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_ 「動植綵絵」と「釈迦三尊像」が120年ぶりに再会ということで、間の時間に見に行ってきた。「動植綵絵」は皇居三の丸尚蔵館で見たけれど、広い部屋で「釈迦三尊像」と並べて見ると迫力が違う。ずっとこうしておいて欲しいくらいだ。
_ 今回はフレーム内に多くの人を入れようと撮影したら、引き過ぎの画像ばかり。あと、後からWebで他の人が撮った画像を見たりして、上賀茂神社まで追っかけて見ておけば良かったと思ったので、諸々含めて来年以降にリベンジしたいところ。
_ 受講を申し込んだセミナーの講師から、前もって内容などにリクエストがあればという連絡が来たのだが、そこで思わぬ事実が発覚。講師の話によると、今回のは某ソフトを使い倒すためのセミナーであり、私のように使用経験がない場合はかなり辛いかも、とのこと。某ソフトは何でもと行って良いくらいに色々なことが出来て、それを使いこなすのも大変だから解説を、というのがセミナーの主旨だそうだ。
_ これまで幾つか自分の業務・興味についての技術セミナーを受けてきたが、「実践」「実務」と銘打っていはいるものの大半は、そこで用いられる基本概念の説明程度で、それをどう活用するのかは話がなく、謳い文句には程遠い。むしろ「入門」という言葉を付けるべきである…というか、とある「入門」セミナーで聞いた話の方が勉強になった(*1)。そのセミナーでは講師の方が「それぞれの職場で使っているツールが違うだろうし、それに加えてノウハウが入るので、一概に『このやり方はこうだ』と言えない部分が多い。しかし、それ以外の共通項的と思われる考え方については説明する」という主旨のことを言われて基本概念の活用について説明をされたのだが、それだけでも十分考察のネタになった。
_ 共通項であればどのツールを使っても説明可能なはずだから、最大公約数的なツールを使って共通項的な考え方の理解を深めるというセミナーがあればなぁと思いながら探していて、目に入って来たのが今回のセミナーだったのだが、「人間見たいと思うものしか目に入らない」という典型例だったようだ。まぁ、最大公約数的なツールを判断するには世の中にあるものを一通り使ってみなくては行けないし、どんなに操作法が分かり易いツールでも、操作方法を聞きながら右往左往することがあるだろうから、自分でも虫の良い注文だとは思う。
_ 今回のセミナー、一応状況は考慮はしてくれるということだけど、どうなりますか。