OSCの計算結果がおかしかったのだが、光線追跡する波長をprimary wavelengthに設定するのを忘れていたことに気がついた。球面収差とOSCを比較しようと思い(両者が同じならコマ収差は出ない)同じマクロ内で球面収差を計算→プロットして、ソフトに備え付けの機能の球面収差図と比較した時に、軸上色収差っぽいずれ方だなぁと思ったのが気がついた理由。マクロについてかなり思い出してきたが、今の時期は産業財産法を覚える方が大事である(苦笑)
20.0に更新したら、「週記以上日記未満」のスタイルシートが読めていない。Safariや更新していないWindows 7 on Parallels DesktopのFirefoxだと問題ないので、ブラウザの問題と思われる。設定で何とかなるのかねぇ。
担当者より技術的に知っていることがあるせいで、技術的な相談を受けたり、技術打ち合わせへの同席を期待されたりすることがあるのだが、知財担当者としての感覚を磨くにはマイナスに働くことがある。設計者の感覚で仕事をすると、具体的な設計例にこだわるため、広く権利範囲を確保するという感覚が弱くなりがちで、それでは権利範囲が狭くなると上司から指摘を受けることになる。最近はこの辺りの基準がブレまくっているという自覚もある。
ただ、設計者としての感覚を捨て去るのは勿体ないと思っているので、立場に応じて上手く切り替えられるようにするのが理想であり、それを目指そうと思う。未練がましいが、両立は無理だと思った時に止めればいい。
知人からTV番組を録画したDVDを貰ったのだが、当然ながら地デジの録画で、CPRM未対応のレコーダ(RD-XS41)やMacでは見ることができなかった。そこで急遽Windows7 on Parallels DesktopにPower DVD Expert4をダウンロード購入→インストールして、番組を見ることができた。
特に理由はないけれど、敢えて新しいレコーダを買おうという気にはならないんだよなぁ…