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_ 光関係の仕事をしているが、この手の話については素人である。
_ カメラグランプリ2007はペンタックスのK10D、特別賞はソニーのα100、どちらも本体内蔵の手ぶれ補正だ。レンズで補正した方が画質が良いという話は学会発表や技術セミナーで聞いたことがあるのだが、もし両方式がユーザーが満足するレベルを超えているのであれば、レンズを選ばない点で本体内蔵型の方が有利ではないだろうか。
_ そもそもどこまで必要な機能か、という疑問もある。脇を締める、フラッシュを使う、三脚を使う、のいずれかでOKじゃないの?と思うシチュエーションが少なくない。EOS Kiss Digital NとLUMIX LX-2を使っているが、今のところ手ぶれ補正が無くて困ったことはないか、手ぶれ補正を使っても無駄、という経験しかない。まぁ、私は色んな意味で脇が甘い人間なので、手ぶれ補正を使って脇を締めれば撮れるものでもぶれてしまっているという可能性は否定しないが。
_ 絞って露出時間を増やしたくなると話が違ってくるのかも知れないが、お手軽に一眼レフを使いたいという人がそこまで使いこなすのか疑問である。携帯電話のカメラのように、もっとぶれ易い用途で光学式手ぶれ補正が普及して欲しいところだが、こちらはコスト面で厳しいかも知れない。